あかない日記

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モロッコ紀行 19 ハッサン2世モスク

2016-12-07 | モロッコ紀行

 

 

ムハンマド5世広場から 海岸方面に向かう。

 ロータリーを周った先に 
巨大な塔が 聳えているのが 目に入ってくる。

 この「ハッサン2世モスク」は
前国王 ハッサン2世(在位1961-1999)の発案で
モロッコ全土から 34,000人の職人を総動員して
1986年から 8年がかりで造られ 1993年に完成した。

モロッコ最大 世界第7位のモスクで
20世紀最高の芸術作品の一つと言われ
モロッコ国民の 
”団結・努力・精神・献身” の

シンボル的存在でもあるという。

9hの敷地(広場)には8万人 
モスク内には2万5000人が収容可能で
国内最大の規模を誇り 
ミナレットの高さは200m
世界一の高さを誇る。


ハッサン2世は コーランに
「神の座は大水の上にある」ことから

“モスクは海の上に” として 
大西洋に突き出して造られているので
海側から見ると本当に海の上に
モスクが建っているように見えるそうだ。

 ナレット 上の3つの玉は
「現世・来世・神の世」を
または「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教」
を示しているとも。

塔が四角と鋸の歯のようなデザインは
地元ベルベルのデザインで 
モロッコのミナレットの特徴になっている。