あかない日記

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台湾紀行(23)  倒福・倒春

2013-09-23 | 台湾紀行

 

 
  逆さまの「福」と「春」が
   
埔里のレストランに飾ってあった。 

  日本風にみれば 少々縁起が悪いのではと思うが?

  どうして福や春が逆さまなのか? ウィキペエディアには
  倒福(とうふく)とは 春節の際に家々に貼られる「福」の字を書いた赤色の紙。

  一般に上下逆さまに貼ることから「倒」(逆さにする)「福」と称される。 

  「福」の文字は 現在「幸福」の意味で使用されることが多いが
  倒福では「福気・福運」の意味で使用されている。
  その福が到(中国語の発音は拼音: dào )るようにという願いを込めて
  倒(拼音: dăo )して貼ることが 一般的となっている。 とある。 

  また 「春」をひっくり返したことで「倒春」。
  発音が「春よこい!」「いい春がくるように」という意味の「到春」になるので。 

  つまり 中国語で「逆さ」 という意味の「倒」と
  「やって来る」という意味の「到」の“音”が同じことから 
  「春」や「福」がやって来る「春・福)到了」 という願いを込めて
  上下逆に貼っての洒落のようです。
 

  また 「大家恭禧」は “皆さん おめでとうございます!”
  
    この店 旧正月の景気が続くよう願っているようです!。