街中の建物が青で染められた街
モロッコのシャウエン。
その幻想的な光景は
「死ぬまでに一度は見たい!」と
旅行パンフレットでも 絶賛している。
坂や小道が多いメディナの中は
迷宮のように入り組んでいて
おとぎの世界に迷い込んだ
ようだとも形容されている。
でも今現在 シャウエンは
世界遺産には登録されていない。
モロッコの街は ほとんどが昔からある
旧市街地(メディナ)と
近代に入ってから作られた
新市街地に分かれており
ここシャウエンの「青の街」は 旧市街地にある。
モロッコは アフリカ大陸にありながら
ヨーロッパの雰囲気が漂うのは
イベリア半島からユダヤ教徒や
イスラム教徒が移住してきているからといえる。
「豊かさは内に秘めるもので
決して外から見えるものではない。」
との教えから
イスラム建築の特徴は
城壁はあっても 各々の建物には垣根はなく
また外部に庭を作らない。
日本のような楽しい我が家的な生活が
見えないので一種独特の雰囲が感じられる。