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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

When Autumn Comes

2020年09月15日 23時22分40秒 | 『赤毛のアン』
The city is around us,and the clamor of the mart;

Its grip in on our pulses,and its clutch upon our heart.

We cannot hear the music of the olden dreams and days;

We have no time to tread in thought the sweet forgotten ways.


But when the tang of autumn air sweeps up the breathless street.

With sudden hint of reddening leaves and garnered fields of wheat,

of golden lights on pastures wide and shadows in the glen,

Our souls thrill with the yearning wish to be at home again.


Out there the misty sea laps glad on crisp and windy sands;

Out there the smoke-blue asters blow on breery meadow lands;

Out there the joyous marigolds in marsh and swamp are bright-

Despite the breath of chilly morn and nip of frosty night.

The air is ripe and pungent,and the sky is free fro stain:

The fallen leves are whispering in many a woodland lane;

Ans o to roam upo the hills when all the west is red,

When the moon rises from the sea and stars shine overhaed!

And O to see the homelight from the farmhouse window glow,

Athwart the purple-falling dusk as in the long ago;

To hall it with our eager eyes when pilgrimage is o'er,

And dream one dream of boyhood 'neath our father's foof

once more!

 THEPOETRY of LUCY MAUD MONTGOMERYより

都市は私たちの周りにあり、マートの騒ぎです。

私たちの脈をつかみ、心臓をつかみます。

私たちは昔の夢と日々の音楽を聞くことができません。

私たちは甘い忘れ去られた方法を考え込む時間がない。


しかし、秋の空気の息吹が息をのむ通りを掃くとき。

突然紅葉のヒントと小麦畑が生まれ、

牧草地の広い黄金の光とグレンの影

私たちの魂は、再び家に居たいという憧れの願いに感動します。


そこには霧の海がさわやかで風の強い砂の上でうれしい。

そこには、スモークブルーのアスターが草地の牧草地を吹き飛ばします。

湿地と沼地の楽しいマリーゴールドは明るいです。

肌寒い朝の息吹と冷ややかな夜のニップにもかかわらず。

空気は熟していて刺激的で、空は汚れから自由です:

森の小道の多くで落ち葉がささやいています。

Ans oは、西がすべて赤のときに丘を歩き回ります。

月が海から昇り、星が輝いているとき、過大評価されました!

そして、農家の窓からの家の明かりが光るのを見ると、

昔のように紫に落ちる夕暮れを避けます。

巡礼が終わったとき、私たちの熱心な目でそれをホールに収めるために、

そして、少年時代の一つの夢を夢見る

もう一度!

プリンス・エドワード島への旅で購入したモンゴメリさんの詩集をようやく少しずつ読んでいます。詩を詠むのは苦手だし、英語が全部わかるわけでもなく、ただ赤毛のアンの原文にある登場する風景描写と同じ単語も登場するので読めないけど読める感じでしょうか。一応Google翻訳にかけてみましたが直訳なので読めない方がいいのかも。わかなくてもそのまま味わってみる。積読はまだまだあるので少しずつ・・・。

 写真は2012年秋のプリンス・エドワード島への旅から、赤毛のアンの舞台アヴォンリーのモデルとなったキャベンディッシュ、グリーン・ゲイブルズの近くにあるモンゴメリさんが働いていた郵便局を再現したもの、奥はモンゴメリさんが通った協会。モンゴメリさんが歩いたのと同じ道を歩いた時間は人生の宝物、足元からモンゴメリさんを感じました。






宙組『FLYING SAPA-フライングサパ-』日生劇場公演を観劇(2)

2020年09月15日 13時46分54秒 | 宝塚
2020年9月14日;宙組『FLYING SAPA-フライングサパ-』日生劇場公演を観劇(1)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5a6c5a72c3394388d5996f81852dcc9a

 二階席後方の中央、今まさに動いている舞台のセットの裏、暗がりの中にスタッフさんたち?がいるところまでみえるのは生の観劇の醍醐味。舞台装置の移動をデジタルにしたところもあるそうですが、宝塚はアナログ、おじさんたちがせっせと動かしていると上垣聡先生がブログに書かれています。

『FLYING SAPA-フライングサパ-』、科学者であった故に大戦争が起こった地球から逃れる難民船に乗ることができた難民ブコビッチは研究にいそしみ人類がポルンカで生きていくためのデバイス「へその緒」を発明しました。総統01にのし上がったブコビッチが一元化管理するポルンカでは、違い、闘争心、自殺願望者の意識データをあらかじめ察知して未然に防ぐため、過去の記憶を漂白した兵士を差し向けることで平和を保っていました。ブコビッチは意見を違えた科学者ロバートキンを撃ち、さらに取材に訪れたジャーナリストでイエレナの母タマラをも撃ってしまいました。レジデンス総統01への復讐だけに生きるイエレナ。総統01とイエレナ、どちらの生き方も否定することも肯定することもできない。ノアから父親の科学者ロバートキンと母をブコビッチに撃たれた過去を聞かされても、湧いてくるべき憎しみの感情がおこらずからっぽなままの自分に苛立つオバク。

 重い場面が多い舞台の中で、サパ粒子によって総統01のデータ管理から逃れている違法ホテルから、希望を求めてサパのへそをめざす一行が羽を休める10日目の夜。きびしい道のりをひたすら一行が歩く様子を表現したダンスの動きが面白かったし、みんなが寝静まった夜静かに流れたノアの澄んだ歌声は日生劇場に子守唄のようでした。梅田芸術劇場の千穐楽より、さらに優しく響いていました。ノアの子守唄が流れる中、オバクの父ロバートキンからもらった隕石のペンダントをオバクに差し出すミレナ。劇中いっさい笑顔をみせることのないミレナが唯一やさしい表情になったと思う場面、オバクにおでこをくっつけて「ビビビビビビ」って、自分の思いを伝わるようおまじないをかけている姿が可愛かったです。難民ブコビッチによってつらい記憶を消してもらいブコビッチの娘として難民船に乗ったミレナ。違法ホテルで自分の部屋に忍び込んできた男を撃ってしまったことで記憶がよみがえろうとして「この血のにおい、知っている」「頭が痛い」と錯乱するミレナ。ノア先生の処方した薬をのむとオバクの膝の上で眠るミレナ。膝の上で眠るミレナの肩を抱きながら「違いがなくなっても淋しい、この淋しさはなんだ」とつぶやくオバク。

 イエレナと今はオバクとなったサーシャは恋人同士で婚約発表をしようとしていた時肉親を撃たれたという過去、イエレナとかつてはニーナだったミレナとは友達同士だったという過去。違法ホテルでオバクと会った時ノアとイエレナはオバクの過去を知っていて過去を呼び覚まそうとして近づいた。オバクは自分の過去を知ろうとして、自分の過去を知っているらしいイエレナにまず近づいていった。イエレナの部屋で白いシーツをかぶっているシーン、オバクが「おまえはおれの体をよく知っているらしい」というのはスミレコードの色っぽさだったかな。ミレナはあまりにも変わってしまったイエレナの姿に最初わからなったと言い、イエレナの方ではミンナをわかっていた。この人間関係の中で唯一過去が描かれなかったノアの過去がすごく気になります。かつてのサーシャに思いを寄せているとわかってもイエレナを愛しぬこうするノア。投降してきた兵士を撃ってしまうイエレナに、おまえのやっていることはただの殺戮に過ぎないと諭すと無能だと言い放たれても愛しぬこうするノア。

 願わくはノア先生@キキちゃん(芹香斗亜さん)の出番がもう少しほしかった。イエレナ@夢白あやちゃん、サーシャの恋人だった過去と復讐心だけで生きる今の痛々しい姿との演じ分けがお見事だし、銃をかまえた後ろ姿がとてつもなくかっこよかった。夢白ちゃん、『異人たちのルネッサンス』でフィナーレのデュエットダンスだけ星風まどかちゃんの代役をつとめた時すさまじい批判のつぶやきをみかけましたが納得させましたね。明日から芝居の雪組に異動。美しさと演技力にさらに磨きがかかっていくことでしょう。

 フィナーレがなかった舞台、最後にみんなでサパのダンス、緊張感みなぎる舞台を無事やり終えてみんなほっとするのか素に戻っていますね。特にキキちゃんの笑顔が素の女の子に戻っているようにみえました。

 梅田芸術劇場公演のライブビューイング観劇録と同じことも書いていますが、生で二度目の観劇はより自分の中で嚙み砕くことができてより深く心に入ってきました。もう少し書くかも・・・。
 










ミッドタウン日比谷前





東京宝塚劇場



シアタークリエ



 オンデマンド配信で視聴したキキちゃんと英真なおきさんの対談、キキちゃんの楽しいエピソード。星組時代の『オーシャンズ11』、本公演では紅ゆずるさん演じるベネディクトの手下ボブで黒髪、新人公演は金髪のラスティを演じることになり悩んだ結果、地毛は金髪リーゼント、本公演では黒髪のかつらをかぶることにしたキキちゃん。英真なおきさん(当時は星組組長)をおさえつける場面で、ザかつらになっていたのがおかしくて、笑ってはいけない場面で笑いがとまらず我慢するのが大変だった。ダニーを演じたちえさん(柚希礼音さん)は笑ってしまうのでキキちゃんをみようとしなかった。キキちゃん、星組生たちは面白いことをしているのをジュンコさん(英真なおきさん)にみせたかったと。面白王国の住人キキちゃん、宙組『』オーシャンズ11』のジョンソン先生では楽屋の化粧前ほぼジョンソン先生グッズで、毎回みんなを笑顔にしようと一生懸命だった話はまた別に書くとしましょう。



ささやかなブログへの訪問、ありがとうございます。
書き直しをすることが多いですがご容赦を・・・。