愛国者の邪論

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待機児童2.35万人!隠れ待機児童6.73万人!安倍応援団のNHKと赤旗の記事を比べるとゴマカシ満載!

2016-09-03 | 子どもの権利条約

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待機児童 全国で2万3500人余 2年連続増加

待機児童 全国で2万3500人余 2年連続増加

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保育所などの空きを待っている待機児童は、ことし4月の時点で、全国で2万3500人余りだったことがわかりました。去年に続いて2年連続の増加となり、厚生労働省は「受け入れ先の整備を進め、平成30年3月までに待機児童ゼロを目指したい」としています。

厚生労働省によりますと、ことし4月時点の待機児童は全国で2万3553人で、去年より386人増え、2年連続の増加となりました。
都道府県別では、最も多かったのが東京で8466人、次いで沖縄が2536人千葉が1460人などとなっています。一方、北陸や東北の一部などの合わせて9つの県では待機児童が1人もいなかったということです
待機児童の増減は、保育所などへの申し込みが集中しがちな都市部を中心に232の市区町村で増えた一方で、193の市区町村では減っていました。
保育所などの全体の定員は、整備が進んだことで272万人余りと、ことし4月までの1年間におよそ9万5000人分増えましたが、共働きの世帯などの増加で入所を申し込む子どもも、およそ8万7000人増えました。
厚生労働省は「待機児童の対策は自治体によってばらつきがある。受け入れ先の拡大を進めて平成30年3月までに待機児童ゼロを目指したい」としています。

待機児童の把握のしかた統一へ

待機児童について、厚生労働省は「両親が働いている場合など保育の必要があるのに、入所できていない子ども」と定義しています。ただ、自宅から離れた保育所を提示されて断ったり、入所を待つために育児休業を延長したりしている場合は、自治体の判断で除外できることになっています。
こうした理由で、待機児童とされていない子どもは、ことし4月の時点で、全国で少なくとも、およそ3万7000人に上り、専門家などからは「実態を反映していない」と指摘されてきました。

このため、より実態に即した人数を把握しようという自治体もあり、岡山市は、ことし4月から待機児童とする対象を「第3希望まで調整しても入所できなかった子ども」に拡大しました。その結果、岡山市の待機児童数は729人と、去年のおよそ5倍に急増しました。
厚生労働省は待機児童の把握のしかたを自治体の間で統一する必要があるとして、近く専門家による検討会を設け、年内にも方針を示すことにしています。(引用ここまで

待機児童2年連続増

厚労省 「隠れ児童」6万7000人超に

2016年9月3日(土)

厚生労働省は2日、認可保育所などに申し込んでも入れない「待機児童」が、4月1日時点で前年同期より386人多い2万3553人となったと発表しました。2年連続の増加です。

一方、育休延長などで待機児童には数えられない「隠れ待機児童」が6万7354人にのぼり、前年比8293人も増えたと公表。

実際に保育所に入れない児童は9万人を超え、安倍政権が掲げる2017年度末の「待機児童ゼロ」は破綻に直面しています。

同省によると、16年度の申込者数は前年度比8万6684人増の255万9465人。15年度からの「子育て新制度」によって保育の受け入れ枠は、認定こども園や小規模保育などにも拡大され、9万4585人分増。一方、認可保育所の受け入れ枠の増加数は対前年比で1万3929人分減っています。

待機児童は都市部に集中し、東京都8466人、沖縄県2536人、千葉県1460人の順。

首都圏・近畿圏の7都府県と政令・中核市で全体の74・3%(1万7501人)。

市区町村別では東京都世田谷区の1198人、岡山市729人、那覇市559人、千葉県市川市514人となっています。

認可保育施設の総定員は約263万人、自治体独自の認可外施設などを含めると272万人となりましたが、ニーズに追いついていないのが実態です。

現在、認可施設に入れなくても、地方単独事業を利用▽育休中▽特定保育所を希望▽求職活動を休止中の場合は待機児童から除外することができます

「隠れ待機児童」数のトップは横浜市の3110人です。(関連記事)

 政権の待機児童策破たん

保護者ニーズに応えず

2016年9月3日(土)

厚労省が2日発表した保育所待機児童数(4月1日現在)によって、認可保育所を希望しながら入所できない子どもの数は9万人を超え、2年連続増加という深刻な事態となりました。安倍政権の「待機児童解消」プランの行き詰まりを示しています。

国は「待機児童解消加速化プラン」で受け皿を増やしているとしきりに宣伝していますが、これまでの認可外施設を加えた“水増し”をしているのが実態で、安心して預けられる認可施設を求める保護者のニーズに応えたものとなっていません。実際、認可外施設を含めた受け皿は272万人となっていますが、都市部での深刻な不足があり、256万人にのぼる利用申込者の需要を満たすには程遠いのが現状です。

認可保育所の保育拡大分は、認定こども園への移行もあり、前年比1万3929人分減となっています。

待機児童の7割を占める1~2歳児の保育利用率が4割を超えるなど、急速に需要が高まるなか0~5歳児まで安心して通える認可保育所を中心に据えた抜本対策こそ必要です。

しかし、安倍政権は、詰め込みと規制緩和路線を相変わらず続けています。

国の最低基準を上乗せしている自治体に一人でも多く受け入れるよう要請。

小規模保育施設の定員増定員超過となっている保育所への補助金減額の猶予期間も引き延ばすなど詰め込みを奨励しています。

新たな認可外保育施設である「企業主導型保育」を導入し、約5万人分増やす構えです。

待機児童解消のために急がれる保育士の処遇改善策も、補正予算では見送り、来年度予算に先送りしていますが、わずか月6000円の増額で、全産業平均より約10万円低い賃金の引き上げには程遠い中身です。

数のごまかしから決別し、保護者の求める安心・安全の認可保育所の増設こそ進めるべきです。(鎌塚由美)

グラフ:保育所などの定員と待機児童数の推移

 



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