私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2006年11月12日(日)磯浜漁港・新地漁港,釣師浜

2006年11月12日 | 磯浜漁港
■2006/11/12(日)13:30-14:00【天気】曇り時々晴れ,小雨
【場所】釣師浜,新地漁港,磯浜漁港
【種名】ヒメウ,コサギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒドリガモ23,クロガモ48(4科7種)
【備考】この日は翌日の出張の下見ついでの探鳥だったが,釣師浜と新地漁港は全然だった。釣師浜のカモメ類は数も少なく,2種のみ。しかも,いつもと違い,警戒心が強く,かなり遠いのにさっさと飛んで行ってしまった。この浜はサーファーや散歩の人たちが多いので,もしかしたらよほど怖い目にあったのかもしれない。ということで磯浜漁港に行ったがここも何もいない。海浜公園の前面海面を見ると,釣り人のすぐ目の前にクロガモの群れが浮かんでいる。いつものクロガモの波乗りの光景で,今季の初認だ。さらに見るとそこから沖の方にへ目をやるといくつかのの群れがいた。4から12,3羽のグループになっていて,♀や若鳥は数が少なかった。♂の若鳥は成鳥♂のような黄色いこぶはないが,よく見ると少し平らに盛り上がっていて,周囲に黄色い部分があるのがわかる。♀は若鳥に似ているが,若鳥も成鳥もこぶや黄色い部分はない。写真でもわかるが成鳥♂の初列・次列風切りの裏面はやや淡く光に反射すると白く見える。舌は薄いピンク色で,口を大きく開けるとあごが外れたように大きくなる。それで大きい獲物も飲み込めるのだろう。ところで,貝など飲み込んだ後はやはり砂嚢で擂り潰すのだろうが,やはり人間業ではない。ビロキンがいないかと探したがヒメウしかいなかった。遠くに翼鏡が白く見えのがいたのですかさず撮影したが,拡大するとただのヒメウだった。
【写真】
  
■クロガモの群れ/若鳥♂が混じる/口を開けているクロガモ
  
■初列風切りが光を反射して淡く見える
  
■真ん中の写真では初列の裏はほとんど白く反射している/遊んでいるのか,争っているのか,よく見る光景だ。


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