たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

新春・宝塚スペシャル

2019年01月03日 23時14分57秒 | 宝塚
 ちょうど一年前は初めての宝塚大劇場遠征で『ポーの一族』11時からの貸切公演を観劇した1月3日、明日の今頃は現実に毒されるのほんとですか、いや残念ながらほんとなんですけどって思いながら美しい舞台に現実を忘れました。必死に生き抜いた一年、あっという間では片付けられない一年後の今日は、実家のでかいテレビで元旦の新春口上と星組公演『エストレージャス』がノーカットで放送された番組をみました。10日あまり先に観劇予定の舞台を先にテレビでみてしまうのってどうなのかなあって思いながらみたのですが、これを生で観劇するのがすごく楽しみって思える美しい舞台で心が満たされました。

 スペイン語で星々という意味だそうな。中村暁先生の一路真輝さん主演、雪組の『サジタリウス』が40分と短いショーながらすごく好きで、その流れを汲んだオーソドックスな宝塚らしいショーだと思いました。トップコンビの紅ゆずるさんと妃咲愛里さんのデュエットダンスが三回もあり、いずれの場面もお二人がすごく美しかったです。紅さんが愛里さんの手をひいて銀橋を渡るところでは、お二人が手をつないだアップをハイビジョンカメラがしっかりとらえてくれてありがとうと思いました。フィナーレのデュエットダンスはしっとりと美しいものでした。お二人の笑顔から幸せがあふれだしていました。最後に紅さんが愛里さんをハグした時の優しい手とお顔の表情もアップで映し出してくれてありがとうと思いました。二人だけの特別な時間。ビジュアル最強のトップコンビ、お二人の、心から信頼しあっていることが静かに伝わってくる愛にあふれた笑顔と美しさになにか浄化されたような清々しい、清らかさを感じました。星組生たちが紅さんの歌を特等席で聴いています感満載の場面があったり、退団公演的な内容にも感じられるような場面が多くって、わたしの勝手が妄想ですが、なんとなくお二人はすでに卒業の時を決めているのかなと感じました。なんというか納得している方がもつ、清々しいものがお二人からあふれているような、わかりませんが、そう感じさせる美しさがあったように思います。

 愛里さん率いる娘役さん群舞の場面が二回ありましたが、全く違う衣装と髪型でどちらもすごく美しいと思いました。ショートカットの愛里さん可愛いすぎるし、カッコいいし、どの衣装もお似合いだし、可愛いだけでなく色々な色が出るトップ娘役に成長し、可愛らしいままに貫禄が出てきていると思いました。両隣の有沙瞳さんと音波みのりさんもすごく可愛くて、ビジュアル最強の娘役群舞。ダンスが美しかったのは言うまでもありません。ビジュアル力、やっぱり大切。

 三回目のデュエットダンスのかげソロが娘役さん二人のデュエットですごく美しい歌声。これを大劇場で聴くの、楽しみです。七海ひろきさんのソロ場面があるのも胸あつ。サヨナラショーですね。17年もがんばってきた方のラストステージ。有沙さんとのデュエット、赤い衣装の有沙さんがこれまたすごく可愛くて七海さんと見つめあうシーン、素敵でした。青を基調とした舞台装置も衣装もキラキラで、客席降りは二回。見どころ満載で目が足りなさそうです。予習ができて観劇がすごく楽しみになりました。あと10日ほどはあまり情報をいれないようにして日帰りバスツアーの日を待ちたいと思います。無事に行けるといいな。

 その前に自転車、今日は昨日よりほんの少しだけ左足がペダルにのっかる回数と時間が増えました。ほんの1秒とか2秒だけね。あと10日ほどで乗れるかな、乗れると信じて。おっとその前に仕事探しなどなど・・・。


舞台写真はツィッターから拾いました。










年明け早々、日が暮れてから熊本で地震、余震はまだまだ続くのでしょうか。穏やかな一年でありますようにと祈ります。