アラメダ公園内の遊歩道脇
カテドラルを眺める絶好の場所のベンチに
丸眼鏡をかけた長いひげの老人像があった。
ラモン・デル・バリェ=インクラン(1866-1936)は
スペインの劇作家で
サンティアゴ・デ・コンポステラ大学の出身。
アラメダ公園手前
道路脇にある2人の女性の像が置かれている。
ガイドに説明では
彼女らは 1994年に作られた “ふたりのマリア”で
実在したマルーシャ(1898-1980)と
コラリア(1914-1983)の姉妹。
フランコ独裁政権下時代(1939-1975)
反体制派として激しい弾圧を受けても
自分達は この派手な姿で出歩き
その姿勢を替えようとしなかった。
街の人達は 自由のシンボルとして
秘かに応援していたという。