だいもんがインスタグラムに綴っているように、この一年間の宝塚を小林一三さんは天からどのようにご覧になってきているのでしょうね。(OGさんの多くが口をつむぐなかでよく言葉を選んで綴ってくれました。ずいぶん心を痛めてきただろうと思います。)何があったのか本当のところはわかりません。私的に妹が30年前の9月に家で首つって死んだという事実を背負い続けていかなければならない立場でもありとても苦しい一年でした。大切なのはどんな亡くなり方をしたかではなくどんなふうに生きたかなのだと理屈ではわかっていても結局心ではいまだわからず、コロナ騒動が終わろうとしていくタイミングでの一年前の出来事、コロナ騒動でそれまで当たり前にあった諸々のつながりが断ち切られたことは無関係ではないと思うし、抗精神病薬の副作用で希死念慮が引き起こされたのではないかと思ったりもしますが、どう受けとめていけばいいのか答えはみつかりません。これからもみつからないでしょう。コロナ騒動で社会がいかにおかしなことになっているのかがみえて自分の先がみえないという苦しさの中で、希望の場所としてきたところ、心の糧としてきたところでの出来事。これ以上応援し続けることはすごく苦しいのかと思ったり、いやでも命がけで届けられる舞台はなにものにも代えがたいと思ったり、揺れ動き続けています。この曖昧さをひきうけていくしかないと思います。8月の観劇で何人もの生徒さん、特に上級生が痩せてしまったのをみるとそれぞれ相当苦悩の日々を過ごしてきたのだろうなと思いました。診察していた医師も後悔があるのではないかと推察しています。劇団幹部は警察から発見時の状況を説明されたでしょう、それを想像しただけでも戦慄です。それぞれがそれぞれの立場で今日という日に想いを巡らせていることと思います。それぞれに答えのない答えをさがし続けていると思います。どこにも正解はありません。ただ週刊誌に芸名と写真をさらされ続けた生徒さんたちの悪口をブログやツィッターに書き続けるのはやめていただきたいです。みてしまったらミュートかけていますがしばらく前に悪口を書き続けていることで読者を稼いでいる?ブロガーの記事を流れてきたツィッターから読んでしまいました。宝塚ブロガーとして有名な方でしょうか、そういう方は検索をかければ上位にヒットするように設定していて、そうだそうだその通りという方々が群がり悪口の巣窟。贔屓は褒めまくる一方で晒され続けた生徒さんたちを口汚く罵り続けるなんて見苦し過ぎます。快感でやめられないのでしょうが記事にしたら、それを読むことで傷つく人がいることもお忘れなく・・・。
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