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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい

2020年09月30日 22時46分44秒 | 宝塚
 15時30分開演、Bバージョン千穐楽、東京宝塚劇場の舞台上に生バンドの響き。舞台セットの「ノゾミ!!」なんとか撮ることができていました。タイトルは「NOW! ZOOM ME!!」、もともとは4月30日に初日を迎えるはずだった舞台。半年遅れの今だから沁みるものがありました。いろいろと持っているものを空いている隣の席において、忘れて楽しんでほしいというだいもん(望海風斗さん)のことば。幕間の35分をはさんで、2時間35分ほぼ歌いっぱなし、踊りっぱなし、ずっと笑顔。いい芸名ですね。真彩希帆(まあやきほ)ちゃんとのコンビを「希望コンビ」と名付けたのは、お披露目公演『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』の作・演出を担当した野口幸作先生。真彩ちゃんの出演するバージョンではなかったですが、希望ということばをいっぱい届けてくれました。みんなが今求めているノゾミ、希望が東京宝塚劇場にはあふれていました。だいもんと凪様をはじめとする雪組生、ほんとにありがとうございますと思いました。コンビを組んでからびんぼうな作品が多いことをぱろった二幕最初の芝居でも『ファントム』の美声を今一度生で聴くことができたし、ライブビューイングだった『ひかりふる路』『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』のテーマソングも生で聴くことができたし、齋藤吉正先生、自分のデビュー作『BLUE MOON BLLUE』のテーマソングいれてきて、たかみー(高見沢俊彦さん)が当時の月組のために書き下ろした「ENDLESS DREAM」だと思い出せるまでに時差ありましたけど、学園天国などの昭和歌謡から渡辺美里さんの曲から、ミュージカルソングまで、生バンドに生の歌声、歌いっぱなしでもクオリティが落ちることはなくさすがでした。この舞台に出会えるとは思っていなかったので幸せでした。「ひとかけらの勇気」と「夢は世界をかけめぐる」、オンデマンド配信で視聴していましたが生で聴く響きは格別でした。歌う人それぞれの説得力。東京宝塚劇場、こんなに音響がよかったかしらと思いました。中止によって本拠地である宝塚大劇場と東京宝塚劇場での上演となった舞台。これまた作品にとってはよかったのかもしれません。このコンサートのために「夢をあつめて」を書き下ろしたナオト・インティライミさんが観劇されていたと最後にだいもんから紹介がありました。今は時間ないので書けませんがいい歌詞です。

 開演の10分前に東京宝塚劇場名物の公演デザートを予約したらスタッフさん、笑って驚いているのが背中で聞こえましたけど無事幕間においしくいただきました。帝国劇場の売店にいつも立っていたスタッフさんが2階の売店にいらして、帝国劇場の売店は動いていないからグループ会社の中でこうして雇用を守っているのかなと。他にもいらっしゃったのかもしれません。お手洗いの並ぶところには立ち位置マークに番号までふってあって細かく丁寧な備え。ロビーの照明も中止期間中に変ったようです。

 4月上旬、稽古途中で中止となってからいつ再開できるかわかないけどいつ再開してもいいように常に準備しながら過ごしていた、ずっと家にいるのはつらくなってきたので音楽学校もいれうと20年住んでいる宝塚の街をはじめてゆっくりと歩いた、美しい街だと思ったとだいもん。

 東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱいでした。これで明日体が動かなかったらシャレになりませんね。コンタクトレンズの検診にいったら右目が見えすぎているとわかりさらに度を落とし乱視の矯正も変えて両目で0.9の視界。遠くからだとバスの表示がちょっと苦しいですが手元は楽になりました。明日の朝なにもできないのではないかという不安感。6ヶ月ぶりの稼働、二年ぶりの街。とにかく眠剤で何時間でも休まねばです。『眩耀の谷』の脚本が掲載された「ル・サンク」を無事に入手。ゆっくり読めるといいですが時間切れとなりました。24時間後の自分はどうしているのでしょうか。ドキドキします。まだまだ書きたいところですがこれに
て。

 ささやかなブログへの訪問、ありがとうございます。






2020年『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』-レンブラント「34才の自画像」

2020年09月30日 07時25分12秒 | 美術館めぐり
2020年『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/d3c60b7639793c80f5e1fb235df7525f

2020年『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』-モネ『睡蓮の池』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/7025665ada494ffa56a9d9d51c8101c2

2020年『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』-フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/1fcd83b9ba4353a10022cf95d67d9f4d






 レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
 34歳の自画像
 1640年頃
 油彩/カンヴァス

 レンブラント、とファーストネームのみサインしたのはラファエロにならったというゆん(古川雄大さん)の音声ガイドによる案内でした。

「自画像の画家が到達した“内面の表現”

 レンブラントは生涯に、油彩だけでも60点以上、版画や素描も含めると75点を超す自画像を描いた。17世紀には、有名な画家の自画像を欲しがる市民も現れ、その需要に応じた側面もあるが、この画家が晩年に至るまで大量の自画像を描き続けた理由はそれだけではない。きまじめに座った姿、変装し、表情や動作を演出した姿。多種多様な自画像を描くことで、光線の使い方、色調と明暗の配分、演出とその効果など多くの研鑽を積むことができる。そして何より、自分を描く以上、画家自身の内面が浮き彫りになる。絵の中の自分を見つめ続けた画家は、他のジャンルの作品においても、内面を表現する天才と評されるに至った。」

(『週刊世界の美術館-アムステルダム国立美術館』より)




2018年『ルーブル美術館展』-「レンブラント」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/a5a0604735afaa446c7ebfe0dc4c09f8

2009年2月‐6月『ルーヴル美術館展』_17世紀ヨーロッパ絵画(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/c54943529a6f094de0231f47c819ec00