あかない日記

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台湾紀行(22) 埔里

2013-09-22 | 台湾紀行

                   

 

 日月譚・文武廟を後に 「埔里」(ほり)へ戻り
  市内のレストランで 飲茶料理にて 昼食となる。

 「埔里」は 紙作りが盛んに行われてきた土地で
 日本統治期には 紙作りの中心地に
 最盛期には 製紙工場が60を超えていたという。


 一方 古来から台湾一の水質を誇り 米粉の産地としても知られ
 
日本統治期には 酒造りに適している水・米を使って
 「万寿酒」の銘柄で生産していた。

 その後 国民党時代に入ってから
 大陸に匹敵それ以上の「紹興酒」を作っていることで

 世界的に有名な「埔里酒蔵」がある。

 また 約430種の多種多様の“蝶“の内 約300種が
 生息することから「木生昆虫博物館」があるが
 特に 渡り鳥のように長距離移動することから
 「旅する蝶」と呼ばれるアサギマダラは
 日本の東北・信州の高原で繁殖し 秋とともに南下し
 南西諸島やここ台湾まで飛んでくるともいわれている。

 標高700m 台湾本島の中心位置にあるので
 「台湾地理中心碑」もある。

 人口約87千人。