大聖堂の南側「銀細工の門」の横に
階段状の二段構造の広場がある。
この「キンターナ広場」は
サンティアゴ デ コンポステーラで
二番目に大きな広場。
しかし この広場時に「キンターナ デ ロス ムエルトス」
(死者の広場) と呼ばれることがある。
かつての市営墓地の上に建設されたことからという。
広場には
聖ヤコブの遺体は女神の掲げる星に導かれて
この地に辿りついたといわれている
「星をかかげる女神の像と馬の噴水」がある。
夜の広場には、
大聖堂のバロック様式の時計塔の下に
巡礼者の像が立っているように見えるそうだ。
巡礼者に見えるのは大聖堂の影であるが
地元では この影の巡礼者は
恋人である近くの修道院の尼僧に
会うために変装した司祭で
恋人に会うことができず
巡礼者は彼女を見つけるまで
毎夜戻って来るのだと言われているそうだ。