あかない日記

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中欧旅行(90) プリュールのテラス

2012-06-01 | 中欧5カ国紀行

 

  

  「ブリュールのテラス」は 
   アウグスト橋から旧市街側を上流方向カローラ橋の間

    城壁跡に全長500mのプロムナードとなっている。
     対岸には新市街の風景が一望できる。

  このテラスは要塞の1部をブリュール伯(アウグスト2世の側近)が
   庭園として整備(1739~48)し エルベ河畔の洪水を防ぐために
   、堤防が築かれていたが そこからの風景に魅せられた
     アウグスト2世が 堤防部分を買い取って
       新たに見晴台を設計させたという。

  元々 ブリュール伯爵が所有していたことから名前の由来がある。
   また 付近にはバロック建築のカトリック宮廷教会 聖母教会
     美術大学 博物館 美術館 文化宮殿 オペラ座があり
      ゆったりと流れるエベル川のこの景色を見て
       ゲーテは「ヨーロッパのバルコニー」と讃えている。

    右手に見えるドームの建物は ネオ・ルネサンス様式の
    芸術アカデミーで ”レモン絞り器”とも呼ばれているが
      現在は 美術学校になっているとか。