トランプにおべっかを使う安倍晋三首相を励ます東京新聞は大丈夫か!?
米中・米朝・米韓・米露・米欧・米イランなど
トランプ大統領が撒き散らしている
偏狭なナショナリズムは憲法平和主義と真逆だ!
まして安倍首相は新天皇を政治利用している!
世界のトランプ批判勢力と対峙させるつもりか!
日米同盟は日米核兵器軍事同盟であり
日米友好条約ではない!
ゴマカシ・スリカエ・デタラメは破棄すべし!
東京新聞 トランプ氏訪日/日米の絆の価値を知れ 2019/5/24
壊し屋の来訪に歓迎ムードよりも身構えるような警戒感が漂う。トランプ米大統領が二十五日に訪日する。米国が築き上げた戦後の国際秩序の破壊がもたらす弊害を安倍首相は説いてほしい。
まるで敵国同然の扱いである。トランプ氏が日本や欧州からの輸入車の増加を「安全保障上の脅威」と決めつけたことだ。言い掛かりも甚だしい。
米国は昨年、鉄鋼、アルミニウムの輸入に追加関税を課した際にも「安保上の脅威」を理由に挙げ、カナダをはじめ同盟国の怒りを買った。世界貿易機関(WTO)が安全保障を理由にした輸入制限にたがをきつくはめているのは、こうした乱用を防ぐためだ。
貿易問題は訪日時の首脳会談の主要議題になる。再選に向けて成果が欲しいトランプ氏は性急だ。首相は踏ん張りどころである。
米国が多くの国と長年にわたって培ってきた同盟・友好関係は、大切な財産である。米国単独では対処できない国際問題は数多い。その場合、同盟国・友好国は頼りになる存在だ。
トランプ政権は二〇一七年にまとめた外交・安全保障の指針の「国家安全保障戦略」で、中国、ロシアとの「大国間の競争が復活した」という現状認識を示した。この競争に勝ち抜くためにもパートナーの協力は有益のはずだ。
ところが、同盟・友好を軽視するどころか一顧だにしないのがトランプ氏だ。中国やイランばかりでなく同盟国・友好国もルール無視で脅し、屈服するまで締め上げる。
こんな身勝手ぶりに加えて、一貫性のない外交姿勢が国際社会の信頼をどれほど損ねたことだろう。米国の圧倒的な国力の前に各国とも面従腹背を決め込むが、関係は着実にむしばまれていく。
外務省が昨年、米国で行った対日関係の世論調査では、日米安保条約を「維持すべきだ」と答えた割合は68%と、前年よりも14ポイント下落した。
一九九六年から続く調査でこれほど急落したのは一三年の67%以来だ。
不要論が増えたわけではなく、「分からない」との回答が17ポイント増えて28%に達したのが響いた。条約の必要性に抱く米国民の確信が揺らいでいるのがうかがえる。 日米関係は戦後、アジア太平洋地域の安定と繁栄に寄与してきた。もはや不可欠となった両国の絆の大切さをトランプ氏には知ってほしい。(引用ここまで)