2018年12月17日、ミュージカル『オン・ユア・フィート』https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cc4a6f6873af806c09a2ee635fa9a409
2018年12月18日、ミュージカル『オン・ユア・フィート』(2)https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cdd29e1ef0c349caeafde72ac9a801ce
グロリア・エステファン
https://ja.wikipedia.org/wiki/グロリア・エステファン
『オン・ユア・フィート』思い出し日記。
ラテンのリズムがノリノリの舞台でしたが物語としてはかなり切なかったと思います。グロリア・エステファンの半生を描いた物語で史実にもとづいているというところに重みがあります。栄光の裏にこんな史実があったのかと驚きました。誰の人生にも葛藤と苦悩がある、そんなところが等身大で共感できる物語でした。結婚に迷ったグロリアがベッドに寝たきりの父の体をさすりながら、言葉を発することのできない父に、答えてくれたらいいのに、心の中の声をきくことができたらいいのに、という内容の歌を歌っているとき、父は天国へと旅立ちました。ベッドに横たわっていたのは父ホセを演じた栗原英雄さんではなく、他の役者さんが後姿だけみせていて、旅立った父ホセが軍服姿でグロリアの前に現れ、グロリアを励ますという演出でした。なかなかに泣けました。
予備知識なしに観劇したのでグロリアが「有名になんかなりたくなかった」「famous~♪」と歌った後、場面が切り替わり、酸素マスクをつけてベッドに横たわるグロリアの姿が舞台上に現れた時にはどうなってしまうのだろうと固唾をのみました。脊髄を損傷し大手術に成功したあと車椅子から立ち上がろうとリハビリに励むグロリア。舞台復帰が決まったことを夫から告げられると人前に立つことをこわがるグロリアに夫エステファンがファンからの手紙がたくさん届いていることを伝えます。ファンからの手紙が次々と読まれる場面、残念ながらわたし歌はわからなかったのですがゴスペルの衣装に身を包んだ役者さんたちが一人一人手紙を歌い上げていくという演出でなかなかに胸あつでした。歌うまの方ばっかりでぐっとせまってきました。手足の長い朝夏まなとさん演じるグロリアが車椅子に身をゆだねたまま体を震わせている姿がたまらなく愛しく思えました。鮮やかな青いドレスに身を包んだグロリアがアメリカンアワードで歌う姿が素敵でした。手足の長いまあ様が歌い踊る場面がどこを切り取ってもかっこよかったですが、はじめてエステファンの前で曲を披露するときは長い手足を持て余し気味にピアノを弾く姿はお茶目で可愛らしかったです。
(舞台写真は全て東宝公式ツィッターよりお借りしています。)







母ファハルトを演じた一路真輝さんの舞台を引き締める存在感と華、すごかった。

Wキャストの相葉裕樹さんが休演することとなり、シングルで夫エステファンを演じる渡辺大輔さん。グロリアとすれ違いがうまれながらもどこか楽天的でへこたれない、明るさを失うことなく事故にあったグロリアにあなたのせいだと責めらながらもグロリアを支えていく感じが素敵でした。

終演後は一路さんのトークショーに、「すごく楽しそうだから」とまあ様が登場。20年の違いがあるとのことで、一路さんの20年上は汀夏子さん、OG公演の舞台で会った汀夏子さんに、「あんた歌うまいなあ」って声かけられたと話す一路さんの姿はきびしい表情の舞台から一転、素はお茶目ないっちゃんに。チャーミングでした。まあ様が披露した天然ボケのエピソード。舞台でエステファンがカセットテープに録音した曲を流す場面、稽古場で音源が流れた時自身の携帯の着信音が鳴ってしまったと勘違いした一路さんがすごい勢いで携帯を捜し始めたとか。まあ様「自分の携帯の着信音、知らないんですか?」いっちゃん「娘が時々勝手に携帯をいじって着信音を変えるので知らない間にまた変わっていたのかと焦った」みたいなやりとり。エピローグのノリノリの場面、いっちゃん「わたしはみえないように隅の方で歌っています」まあ様「いやいや、稽古場ではウィンク飛ばしてくれたじゃないですか」みたいなやりとりもあったかな。どこまでも太陽のような笑顔のまあ様と、自身のファンの年齢層を心配してペンライトの振り大丈夫でしたかと気づかってくれるお茶目ないっちゃん。楽しいトークタイムでした。最後は一路さんと客席で写真撮影。
こうして田舎に引っ込んでしまうと日比谷が遠い。2月にラブネバ観劇にいきます。ベルばらOGコンサート、一番高い席ならまだ少しあるみたい、どうしようかな・・・。
2018年12月18日、ミュージカル『オン・ユア・フィート』(2)https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cdd29e1ef0c349caeafde72ac9a801ce
グロリア・エステファン
https://ja.wikipedia.org/wiki/グロリア・エステファン
『オン・ユア・フィート』思い出し日記。
ラテンのリズムがノリノリの舞台でしたが物語としてはかなり切なかったと思います。グロリア・エステファンの半生を描いた物語で史実にもとづいているというところに重みがあります。栄光の裏にこんな史実があったのかと驚きました。誰の人生にも葛藤と苦悩がある、そんなところが等身大で共感できる物語でした。結婚に迷ったグロリアがベッドに寝たきりの父の体をさすりながら、言葉を発することのできない父に、答えてくれたらいいのに、心の中の声をきくことができたらいいのに、という内容の歌を歌っているとき、父は天国へと旅立ちました。ベッドに横たわっていたのは父ホセを演じた栗原英雄さんではなく、他の役者さんが後姿だけみせていて、旅立った父ホセが軍服姿でグロリアの前に現れ、グロリアを励ますという演出でした。なかなかに泣けました。
予備知識なしに観劇したのでグロリアが「有名になんかなりたくなかった」「famous~♪」と歌った後、場面が切り替わり、酸素マスクをつけてベッドに横たわるグロリアの姿が舞台上に現れた時にはどうなってしまうのだろうと固唾をのみました。脊髄を損傷し大手術に成功したあと車椅子から立ち上がろうとリハビリに励むグロリア。舞台復帰が決まったことを夫から告げられると人前に立つことをこわがるグロリアに夫エステファンがファンからの手紙がたくさん届いていることを伝えます。ファンからの手紙が次々と読まれる場面、残念ながらわたし歌はわからなかったのですがゴスペルの衣装に身を包んだ役者さんたちが一人一人手紙を歌い上げていくという演出でなかなかに胸あつでした。歌うまの方ばっかりでぐっとせまってきました。手足の長い朝夏まなとさん演じるグロリアが車椅子に身をゆだねたまま体を震わせている姿がたまらなく愛しく思えました。鮮やかな青いドレスに身を包んだグロリアがアメリカンアワードで歌う姿が素敵でした。手足の長いまあ様が歌い踊る場面がどこを切り取ってもかっこよかったですが、はじめてエステファンの前で曲を披露するときは長い手足を持て余し気味にピアノを弾く姿はお茶目で可愛らしかったです。
(舞台写真は全て東宝公式ツィッターよりお借りしています。)







母ファハルトを演じた一路真輝さんの舞台を引き締める存在感と華、すごかった。

Wキャストの相葉裕樹さんが休演することとなり、シングルで夫エステファンを演じる渡辺大輔さん。グロリアとすれ違いがうまれながらもどこか楽天的でへこたれない、明るさを失うことなく事故にあったグロリアにあなたのせいだと責めらながらもグロリアを支えていく感じが素敵でした。

終演後は一路さんのトークショーに、「すごく楽しそうだから」とまあ様が登場。20年の違いがあるとのことで、一路さんの20年上は汀夏子さん、OG公演の舞台で会った汀夏子さんに、「あんた歌うまいなあ」って声かけられたと話す一路さんの姿はきびしい表情の舞台から一転、素はお茶目ないっちゃんに。チャーミングでした。まあ様が披露した天然ボケのエピソード。舞台でエステファンがカセットテープに録音した曲を流す場面、稽古場で音源が流れた時自身の携帯の着信音が鳴ってしまったと勘違いした一路さんがすごい勢いで携帯を捜し始めたとか。まあ様「自分の携帯の着信音、知らないんですか?」いっちゃん「娘が時々勝手に携帯をいじって着信音を変えるので知らない間にまた変わっていたのかと焦った」みたいなやりとり。エピローグのノリノリの場面、いっちゃん「わたしはみえないように隅の方で歌っています」まあ様「いやいや、稽古場ではウィンク飛ばしてくれたじゃないですか」みたいなやりとりもあったかな。どこまでも太陽のような笑顔のまあ様と、自身のファンの年齢層を心配してペンライトの振り大丈夫でしたかと気づかってくれるお茶目ないっちゃん。楽しいトークタイムでした。最後は一路さんと客席で写真撮影。
こうして田舎に引っ込んでしまうと日比谷が遠い。2月にラブネバ観劇にいきます。ベルばらOGコンサート、一番高い席ならまだ少しあるみたい、どうしようかな・・・。