「ブリュールのテラス」は
アウグスト橋から旧市街側を上流方向カローラ橋の間
城壁跡に全長500mのプロムナードとなっている。
対岸には新市街の風景が一望できる。
このテラスは要塞の1部をブリュール伯(アウグスト2世の側近)が
庭園として整備(1739~48)し エルベ河畔の洪水を防ぐために
、堤防が築かれていたが そこからの風景に魅せられた
アウグスト2世が 堤防部分を買い取って
新たに見晴台を設計させたという。
元々 ブリュール伯爵が所有していたことから名前の由来がある。
また 付近にはバロック建築のカトリック宮廷教会 聖母教会
美術大学 博物館 美術館 文化宮殿 オペラ座があり
ゆったりと流れるエベル川のこの景色を見て
ゲーテは「ヨーロッパのバルコニー」と讃えている。
右手に見えるドームの建物は ネオ・ルネサンス様式の
芸術アカデミーで ”レモン絞り器”とも呼ばれているが
現在は 美術学校になっているとか。