あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

台湾紀行(15) 八卦山大仏

2013-09-15 | 台湾紀行

 

  彰化市の東 八卦山風景区の「彰化大仏」へ。

   32体の観音像が並ぶ 表参道を通り進む。 

  眼の前に 高さ21.6mもある アジア最大の大仏が現れる。

  鎌倉の大仏か 奈良の大仏かと思うが ひときわ目立つ!
  因みに 鎌倉は13.35m 奈良は18m

  兎に角 宝覚寺の大仏といい 台湾はスケールが違う。
  また 仏像内は6層の展示室になっている。
  前には 大仏を守るように 2頭の獅子の石像が置かれ

  後方に 大仏殿 さらに その後方には
   8階建ての六合塔(左)と八卦塔が建っている。

 


台湾紀行(14) 彰化市

2013-09-14 | 台湾紀行

           八卦山の参道の両側には32体の仏像群が迎え その向こうに見る彰化市街

   台中市から 南下し 
   県境になっている烏渓(オーケー)川を渡り 「彰化市」へ
 

  台湾中部にある都市 彰化県の県政府所在地 人口は約23万人。

  旧名は「半線」といい 現在の「彰化」という地名は
  清国時代に「顯彰皇化」という意味を込めて命名された。
 

  「台湾の食糧庫」とも呼ばれ 
  また 店や屋台で食べる小皿料理の小吃(シャオチー)の文化が盛ん。

  港町として古くから栄えた鹿港(ロッコウ)とも近いことから
  彰化の都市の発展は古く 
  200年以上の歴史を持つ 孔子廟の「彰化孔廟」などの古い寺廟も多い。

   


台湾紀行(13) 霊安故郷

2013-09-13 | 台湾紀行

 

  宝覚寺境内で もう一つ 日本にかかわり 忘れてならないものがある。

  太平洋戦争で亡くなった ”台湾人兵士” の慰霊碑があることを。

  第2次世界大戦当時 台湾は日本の植民地であったため
  3万人余の台湾の人が ”日本兵” として戦場に送られ亡くなっている。


  以前は 東京の靖国神社に祀られていたが
  1987(昭62)年 戒厳令が解除されたのを機に

  1990(平2)年 台湾出身日本軍人の戦死者3万3千余人の
  霊を祀る『平和英魂観音亭』と『霊安故郷(英霊よ 安らかに故郷へ)』と
  刻んだ慰霊碑が境内に建立された。

  碑の『霊安故郷』の文字は
  台湾人として初めて総統になった「李登輝」の揮毫によるもので

  氏の名が見える。

 


台湾紀行(12) 日本人遺骨安置所

2013-09-12 | 台湾紀行

 

  宝覚寺の境内には 日本とゆかりのあるものがあった。

  「日本人遺骨安置所
  日本統治時代(1895~1945年)に 
  台湾の各地で亡くなった日本人の遺骨を採骨し 安置している。

  説明文によれば 採骨をされた人は
  中国広東系の中国人 野沢六和さんといい 夫人は新潟県出身で
  結婚後夫人の野沢姓に。 採骨は十数年を要し
  昭和35年 約二万柱の採骨を終え 
採骨の地域別に
  台中・宝覚寺 台北・中和寺 高雄・公墓の三ヶ所に分けて納骨した。

  これにより 日本大使館が主催して年に一度の慰霊祭が
  三地区で行われていた。 その後 日僑協会が主催している。


  今でも 台湾を植民地支配していた側の日本人の遺骨を
  台湾の人により 管理され祀ってくれている。
    ここにも 親日ぶり を見る。



 


台湾紀行(11) 宝覚禅寺

2013-09-11 | 台湾紀行

 

 

  ツアー第2日目
  朝一番の見学 台中市内にある「宝覚禅寺」へ


  この寺には 高さ約30m? 微笑む黄金色の「弥勒大仏像」が
  置かれているので有名。


 1975年 建立され 当時コンクリート打ち放しだったためか 
 鳥のフン害で地元民からは「鼻くそ大仏」とまでいわれた。
 1989年に金ピカに塗り替えられてからは その被害もないそうだ。

  こちらでは 布袋様は弥勒菩薩の化身で
 
 日本の“七福神の布袋さん” のこと。

  日本・茨城県にある「牛久大仏」は
  立像で120mあり 笑顔ではなく無表情 比較し見てしまう。

  しかし この笑顔は人を和ませるし 
  台座「皆大歓喜」の意味は “みんな大喜び”

  ことわざ “笑う門には福来る” を思う。

 
説明では 大仏の耳を触ると幸福が訪れ

 へそに触ると “へそくりが増え金持ちになる” という。
  だが あまりにも巨大で 耳やへそに手が届きません。
  そのためか 手前に小型の弥勒仏が置かれ
  こちらに触れても同じ ご利益があるとのことだった。

 

 


台湾紀行(10) 台湾の北海道

2013-09-10 | 台湾紀行

 

  台湾の人にとって 日本の数ある観光地の中で 今行きたい所は?

   “北海道” が 今ブームを呼び 一番人気で憧れの地に。 
  テレビ 雑誌には北海道関係が特集として取り上げられ 
  北海道の物産展は大盛況とのこと。 

  何故 人気があるのかは 豊な自然と広々とした大地
  そして 雪や桜 ラベンダー
 紅葉の四季があること
  加えて ラーメン カニ 鮭 アイスクリームを 味わえるなどが
  ”台湾ではないもの”がある。
  それが 絶大な魅力となっているのだそうだ。

  観光面でも 東京は香港と同じで魅力を感じず 
  函館や小樽など洋館が多い街では 気軽にヨーロッパ気分が味わえ
  また 温泉もあって 理由になっているようだ。


  台湾からの観光客は 北海道へ直行便で行くことができ
  年間20万人も訪れ
  この7月からは 台中からも直行便が就航している。

  そのためか このスーパーの棚には
  「北海道」の名を冠したスナック菓子がぎっしり

   また「雪」と名のつく煎餅などの商品も多くあった。

  しかし 北海道からの直送ではなく 名前だけ北海道
  100% こちらでの生産品で 
 
 北海道の名が どこかに書いてあれば売れるようだ!

 

 


台湾紀行(9) 散策

2013-09-09 | 台湾紀行

 

  台中市内 散策中
   3階建 少々派手な建物のが 正面に「慈徳慈恵堂」とある。

  このような名は 日本でも 漢方の薬局など として見かけるが
   ここも そうだろうか?と思ったが

     お寺か神社のようで
      観音様や月下老人が鎮座しているとのこと。

       それにしても 派手ですね!

   その向えに こちらは落ち着いた雰囲気の
   日本料理店「狸御殿」があった。

     看板には「日本料理 炉ばた焼風居酒屋」とある。
      北海道出身の日本人がオーナーとのこと。

   台湾には 日本の料理店もかなり進出しているようだ。
 

         

 


台湾紀行(8) 精明一街 

2013-09-08 | 台湾紀行

 

                     「精明一街」 左手「春水堂」のオープンカフェには多くのお客が

 

   ガイドブックに おしゃれなショッピングストリートとして
   紹介されている「精明一街
    
泊まった ホテルから 近いので行ってみた。 

  通りは レンガが敷きつめられて 歩行者天国で
  ブティックやオープスタイルの喫茶のテーブル 椅子が並び
  落着いた雰囲気の並木道が 100mほど続く

   「台中のシャンゼリゼ」ともいわれている。

  しかし 少々時間もまわっていて シャッターを下ろす店もあったが
  
その北の端に 珍珠奶茶(タピオカ・ミルクティー)で
     有名な カフェ「春水堂」があった。

    
    追:この7月27日 東京渋谷区に「春水堂代官山支店」がオープンした。

        
              「春水堂」のタピオカミルクティー

             

 

 

 


台湾紀行(7) 台中市

2013-09-07 | 台湾紀行

                            エバーグリーンローレルホテル(長栄桂冠酒店)

 

  台湾 第1日目の夜は 台中市 

  この台中市 29区に 人口はおよそ268万人
 台北高雄に 次ぐ第三の都市で

  台湾中部に位置し 台北から186km。

  大学や文化施設が多くあり 大手企業も集中している近代都市。
  年間平均気温が 23度 気候や街の機能から
 "
台湾の人が住みたい都市ナンバーワン" にもなっている。

 その発展の歴史は
 1705年に清朝の軍隊の駐屯地となったのが 始まりと言われ

  それ以前は 平埔族の先住民が住んでいた土地だったが
 漢民族が移住してきて開墾が
始まって
 日本統治時代になって 更に鉄道や海運が整備され
 台中州の州都となり
南北の物流の基地として繁栄してきている。

  1997年 鳥取県三朝町の赤ナシの穂木が石岡郷に
  輸出されたことを契機に相互訪問し 姉妹都市になっている。
 

  今宵は 台中港路に建つ
   「エバーグリーンローレルホテル(長栄桂冠酒店)」に宿泊

 


台湾紀行(6) 泰安服務区

2013-09-06 | 台湾紀行

 

 

  空港近くのレストランで 夕食後
  ツアーバスは 約150km先の 「台中」に向け出発する。
 

  途中 コンピュータをはじめ 精密電子機器の工場や
  IT関連の企業が多く
 “台湾のシリコンバレー”と
  言われている「新竹市」 また
  「苗栗市」では
  32年前の 1981
(昭56)年8月22日この上空で
  飛行機事故で亡くなった 「向田邦子」の名が思い浮かぶ・・・

   都市の明かりを車窓に映し 高速公路3号を進む。

  台中の手前 「泰安服務区」にて トイレ休憩
  「服務」とは ”サービス”で 駐車エリアは大型車と小型車に区分され
  トイレ コンビニなども 日本の ”S A” と変わりないようだ。

 


台湾紀行(5) 台湾

2013-09-05 | 台湾紀行

                
  

                                       国旗「青天白日満地紅」
                    ”赤”は民族主義 ”青”は民権主義 ”白”は民生主義

  
    
ここで 台湾について ざっと! 

    国名 中華民国  人口約 2300万人
  通貨 台湾元(1台湾元 =約 3円 )
  民族 漢民族、原住民
  宗教 仏教 道教  儒教 キリスト教など
  気候 北半分が亜熱帯 南半分が熱帯
        偏西風と貿易風の境界域にあり台風の来襲が多い。
  時差 日本より 1時間遅れ
  面積  約 3万6000km2 九州よりはやや狭い。
       (*九州は 約3万8268km2)

  歴史 
   1644年 明朝の滅亡後 中国大陸は「清」によって制服された。
   明朝の再興のために戦っていた「鄭成功」は
   1661年 当時オランダ人が入植していた台湾島を本拠地とする。
   また 鄭成功が拠点を置いたのは 現在の台南市周辺で
   台北が首都になるまでは 台南が台湾の主要都市として発展する。
   鄭成功の死後
   1683年 台湾島も清朝の領土となる。 

   1895年 日清戦争で日本が勝利したことによって
   台湾は日本へ割譲され ”日本の統治時代”が始る。
   1945年 太平洋戦争で日本が連合国に降伏したことにより
   台湾は 中華民国へと返還された。
   その後 中国では国民党と共産党による内戦が続き
   1949年 内戦に勝利した共産党が中華人民共和国を建国。 

   国民党(中華民国)は 台湾に移り存続することとなる。
   これにより 「2つの中国」が 現在まで続いている。

 


台湾紀行(4) 桃園国際空港

2013-09-04 | 台湾紀行

 

                                                      桃園国際空港

  3時間半で 台湾・「桃園国際空港」に到着

  空港は 首都台北市から南西に42km
  台湾北部にある桃園県大園郷にあることから

  この名称で1979年に開港している。 

  台北にはもう一つ「松山空港」があるが
  日本の成田 羽田のような機能となっているとか。
 

  今年 1~6月の桃園空港の1日あたりの利用者数は
  延べ約 8万2000人と 同時期としては 過去最高を記録し
  全体の利用者数は 1475万人に上っている。

  また 松山空港も 旅客数 279万人と 1日平均では
  この7年来の同期最高にあたる 1万5000人に達している。

            
                                            松山空港              

   各自 入国手続き 荷物を受け取って到着ロビーへ
  入口で現地ガイドが迎え出ており 
  ここで 今回ツアーのメンバーが揃う。
 

  なんと 今回は 38名の参加 人気コースのためか 
  若者から 中高年 夫婦 親子 友人関係など
  さまざまの方々ようだ。

 


台湾紀行(3) チャイナエアーライン

2013-09-03 | 台湾紀行

 

 

  今回の搭乗機は 「チャイナエアライン」 
  当方にとっては 初めての搭乗だ。

  機体には「CHINA AIRLINES」と

  中華民国の国花である 「梅の花びら」 が尾翼に大きく描かれている。

  2011年に 国際航空連合・スカイチームへ加盟しているので
  搭乗手続きの際 マイレージカードを示したが
  後日 確認したところ 往復とも”ゼロ扱い”であった。


  機種は「A330-300」 台北に向け 14:30 離陸 

  最近の航空会社の機内での飲食類は 
  有料の傾向にあると聞いていたので

  食事の際聞いてみたら アルコール類はフリーとのことであった。
  当然 ビールを所望する。 
      因みに ビールは台湾生産の
     「三寶楽啤酒」(サッポロビール)だった。

  

         

 

 


台湾紀行(2) 成田空港

2013-09-02 | 台湾紀行

 

 

  当方の最近の海外旅行は
   成田空港第1ターミナルからの出発が 多かったが

  久しぶりに 第2ターミナルからの出国
   夏休み前ではあるが フロアはかなりの旅行者がいる。

  受付カウンターで Eチケットを受け取って搭乗手続をとるが
  団体ツアーのため 窓側への席は”ダメ”とのことであった。

  日程が少なく 近場のため トランク類は少々小さめにしてきた。

   
いままで 海外旅行保険は ツアー会社の保険に手続きしていたが

  先のツアー仲間のアドバイスで ネット加入にしたら
   20%程度の保険料になったのには驚いた!

  今回 添乗員はいない。

  両替を終え 少々時間があったので ラウンジで小休止
  その後 軽く昼食を摂って 出国ゲートへ向かう。

 


台湾紀行(1) 出発

2013-09-01 | 台湾紀行

                                                                                                                中正紀念堂 (台北市)
                                
    
     旅行会社の宣伝文句に

     「台湾10都市大周遊 5日間」 が目にとまり
 

  いずれ 訪れてみたい国でもあり 親日国でもあるので 早速申込み

 
 7月上旬 4泊5日の ”台湾一周旅行” に出かけた。

  訪問地は 時計周りと逆に バス 電車の移動で
  

   台中 彰化 日月潭 台南 高雄
        台東 花蓮 太魯閣 九份 台北 の10都市を

 
   欲張って駆け足で周遊するもの。

        十分な下調べもなく 出発です。

       
                                  (資料より)