私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2007年8月6日(月)鳥の海

2007年08月12日 | 鳥の海
■2007/8/6(月)8:10-8:40【天気】晴れ
【場所】鳥の海,海岸,周辺田圃,松林
【種名】ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,マガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,シロチドリ9,メダイチドリ4,オオメダイチドリ成鳥夏羽1・幼羽2,ミユビシギ3,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ウグイス,セッカ,メジロ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科32種)
【備考】オオメダイチドリが来ているという情報で朝早く鳥の海に来てみた。オオメダイチドリの成鳥夏羽は見たことがなかったので,とても楽しみだった。現場に着くとKさんが先に来ていて,テトラポッドの方に昨日いたという情報だということで行ってみた。それらしい姿は見あたらなかったので,いるなら浜の上の方だろうと引き返した。双眼鏡で見ると遠かったが,すぐそれと分かる群れがいた。幼羽の1羽が砂丘をおりて浜にいったので,渚の方から遠回りして順光から撮影した。すると,上の方で,もう1羽の幼羽(とは言ってもこっちの方が成長が早い感じの個体)がプリリプリリイと,上がっておいでとでもいうように啼いていた。その声でちょっと小さめの幼鳥が砂丘を登っていくと,そっちに成鳥らしいオオメダイがいた。あとで,7羽ほどで飛んでいったが,3羽がオオメダイということだったようである。オオメダイチドリ幼羽のコメツキガニとの格闘シーン(おおげさ)は,ブログ右サイドの「0408鴫千鳥秋 」をご覧下さい。シロチ,メダイ,オオメダイの識別は「2005年8月21日(日)蒲生海岸」の記事を参照してください。
【写真】
  
■遠くに見えたオオメダイ幼羽/砂浜に降りてきた幼羽。メダイの幼羽(丸く鱗状)とは雨覆の部分のパターン(細長く不揃いで擦れた感じ)が特に異なる。嘴も開くと細長いのがわかる。
  
■砂浜のオオメダイチドリを撮影していると,南側の遠くの砂浜にシロチのグループがいた。
  
■上の方から呼ぶような声がして上がっていった幼羽と,啼いていた幼羽。明らかにこちらは羽が整っている。
  
■オオメダイチドリ幼羽,上の写真の個体
  
■2番目の幼羽(上の個体),砂浜に降りていった幼羽個体,オオメダイチドリ成鳥夏羽個体
  
■飛び立つオオメダイチドリ成鳥夏羽,メダイチドリ,浜辺のシロチ


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