愛国者の邪論

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中国共産党政権の人権民主主義弾圧政治に対するテロ行為はやむなし?安倍政権とNHKに大渇!

2014-05-24 | マスコミと民主主義

安倍政権とNHKはテロを容認するのか!

中国共産党政権に対するテロ行為は許される!?

またしてもウルムチでテロ事件が起こりました。このような事件が起こっても、日本政府とNHKをはじめとする日本のマスコミは、テロが起こっても当然であるかのような視点の報道を繰り返してきました。今回も同様です。そこで、その記事を掲載し、検証しておくことにしました。

愛国者の邪論は、中国共産党政権が人権と民主主義を弾圧・抑圧することを容認するものではありません。それを批判する安倍政権と報道する日本のマスコミを否定するものではありません。しかし、問題は、中国共産党政権を批判する安倍政権矢日本のマスコミが、日本における人権と民主主義を抑圧していることを棚上げして、中国共産党政権を批判することを問題にしているのです。この立場は一貫しています。

今回も同様です。タイ国の軍事クーデターを徹底して批判しない安倍政権と容認するNHKの報道を日本に当てはめて時、どうなのか。そこに大きな問題があると同じように、中国共産党政権の国内における人権と民主主義を抑圧・弾圧することを日本に当てはめると、やはり重大な問題があることは明らかです。しかし、その視点は、中国共産党政権に対する反対運動がテロという行為を伴うことを容認することにならないのは当然です。

ところが、安倍政権にとってみると、同じ人権と民主主義という言葉を使ったとしても、様相は全く別問題となっているのです。そこにスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・トリックがあるのです。対中危機と脅威を煽り、安倍政権の抑止力論を正当化する、憲法改悪の地ならしをするために、中国の危機と脅威を利用するのです。そのような手口が容認される日本は、大問題と言えます。

以下、その記事を掲載さいておきます。ご覧ください。

テロ対策強化の中国 再び起きた爆発事件  5月23日 4時56http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014660601000.html

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中国・新疆ウイグル自治区のウルムチで、車が暴走したうえ爆発物を投げつけるなどして31人が死亡した事件で、習近平指導部は中国全土でテロや治安維持対策を強化していたさなかの事件に大きな衝撃を受けているものとみられます。国営の新華社通信によりますと、新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチでは22日、野菜などを売る朝市に2台の車が突っ込んで暴走し次々と人々をはねたあと、何者かが車から爆発物を投げつけるなどして31人が死亡、94人がけがをしました。中国政府は今回の事件を「暴力テロ事件」だとしたうえで、習近平国家主席みずから迅速な捜査と犯人の厳しい処罰、それに連鎖的な事件の発生を防ぐよう指示しました。ウルムチでは先月30日にも駅で爆発が起きて3人が死亡、79人がけがをした事件が起きたばかりで、今月に入ってから中国全土でテロや治安維持対策を大幅に強化していました。また来月には1989年に北京で起きた天安門事件から25年、再来月にはウルムチで起きた大規模な暴動から5年となり、社会の安定を最優先とする治安当局にとっては政府への抗議行動や暴力事件に対し、ふだんにも増して神経をとがらせる時期を迎えています。こうしたさなかに起きた今回の事件に習近平指導部は大きな衝撃を受けているものとみられますが、こうした事件が起きるたびに「テロとの戦い」を訴えて締めつけを強化するばかりで有効な手立てを見いだせていないのが現状です。(引用ここまで

愛国者の邪論

この事件について、MHKラジオは、カーニー報道官がテロは問題で認められないとコメントしたと報道しました。しかし、テレビは、その部分をカットしているのです。このアメリカ政府のコメントを覆い隠す理由は何か、そこに安倍政権とNHKの姑息が浮き彫りになります。

ウイグル族の男2人 事件関与の可能性  5月23日 19時19http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014685521000.html

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中国・新疆ウイグル自治区のウルムチで、車が暴走したうえ爆発物を投げつけるなどして、120人以上が死傷した事件で、警察は、事件のあと、行方が分からなくなっているウイグル族の男2人が関わっていた可能性があるとみて、捜査していることが分かりました。新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチで、22日朝、起きた事件では、野菜などを売る朝市に2台の車が突っ込んで暴走し、何者かが車から爆発物を投げつけるなどして、31人が死亡、94人がけがをしました。国営の新華社通信によりますと、車にはナンバープレートがついておらず、警察当局は、「現場に残された証拠から、計画的で組織的なテロだ」との見方を示したということです。この事件で、ウルムチの警察が現場近くのホテルに20代のウイグル族の男2人の情報提供を求めていることがNHKの取材で分かりました。ホテルの従業員によりますと、22日夜、警察からホテルに、「2人を見つけたら連絡をするように」という指示が届いたということです。また、インターネット上では、当局が出したウイグル族の容疑者2人の手配書とされるものが、顔写真つきで一時出回り、その中には事件発生から1時間余りあとの「午前9時すぎにバスに乗り、北に逃げた」と記されていて、2人の名前や年齢などはホテルの従業員の証言とも一致しています。中国共産党系の新聞「環球時報」は23日付けの紙面で、今回の事件に詳しい人物の情報として、「テロリストと疑われる5人が死亡した」と伝えましたが、警察は行方が分からなくなっているウイグル族の男2人が事件に関わっていた可能性があるとみて、捜査していることが分かりました。

共産党の建物など市内は厳戒態勢

新疆ウイグル自治区のウルムチでは、事件のあと、中国共産党の建物をはじめ、市内各地に武装した警察官が配置され、厳重な警戒態勢が敷かれています。ウルムチの中心部にある、中国共産党新疆ウイグル自治区委員会の建物の正面には、3台の警察車両が配置され、隣接する広場には、自動小銃を携えた30人ほどの武装警察の隊員が巡回していて、ものものしい雰囲気が漂っていました。また、中心部のモスクには、イスラム教徒のウイグル族が、金曜日の礼拝を行うため、大勢、集まっていましたが、そのすぐそばにも、武装警察が配置されていました。さらに、市内各地の小中学校や銀行の前でも、武装警察が周囲を見張っていて、事件の再発を防ごうと、厳重な警戒態勢が敷かれています。

治安強化策を強調

22日、中国・新疆ウイグル自治区のウルムチで、120人以上が殺傷される事件が起きたあと、中国メディアは、各地で治安対策が強化されていることを一斉に伝えていて、相次ぐ事件を受けて治安当局が極めて神経質になっていることがうかがえます。このうち国営の中国中央テレビは、23日の放送で、山東省青島で武装警察がテロ対策の訓練などを行ったと伝えました。訓練は、最近行われたものだということで刀などを持った暴漢を武装した警察官が組み伏せる様子が紹介されました。インタビューに応じた責任者は「隊員は、実弾を装填(そうてん)して24時間パトロールを行い、何かあれば、すぐに出動し1分以内に到着する」と述べ、治安対策を強化していることを強調しました。また、23日付けの北京の新聞各紙も北京の警察が新たな部隊を発足させるなどして、事件が起きた際、重要地域では1分以内、そのほかの地域でも3分以内に対処できるようにすると伝えています。中国では、事件が起きるたびにこうした治安の強化策が打ち出され、主要メディアを通じて伝えられますが、先月30日の爆発事件に続いて、今回も、多数の死傷者を出す事件を防ぐことができなかったことから、治安当局が極めて神経質になっていることがうかがえます。(引用ここまで)

ウイグル自治区 伝統衣装着用禁止に反発  5月23日 21時40http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014686541000.html

22日、120人以上が巻き込まれる殺傷事件が起きた中国の新疆ウイグル自治区では、イスラム教を信仰するウイグル族に対して、当局が伝統的な衣装の着用を禁じる動きを強めていて、反発が広がっています。このうち、自治区西部のアクス地区にある幼稚園では、今月に入ってから当局からの指示だとして、携帯電話のショートメールで保護者に対し、伝統的な衣装を園児に着せた場合には退園させるという通知が出されたということです。また、アメリカ政府系のラジオ局「ラジオ・フリー・アジア」は同じアクス地区のクチャ県で今月20日、スカーフを着用した女子学生らが拘束されたことに抗議する数百人規模のデモが起き、目撃者の話として、警察当局との衝突で少なくとも4人が死亡したと伝えています。このほか、地元メディアによりますと、今月に入って自治区政府が伝統的な衣装のモデルを定め、宗教色が濃くないものに「標準化」していくことを決めたということです。近年、ウイグル族の間ではアイデンティティーの高まりなどを受けて、宗教的な色彩の濃い服装を着用する人々が増えていますが、自治区政府は「テロ組織に惑わされている」などととして取締りを強める考えです。ウイグル族の間では、政治や経済の面で圧倒的な力を持つ漢族との間に大きな格差があることに加え、民族の習慣や宗教活動への締めつけに対して反発が強まっています。 (引用ここまで

 関連記事

国メディア「計画的で組織的なテロ」 (5月23日 14時51分)

テロ対策強化の中国 再び起きた爆発事件 (5月23日 4時56分)

中国 ウルムチの市場で車など爆発し死傷者 (5月22日 12時01分)

中国・新疆での爆発事件「テロと断定」 (5月18日 23時03分)

 ウイグル自治区 先月末にも爆発事件 (5月22日 13時29分)

疆ウイグル自治区では、少数民族のウイグル族が、漢族との経済や政治の面での格差や、宗教活動に対する中国政府の締めつけに不満を募らせ、死傷者が出る抗議活動がたびたび起きているほか、先月30日には爆発事件も起きています。このうち、2009年7月には、今回、爆発が起きたウルムチで、中国政府への抗議デモが大規模な暴動につながり、およそ200人が死亡しました。また、去年4月には南部のカシュガル地区で、ウイグル族のグループが地元当局と衝突して、住民や警察官合わせて21人が死亡したほか、その2か月後の去年6月にも東部のトルファン地区で刃物を持った集団が警察施設などを襲い、合わせて35人が死亡しました。さらに、先月30日には、習近平国家主席が新疆ウイグル自治区を視察に訪れた直後にウルムチにある鉄道の駅前で爆発が起き、3人が死亡、79人がけがをしました。この爆発事件について、地元の公安当局は、新疆ウイグル自治区の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動」という組織による計画的なテロだと断定しました。このほか、去年10月には、首都北京の天安門広場の近くで車が歩道に突っ込んで炎上し、5人が死亡する事件があり、中国政府はこのときも、「東トルキスタン・イスラム運動」が事件に関与したとして、ウイグル族に対する締めつけを強めていました。引用ここまで


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3 コメント

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テロ (鬼丸竜馬)
2014-05-24 11:35:15
テロは許されるものではありませんが、
少数意見を黙殺する限り、テロは無くならないでしょう。

徹底的な議論と、納得が必要です。

納得するために、教育が必要です。
返信する
プロパガンダ (夢想正宗)
2014-05-24 21:37:04
プロパガンダ
これは どちらの国にも当てはまる
政府が喧伝
国民を洗脳
画して融和は訪れず
返信する
可笑しな話し (夢想正宗)
2014-05-24 22:24:33
可笑しな話し
中国との対話
しかし横浜の中華街には行くのに
神戸の中華街も昔から人気が有った
アジア共同体の実現!
返信する

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