あかない日記

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台湾紀行(21) 921大地震

2013-09-21 | 台湾紀行

                                         地層が剥き出し 断層の様子が分かる。

  1999年の今日 9月21日未明に 
  台湾中部の南投県集集鎮付近を震源として
  マグニチュード(Mw)7.6の大地震が発生した。

  台湾では20世紀で一番大きな地震で 大きな被害が出た。

  特に被害が甚大だったのは 震源の南投県と隣接する台中県だが
 震源から比較的離れた 台北市と台北県でもビルが倒壊するなど

 死者 2,415人 負傷者 11,306人 行方不明者 29人の死傷者が出た。

  台湾の成長の原動力であるハイテク産業の中心 新竹も被害を受け
   この年の経済成長の下方修正しなければならなかったとか。

  台湾は ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの衝突によって
  東西方向に圧縮され そのおかげで南北に長い3000m級の峰が
  並ぶ台湾山脈が形成されているが 台湾で起こる地震は
  この運動に起因しているとのこと。

  この時の日本からの支援活動などから
 3.11東日本大震災に対して台湾からの義捐金は
  世界一で その支援は 多大なものであった。

  2000年からは 台湾では 「防災の日」になっている。