あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

中欧旅行(101) ツアーバス

2012-06-15 | 中欧5カ国紀行

     

     今回 お世話になった ツアーバスとドライバー

     過日 日本では関越高速道ツアーバスが居眠り運転で 
       大事故をおこして ツアーバスの運行が問題化されている。

    海外旅行も 飛行機や列車だけでは収まらず
       現地に着けば必ずバス移動になる。
           しかも国境を越えることもほとんどだ。

     それぞれその国々の交通ルールがあるのだから
         ドライバーにとっては大変だろう。

     我々が利用する日本の旅行会社手配のバスは
       規則に則って運行されているので
  
     200kmは走れば30分休憩を取る
        当然乗客のトイレ休憩も一緒だが。

     それこそ一度でも事故を起したらその旅行会社の
        信用は失墜するだろうから 厳しくしているようだ。
 

     因みに 今回のバス行程は 総走行距離 1,434km 

       3日目 ウィーン → プラハ      340km
      
4日目 プラハ  ⇔ ドレスデン    149×2km
      
5日目 プラハ → プラチチラバ    332km
               
プラチチラバ → ブタペスト 194km
      
7日目 ブダペスト → ウィーン    270km

 


ツバメ

2012-06-14 | 出来事・行事

 

    日本野鳥の会が 減少が心配されている
        “ツバメ”の情報提供を呼びかけているほど
          
ツバメを見かけなくなっているという。

   エサ場である水田や巣作りができる日本家屋の減少や 
      天敵であるカラスの増加が考えられるという。

   しかし 我が家前のお宅の軒先には 元気なヒナが順調の育っている。
   狭い巣の中には 6羽も口を揃えて 親の運ぶ餌に黄色い口を開けている。

  毎年の如く 同じ場所に巣作り・子育てをしている。
    自分の育った土地に帰るというが カーナビも備えないのに
      ちゃんとここに戻ってくるとは
驚きです。 

   先日は 既に他の巣で巣立ちした“幼ツバメ”が
     飛行訓練の途中 何を間違えたか
       
我が家に飛び込んできたのは びっくり!でした。 

           追 6月15日早朝 全6羽巣立ちした。


中欧旅行(100) ドレスデン中央駅

2012-06-13 | 中欧5カ国紀行

                         画面左手 トラムの先の建物は「ドレスデン中央駅」

   

 

  走るバスから あっという間の通過だが 「ドレスデン中央駅」を見る。
   この駅からは ベルリン プラハ ニュルンベルクへと
    直通列車が走っている。

  
1897年 市南部にあった3つの駅に置き換わる形で開業した。

  1945年2月の大空襲では駅舎に損傷を受けたが
   終戦後には東ドイツの重要な駅の一つとなった。

  2000年から大規模な再建が行われて 
   主要なトレインホールや屋根などが完成したが
  
  その後部分的な改修は続いているようだ。

  2002年8月 ヴァイサリッツ川の氾濫により大被害を受け
 
  近郊の多くの線路も損傷を受けて 
    1ヶ月間 駅は閉鎖されたこともあったそうだ。

  何度かの海外旅行では 列車に乗るようにしているが
    残念だが 今回はなしです。

 

 


中欧旅行(99) 映画館

2012-06-12 | 中欧5カ国紀行

 

  ドレスデン市内を走る。
   バスの車窓から今にも倒れそうな傾いた建物をみる。

  調べると ”映画館” とのこと なるほど映画のポスターが壁にある。

  文化と芸術の街ということから 奇抜に また関心を引こうと
   
奇をてらったもののようだ。 

  そういえば 当方 映画館に最近いっていないなあ~
    映画はもっぱら ビデオやテレビで見るだけになっている。

 

 


中欧旅行(98) 黄金の騎士

2012-06-11 | 中欧5カ国紀行

 

        写真の”三角形”の中に 黄金の騎士像が また奥には三王教会の塔も見える。
               
                                  この三角はクレーン車のアーム。

 

  アウグスト橋を新市街側に渡ったハウブト通り脇のマルクト広場に
   「黄金の騎士像」がある。

    この像は「アウグスト強王」(1670~1733)。
     幼い頃からライオンのミルクを飲んで育ったとされる
        アウグスト王は 「強王」と呼ばれるだけのことから精力絶倫で
          実子は360人とも言われている。 

 1736年に建造されたが 1945年の大空襲の後 その名のとおり
    この像が瓦礫の中から無傷で見つかっている。

   また強王は 「エルベの真珠」「エルベのフィレンツェ」
     「百塔の都」といわれるほどドレスデンの繁栄に影響し
      それがいまでも芸術・文化の遺産として残されている。


   このアウグスト強王像には余談がある。
      2011年7月17日 女子サッカー“なでしこジャパン”が
         W杯優勝し日本中が興奮した日

            この強王像は災難にあっている。

   17日の早朝 4人の若者達により強王の腰に差してあった
      剣がもぎ取られてしまった。
       しかし住民の通報によりすぐに逮捕されたという事件があった。

   写真は その剣が再び強王の腰に戻す作業か?
      それとも再び悪戯されないように補強の作業が行なわれていたのか?
       分からないがその現場に我々が偶然とおりかかった時のものなのです。


       この悪戯は W杯戦でドイツが日本に負けたことの
           ウップン払いかもしれませんね・・・

 

 

 


中欧旅行(97) 煙突掃除人形

2012-06-10 | 中欧5カ国紀行

 

 

  ドイツでは今も昔も
   「煙突掃除のおじさんに会うと良いことが起こる」と信じられており
    その縁担ぎの人形ということらしいです。

  また現在でも人形のように黒い服をきた煙突掃除マイスターが
   年末に煙突掃除に
やって来るし
    「煙突のスス」をきれいにとった家には
     “幸せが来る”とのこと。

  一方 ウィーンでは 全ての建物に煙突をつけることが
   法律で義務付けられていて 
市民は年に1度
     煙突掃除を必ず受けなければならないらしい。

  それに煙突掃除マイスターが街を歩いていたら
   彼の洋服に触れると幸せに

    また ボタンを握りながら 決して声を出さずに無言で願い事をし
     その後 黄色いポストに向かい
       こっそりと言うと願い事が叶うとのこと。

  信心や願い事などは どの国でも 同じですね!  

 


中欧旅行(95) 君主の行列

2012-06-09 | 中欧5カ国紀行

 

 

  ドレスデン城内北東の中庭にある
   シュタールホーフ(武芸競技場)の高さ8mの外壁に

    102mにも及ぶ「君主の行列」と言われる
     マイセンの陶板の壁画がある。
 

  16世紀頃の壁画は漆喰だったが
    1907年マイセンの陶板に作り代えられた。

  1945年の大空襲で炎に包まれたときにも
   1200度で焼かれた2万5千枚の磁器タイルには

    ほとんど被害がなかったそうだ。

  ネズミ色と黄色の色彩だけだが
  1123~1904年に即位したザクセンの歴代の選帝王や国王の

    威風堂々とした騎馬像と芸術家の姿
      総勢93名が列をなしている。

 

       壁画の中心部には アウグスト強王=アウグスト1世とアウグスト2世が描かれている。


中欧旅行(96) ストリートパフォ-マンス

2012-06-08 | 中欧5カ国紀行

   

 

   さすがドレスデン “文化と芸術の街”といわれ
     かつ観光の名所だけに
  路上芸術の
      ストリートパフォーマンスをする連中が多くいる。

   写真のように 人形のように微動だに動かず
    足元の投げ銭箱に金銭を入れると
      
突然ロボットのように体を動かすが。

    これで生活費を稼いでいるのか? 
      我々には真似のできないこと 
感心しきりです。

 

 一方 ドレスデン城内でも 
  カンテラ イコン絵 銀細工 研磨などの作品や香水などの
    クリスマスの市が立ち  曲芸師 大道芸人などのパホーマンスが
      さらに盛り上がって
 多くの人々で混雑していた。

 


   


AKB48

2012-06-07 | 出来事・行事

          「AKB48 27thシングル 選抜総選挙」会場(6日:日本武道館)

 

   アイドルグループ AKB48の新曲を歌うメンバーをファン投票で決める
    「AKB48 27thシングル 選抜総選挙」の会場となった日本武道館
     
若者がどっと押し寄せている。
      当方のような者には不似合いな場に・・・

   トップは10万以上の票を集め
 
   上位16人は 27枚目シングルのメーン曲を歌うそうだ。
   
   総選挙というと 国会議員の選挙への関心が
    自民党の”チキンレース”
まがいの要求に
     会期末には ドジョウ総理大臣の 
       ”解散”の声が聴こえるのでは?

 

 

 


中欧旅行(94) マルチン・ルター

2012-06-06 | 中欧5カ国紀行

 

           聖母教会の前に建つマルティン・ルター像

  宗教改革の始祖者 マルティン・ルター(1483-1546)は、
   ドイツ(当時は神聖ローマ帝国)の神学者 牧師 説教家
    
ルーテル教会の創始者として知られ 
     もともと聖アウグスチノ修道会の修道司祭で
あったが
      宗教改革の中心人物となったことで
       プロテスタント教会の源流をつくった。

  1517年 カトリック教会の金銭による免罪符の売買に抗議して
   95条の論題を提出し 
聖書をキリスト教の唯一の
    源泉にしようというルターの呼びかけは
     プロテスタント
諸教会のみならず 
      対抗改革を呼び起こしたという意味で
       カトリック教会にも大きな
影響を与えた。

   ここで 昔 世界史 で年号を覚えた
               1 5 17

       「カトリックは 以後否 という ルター」を思い起こした。

  また ラテン語による聖書ではなく 
   ルターの手によるドイツ語聖書が 
    近代ドイツ語の成立において重要な役割を果たしたことや
     自ら賛美歌を手掛けたことなどから
      宗教上の貢献のみならず、ヨーロッパ文化・思想にも
       大きな影響を与えている。


  さらに カタリナ・フォン・ボラという元修道女と結婚したことで
   プロテスタント教会における教職者 牧師の結婚という
     伝統をもつくった。
 

  ルターは 1523年の時点ではローマ・カトリックの
    反ユダヤ主義に抗議していたが ユダヤ人がキリスト教に
     改宗しないことに失望したルターは
      1543年に反ユダヤ主義を文書で表明した。
       これは ナチスの宣伝材料にもなった。

   しかし 現代のドイツ・ルーテル派(マリア福音姉妹会など)は
     悔い改めを表明している。


指名手配

2012-06-05 | 出来事・行事

        オウム真理教の指名手配書

  写真右の人物「走る爆弾娘」が 6月3日夜 逮捕された。

   早速 警察署の前にある指名手配書から抹消されている。

    残るはあと一人になった !

  4日には 逮捕時の写真が公開されたが
    手配書の写真とは別人のようだ
    
  17年間の逃走 つかまって ホットしているのでは

   60年代に放映された リチャード・キンブルの
     テレビドラマ「逃亡者」を思い浮かべたが

   


中欧旅行(93) 大空襲

2012-06-04 | 中欧5カ国紀行

 

       空爆で崩落した教会ドームの瓦礫がモニュメントになっている。

 
  ドレスデンは 第二次世界大戦末期の
  1945年2月13日から4日にかけて 米軍と英軍によって
    
民間人居住地への無差別爆撃が行われた。

  この爆撃で 市街の85%が破壊され 
    3万以上の一般市民が死亡している。

  実際には戦略的に意味のないもの 
    また無防備都市宣言を行っていた都市への爆撃であって
      国際法にも違反していると 現在でも問題視されている。


  当時のドレスデンには 1939年の段階で64万人だった
   人口に対し 敗走するドイツ軍と難民が20万人以上が
    流入していて人口過密状態にあった。
      そのため正確な人数は今も不明であるとのこと。 

  
   また ドレスデンは軍事施設もなく 
    かつてのザクセン選帝候の宮廷都市であり
     バロック様式の美しい街並みと数多くの文化財が
      知られており 無防備都市を宣言していて高射砲などの
       防空施設も皆無状態だったことから 人々はドイツの中でも
        ドレスデンだけは空襲に逢うことはないと信じていた。
         
この爆撃によりさらに多くの市民が犠牲になり 
          加えて 歴史的建造物等の多くも瓦礫化してしまった。

   わが日本も その1ヶ月後の3月10日には東京大空襲が行われ
    多くの被害を受けている。
   
     このモニメントや 広島の原爆ドームはじめ 敗戦国には
    戦争の恐ろしさを 知らしめるものが当然ごとく多いが
     戦勝国にも 是非 ・・・
     
     
 


中欧旅行(92) フェウェン教会

2012-06-03 | 中欧5カ国紀行

 

                  ウエン(聖母)教会内

    
    ブリュールテラスを抜け ノイマルクト広場へ 広場に建つ
     ウエン(聖母)教会は ドレスデンの大工長ゲオルク・ベーアの
       采配により 1726~43年にかけて建設。


  しかし 1945年2月13~14日の大空襲により崩壊し
    東ドイツ時代を通して爆撃の象徴として廃墟のまま
      財政事情もあって 50年の間放置されていた。


  その後東西ドイツの統一が実現されたことから再建となり
   ガレキとなった30万個の石材の中から再利用し
    コンピューターを駆使して元の場所に戻すという
     気の遠くなるような時間と労力を要する作業が行なわれ
      「世界最大のジグソーパズル」とも言われたが 
       ドレスデン誕生800年記念の2006年を目標にして
        ついに2005年10月に完成した。


   その再建の総工費は 2億5千マルクで 政府の援助は45%
     残りは募金・寄付 そして記念品
       イベントの収益金等でまかなわれた。


   現在の教会は パッチワークのような壁
     新旧入り交ざった資材等から
      かつて
戦争の傷跡」と呼ばれていたが
       「平和と和解の象徴」へと生まれ変わった。


中欧旅行(91) 世界遺産

2012-06-02 | 中欧5カ国紀行

 

   建設を予定した橋は 写真では 建物の裏側方面になる。(プリュールのテラスから)

 

  2009年6月ユネスコは 世界遺産としていた
   「ドレスデン・エルベ渓谷」の登録を抹消した。

  世界遺産の抹消は オーマンの動物保護区に次ぎ
   2件目になり 文化遺産では初めてのこと。
    その理由は ドレスデン市中心部から
      約4キロ離れたエルベ渓谷に建設中の橋が
       文化的景観を損ねるとされたためで


  ユネスコは 橋の代わりにトンネルを建設するよう勧めたが 
   市は費用がかさむことなどを理由に拒否していた。

  さすがドイツ 名誉よりも実利 つまり市民生活の利便性を
   選択したことになる。
     この世の中 「世界遺産」に登録されると
       即 観光に影響を与えているが
        
  今回のドレスデンの場合 
    
“世界遺産の冠”を頂かなくても 
      古都としての遺産にかわりはないと市民は思っている。
       
   むしろ このことで話題になり観光客が増えるのではと思うが・・・

 


中欧旅行(90) プリュールのテラス

2012-06-01 | 中欧5カ国紀行

 

  

  「ブリュールのテラス」は 
   アウグスト橋から旧市街側を上流方向カローラ橋の間

    城壁跡に全長500mのプロムナードとなっている。
     対岸には新市街の風景が一望できる。

  このテラスは要塞の1部をブリュール伯(アウグスト2世の側近)が
   庭園として整備(1739~48)し エルベ河畔の洪水を防ぐために
   、堤防が築かれていたが そこからの風景に魅せられた
     アウグスト2世が 堤防部分を買い取って
       新たに見晴台を設計させたという。

  元々 ブリュール伯爵が所有していたことから名前の由来がある。
   また 付近にはバロック建築のカトリック宮廷教会 聖母教会
     美術大学 博物館 美術館 文化宮殿 オペラ座があり
      ゆったりと流れるエベル川のこの景色を見て
       ゲーテは「ヨーロッパのバルコニー」と讃えている。

    右手に見えるドームの建物は ネオ・ルネサンス様式の
    芸術アカデミーで ”レモン絞り器”とも呼ばれているが
      現在は 美術学校になっているとか。