会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

研修視察

2010-12-14 19:13:16 | 地域情報
12月14日(火)
~特養で 介護受ける もの悲し~
昨日のようにどんよりとした灰色の雲が広がり寒い日は、気分もすぐれず何もしたく無くなってしまう。一人でいると一日が長く感じる。
 5回目の腰痛手術で竹田病院に入院中の長兄が、連れ合いを3年前に亡くし、子ども達はそれぞれ所帯をもって外にに居る。入院前によく一日が長いということを言っていたのを思い出す。いずれ施設入所し介護を受けることになるだろう。

 過日 市区長会研修会があり、「介護保険制度」などについて市職員から話しを聞く機会があった。また、城西区長会でも研修で施設訪問をし、職員から話しを聞いた。
 施設訪問したのは南会津町「特別養護老人ホーム田島ホーム」でした。
 
 広い敷地に平屋の家屋が建っている。居室のある木の棟、鳥の棟、花の棟とデイーサービスセンター、食堂を兼ねた多目的ホール、一般浴室・特別浴室、天井からの自然採光吹き抜けの廊下、畳の間の休憩コーナー、床暖房などお年寄りの生活環境を重視したすばらしい施設である。
 入所できる人は介護保険要介護認定を受け、要介護1以上の人。
 定員は50名。現在入所待機者が184名。(幾つかの施設に重複申込あり)
 昔は申込順番待ちだったのだが、今は要介護のポイントの高い方からの入所となっている。施設はすばらしいが自立できない方が多く、重苦しい雰囲気を感じた。
 要介護1~5まであるが、このホームの介護度は平均4.2。
 特別養護老人ホームは亡くなるまで入所していることができるが、子や孫など親類縁者の訪問も少なく寂しい限りである。要介護1や2の人も入所させ、入所者同士の助け合いなどを取り入れていってはどうだろうかと思った。
 まだまだ早いと思うが、老老介護の時代が来る。終の棲家は?????