巡礼者の杖には「ホタテ貝」(歓喜の丘)
2013年6月 皇太子殿下は巡礼者が使う杖を持って
巡礼の道を歩き「歓喜の丘」を訪れられている。
(web資料から)
巡礼者が使う杖には 水筒としての瓢箪と
皿としてのホタテ貝が下げられている。
中世には頭陀袋や帽子に金属製の
ホタテ貝を付けていたそうだ。
ここからホタテ貝が巡礼者の印になったという。
また「スペイン名サンティアゴは
フランス語読みでサン・ジャック=ホタテ貝」からとも。
ホタテ貝を下げていることから巡礼者であること
また クレデンシャル(巡礼手帳)を示すことで
アルベルゲ(巡礼者専用宿)に宿泊でき
美術館で割引が適用されたりすることができるそうだ。
一方 巡礼路には 順路の目印としてホタテ貝の印が
道路に埋め込まれ 道筋の標識になっている。
なお 巡礼することは キリスト教徒である必要はなく
観光やスポーツとして歩く人や
バスや車を使うこともある。
このホタテ貝マークは
日本では ガソリンスタンドで見かけますね。
売られているホタテ貝
街のマンホールの蓋もホタテ貝