たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『アナスタシア』-特別プロモーション映像公開

2020年09月29日 23時24分11秒 | 宝塚
「この度、三井住友カード株式会社様のご協賛により上演する、宝塚歌劇宙組公演 三井住友カード ミュージカル『アナスタシア』に先立ち、特別プロモーション映像をお届けいたします。   

主演の真風涼帆、星風まどかと芹香斗亜の3名が、劇中で歌う楽曲を初公開。今回、真風が演じるディミトリ役に提供された新曲も披露しています。

 ♪She walks in(真風 涼帆)
 ♪The Neva Flows(芹香 斗亜)
 ♪Journey to the past(真風 涼帆・星風 まどか) 」

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2020/anastasia/special_002.html

 こういうことこそ大きく報じてほしい、このブログに書いたような気がしますがコロナで収入の道を絶たれた日本オーケストラ連盟に一億円寄付したSMBCグループ。

株式会社三井住友フィナンシャルグループ様からの ご寄付の受領
https://www.orchestra.or.jp/information/2020/post-29/

 いつVISAが抜けたのかわかっていませんが明日海りおさんの退団公演『青い薔薇の精』以来、こうしてまた冠スポンサーになってくれました。キキちゃん、オンデマンド配信で視聴した英真なおきさんとの対談で悪役が好き、心底悪い役がやりたいって話していました。その悪役とは違うかもですが、星風まどかちゃんを執拗に追い回す役なんて楽しみすぎます。稲葉先生、熱い。衣装も舞台セットも豪華になること間違いなし。期待大の舞台。

 疲れた心になによりも効く劇団からのお知らせ。11月7日の宝塚大劇場初日ライブ配信あるかな、12月14日の千穐楽はライブ配信とライブビューイング、あるよね。それまで生き延びなければ・・・。

 かつて銀座のリバイバル上演専門の映画館でユル・ブリンナー、イングリッド・バーグマン主演の『追想』という作品をみたことがあります。バーグマン演じる記憶喪失の女性を皇女アナスタシアに仕立て上げるというお話でした。まあ様(朝夏まなとさん)の退団公演『神々の土地』からの流れで、それ以外は前知識なしで観ようと思います。

 なかなか希望はみえないけれど、こんなに希望がない社会だけれど、舞台には希望がある、劇場に灯る明りは希望。一縷の希望を求めて、明日はまさかの当選のぞコン、なんにもグッズ買いませんが楽しもうという気持ちにかわりはありません。終演後は急ぎシャンテでおなかを満たしたら急ぎ帰ってこなければ。その前にコンタクトレンズの検診をもう一度受けねばと。

 なんとか生き延びていくのだよ、自分。
 
 心がざわざわしたままでは眠れないので気持ち休めの投稿、また連投となりました。
 
 ささやかなブログへの訪問、ありがとうございます。

 ポスター画像は劇団のHPより、中止となる前のものです。


 
 

2つの表現について

2020年09月29日 19時24分14秒 | 祈り
全国自死遺族総合支援センターHPより
「自死」と「自殺」2つの表現について
https://www.izoku-center.or.jp/media.html

 自死遺児である山口さんの講演を聴講したのが、自分と同じ立場の方にあった最初でした。妹が旅立ってから15年余りが過ぎた頃だったと思います。自分の立場を受け入れたくて、なぜ死んでしまったのか知りたくて、長時間、仕事量二人分の過重労働を続けながら毎週金曜日の夜カウンセリングスクールに行っていました。初めて自死遺族の会に参加した時には自分と同じ立場の方がこんなにもいらっしゃるのかと驚きました。苦しんで苦しんでわたしがたどり着いた答えは、答えはどこにもないのだということ。時間がどれだけ過ぎようとも事実は変わりません。自分宛てに書かれた手紙を読んでしまえば心が張り裂けそうになり、とめどなく涙がこぼれおちるばかりでどうしようもなくなります。手紙はもう帰るつもりのない郷里の実家の仏壇にあります。また妹と同じなのだと、ただその事実に日曜日からずっと心がざわざわしています。この事実を生きていかなければならないのは苦しいです。具体的な手段など報じる必要はありません。傷つけないでほしいと思います。




そっとしておいてあげてほしい

2020年09月29日 13時26分16秒 | 祈り
著名人の自殺、過度な報道を控えるよう要請 厚労省
https://news.livedoor.com/article/detail/18968473/

 かつて岡田有希子さんが突然旅立ったとき大々的にセンセーショナルに報じたのはフライデーというゴミ雑誌だったでしょうか。ネットで検索してみると今もあるんですね、このゴミ雑誌。海外に目を向ければ、2008年の旅で通りましたが、パパラッチから逃げようとしたダイアナさんを乗せた車が激突した痕跡が今もパリの道路の壁に残っています。人の好奇心を刺激するセンセーショナルな内容であればあるほどお金になるのは世界共通ということでしょうか。需要と供給のバランスで、テレビは視聴率がとれるから永遠と報道し続けるということでしょうか。

 いちばんこわいのは人、人がいちばんこわい、コロナよりもこわい。