あかない日記

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スペイン紀行 10 田辺市

2019-03-10 | スペイン紀行

 

 

  歓喜の丘に日本・スペイン交流400周年記念碑がある。
  サークルの中に巡礼者が履きつぶした靴が置かれていた。

  前回「道の世界遺産」で
  「紀伊山地 の霊場と参詣道(熊野古道)」に触れた。


  「道の世界遺産」を持つ 和歌山県田辺市と
  サンティアゴ・デ・コンポステーラ市は
 
  日本 スペイン交流 400 周年を迎える
  2013 年から 2014 年の歴史的周年

  並びに「紀伊山地 の霊場と参詣道」が
  世界遺産登録 10 周年を迎えることから

  古道の最終地としての観光交流協定を締結している。

  両市の共通点は 田辺市の資料によると

  共に 古から続く伝統的な巡礼道と豊かな歴史を有し
  「熊野古道」とサンティアゴ巡礼の道」は
  世界遺産に登録されている。

  
  また 数百kmにも及ぶ巡礼道でもあり
  両市には 古から多くの参詣者・巡礼者が訪れている。 


  熊野は アジアの東の果て
  サンティアゴは ヨーロッパの西の果てに位置する。

  また それぞれ最終地点手前には
  熊野古道は「伏拝王子」
  サンティアゴ巡礼の道には「歓喜の丘」がある。

   なお 日本・スペイン交流400周年になることは
  1613
年 慶長遣欧使節団(仙台藩主伊達政宗の命により
   フランシスコ会宣教師ルイス・ソテロを正使、
支倉常長を副使として)
  
スペイン国王フェリペ3世に謁見したときから。

   しかし 使節団の経路を見ると 
   この地を訪れてはいない。