会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

胃と大腸

2012-02-08 18:53:56 | 健康
2012年2月7日(火) 曇り後小雪
 冬と春の攻めぎあい。一日で寒暖の差が激しい。札幌雪祭りの雪像などが温度上昇で崩れたり崩れの恐れありで壊した。都会では朝厚着をして外出したら暑すぎた。数時間後には急激に温度が下がり寒いという。
 会津も今晩あたりからまた寒くなりそうである。明日の朝は路面ががちがちつるつるになるのかな。 
 
 今日は水曜日豊齢研ITサロン会津のパソコンの日。午前の部「絵ろうそくまつり」のちらし作りの第一次。3回くらいで完成させる予定。授業の導入に何を提示すればよいか苦労した。

 午後の部は同じ内容を別な役員の方が授業をされたので、席を外して1階の多目的ホールへ。ここでは会津若松市保健委員会の研修会「講演」が開催されていた。
 私も城西地区の保健委員をしているので講演を聴講した。

 
 演題は「 胃・大腸のはなし 」
 講師は「えんどうクリニック院長 遠藤 剛 先生」

 約1時間であったが内容の濃いものであった。胃と大腸検査について講演資料を少し紹介します。
 まず、胃の検査には バリュウムを飲んで写真撮影と内視鏡(カメラ)で写真撮影して検査する方法がある。

どちらも利点と欠点がある。
 ◎バリュウム:嘔吐反射がなくて楽である。
胃の上部や他の臓器の陰の部分がわからない。
写真撮影の被爆量は胸部レントゲン撮影より多い。
 
 ◎内 視 鏡:経鼻内視鏡と経口内視鏡がある。
 
 1.経鼻内視鏡の利点
①内視鏡が舌根部に触れないので嘔吐反射を起こしにくい。
            ②会話ができる。
            ③鎮静剤を使う必要がなく画面をゆっくりみることができる。
            ④経口法では見ることのできない鼻腔上咽頭の観察ができる。
  2.経鼻内視鏡の欠点
①鼻腔が狭い場合は内視鏡が挿入不可能なことがある。
            ②検査中、鼻の違和感がある。
            ③検査後、鼻出血をきたすことがある。
            ④内視鏡の画質がやや劣る。
            ⑤キシロカインアレルギーのある人は禁忌。
            ⑥内視鏡が細く柔らかいので、経口法より少し時間がかかる。

 
 1.経口内視鏡の利点
①画質がよく、診断が明瞭である。(精密検査ができる)
            ②治療手段として有効である。
             ・生検時、経鼻法では困難な場所の検査が可能である。
             ・内視鏡的粘膜切除術、吐血術が可能である。
  2.経口内視鏡の欠点
①内視鏡が舌根部に触れるので、嘔吐反射が起こりやすい。
            ②会話ができない。
            ③唾液が口の中にたまりやすい。
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次に、大腸検査ですが二度検査を受けたことがある。検査前に2リットル~3リットルの下痢を促す飲料水を飲んで大腸の中に便が無いようにしその後内視鏡で検査する。
 この検査方法は 下痢を促す飲料水を飲んでいるので診察を受けるまでの時間が2時間くらいかかる。その間、何度トイレに行くかわからない。
 食の変化(欧米化)により、年々増え続けているのが大腸ガン。
大腸の検査には
 1.便潜血検査  2.レントゲン検査(注腸検査) 3.大腸内視鏡検査
がある。病気を正確に判断できる方法は「大腸内視鏡検査」です。   

 内視鏡 胃も大腸も 見渡して