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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今年の広瀬川は、小鳥の数が少ない。去年の4月が、いろいろいただけかもしれないが。来週に期待。

2015年7月26日(日)大沼・赤沼

2015年07月25日 | 大沼・赤沼
■2015/7/26(日)6:05-11:45【天気】晴れ 他5/10,9/23,10/3
【場所】大沼,赤沼
【種名】カルガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ヨシゴイ,ゴイサギ,アマサギ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,オオヨシキリ,コヨシキリ,セッカ,ムクドリ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ(15科25種)
【メモ】大沼にカンムリカイツブリの繁殖状況を見に行った。昨年は大雨とかで営巣が危機的な状況もあったが,今年はそういうこともなく順調に営巣が進んで,一番は2回目の営巣をしていると言う話だった。あまり行かないので詳細はわからないが,この日は大きくなった幼鳥と成鳥,おんぶしたヒナ2羽にに魚をあげているペアを観察することができた。そのうち,カンムリカイツブリに沼になるかもしれない。環境が保たれることを願うのみだ。一方,赤沼は以前の様な自然はいまだ回復していない。葦原が全くないので,以前のように目の前でオオジシギが見られたりなどということもない。以前の赤沼は冬季水が少ないときには,カモ類やサギ類(これは変わらないが),4月の田圃に水を引くために貯水池として満水になる前には複数のセイタカシギがよく来ていた。セイタカシギを観察するなら赤沼が定番だった(以前の記録参照)。6月から秋にかけてはアジサシ類,秋になって水を落とすと,ジシギや陸シギの他,種類も多くなる。シギチを見るなら大沼より赤沼という状況だった。津波がすべて変えてしまったということになる。
【写真】
  
■5/10大沼の水面にはまだアシの葉が頭を出していない。バンがたくさんいて縄張り争いをしている/大沼から赤沼に注ぐ水路のカルガモ若鳥とカイツブリの親子
  
■カイツブリの親子/慌てて逃げるバンのヒナ/バンの成鳥
  
■カイツブリの親子。ヒナは3羽いて,そのうちの1羽が親にべったりだった。ひな2羽は水路の隅にいてじっとしていた。この親子は目の前に自分がいてもあまり気にせず,羽繕いをしたり水浴びしたりしていた。
  
■カンムリカイツブリの親と幼鳥(跳ねるコイ)/ヒナに給餌する親
  
■小魚をヒナに給餌するカンムリカイツブリの親
  
■カンムリカイツブリの親子/バン成鳥
  
■カンムリカイツブリ幼鳥9/23/カイツブリ幼鳥9/23/餌を採ったコサギ赤沼10/3


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