大聖堂の北側 インマクラーダ広場にある
サン・マルティン・ピナリオ修道院。
サンティアゴ・デ・コンポステーラでは
大聖堂に次いで2番目に大きな
宗教施設でバロック様式の建築。
旧教会は12世紀に建設されたが
17世紀に造り替えられている。
敷地面積2万m2内には
ホテル、私立神学校、教会、博物館がある。
院内は 比較的簡素な造りだが
修道院の僧侶たちが彫ったといわれている
巨大な金箔張りの祭壇が目をひくという。
また古い印刷機や由緒ある薬局あり
貴重な絵画、神聖な品、金細工なども収蔵している。
入り口の階段、ファサードや
両脇 4 本の巨大なドーリア式円柱
扉の真上の聖ベネディクトゥスの彫刻も目を引く。
また 外観には聖書の物語を描いた
像や彫刻で飾られているが
塔上部の像は、貧しい人に外套を与える
トゥールの聖マルティヌスの姿を描いているという。