北朝鮮が将来、核弾頭を搭載したICBM=大陸間弾道ミサイルをアメリカに向けて発射した場合に備え、ハワイ州が住民への警報を含む対応の指針を策定したことがわかりました。
北朝鮮は今月、ICBMの発射実験に初めて成功したと発表し、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは、このミサイルがハワイとアラスカを射程内に収めていて、技術がさらに向上すれば、今後2年以内に核弾頭を搭載してアメリカ西海岸を攻撃する能力を獲得する可能性があると指摘しています。
ハワイ州の緊急事態管理局は20日、NHKの取材に対し、北朝鮮が将来、核ミサイルをアメリカに向けて発射した場合に備え、対応の指針を策定したことを明らかにしました。
愛国者の邪論 「北朝鮮が将来、核ミサイルをアメリカに向けて発射した場合」とは、どんな「理由」で「発射」するのか、全く隠ぺいしています。
NHKが入手した指針では、ミサイルが飛来するおそれがあるという情報が入った場合に、速やかに住民に警戒を呼びかける警報システムを整備する計画です。また、屋外にいる場合はとにかく最寄りの建物の中に入ることなど、緊急の対処方法を説明する冊子を作成し、住民に配布するとしています。
愛国者の邪論 ミサイルが飛来するおそれはどんな場合に起こるのか!これも全く隠ぺいしています。或いはこういうことに疑問すら持たないのがNHKなのでしょうか!まっやく不思議です。
ハワイ州は東西冷戦の時代にソビエトの核攻撃に備えた計画を策定しましたが、北朝鮮の核ミサイルを念頭に対応策をまとめたのは初めてで、ことし11月をめどに警報システムを整備し、訓練を実施する考えです。
愛国者の邪論 旧ソ連とりはるかに軍事力では遅れている北朝鮮ですが、「東西冷戦の時代にソビエトの核攻撃に備えた計画を策定」したにもかかわらず、「核攻撃」は全くありませんでした。何故でしょうか!
ハワイ州の緊急事態管理局のヴァーン・ミヤギ局長は「北朝鮮がハワイを標的にミサイル攻撃を成功させる可能性は現段階では非常に低いと考えているが、無視することはできず、常に対応策を更新していかなければならないと考えている」と話しています。(引用ここまで)
愛国者の邪論 「北朝鮮がハワイを標的にミサイル攻撃を成功させる可能性は現段階では非常に低い」と言っているにもかかわらず、NHKは騒ぎ過ぎでしょう!北朝鮮の「ミサイルがハワイとアラスカを射程内に収めていて、技術がさらに向上すれば」今でも日本が攻撃されそうだというようなことを実際のニュースでは語ってます。しかも、このニュースはアメリカ政府の公式の見解ではないのです。「アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループ」の発表だというのです。こんなことが頻繁に行われたら、キリがありません!全くケシカラン話です。
逆に言えば、北朝鮮の「核軍事抑止力」論を認めているのです。北朝鮮の思う壺です!同時にアメリカの思う壺です。国民の目線に立って考えるならば、憲法平和主義と非核三原則を使った、核兵器禁止条約を批准する立場こそ対置すべきです。