アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

平日夜のお出かけ…一輪車パフォーマンス!!

2010年02月05日 | 生活
同僚の娘さんが、一輪車がものすごく上手で、チャンピオンになったとかは前から聞いていたのだけど…

実際に生で演技を見たことはなく、とっても見てみたかったので、公演のお知らせがあったときに、あまり都合も気にせず「まぁなんとか行けるだろ」とチケットを二枚即買い。平日の夜に行われる公演である。それを、夫の都合も聞かず、いっしょに行く友人の都合も聞かず、まずチケット買っちゃって考えているというところが、とっても画期的。少し前までは考えられなかったことだ。

一輪車の「演技」については、よくはわからないけど、前にテレビでチラッと見た感じからすると、フィギュアスケートに似てるかな?? フィギュアスケートといったらやっぱりばっかいず世話係さんでしょ(^^)と誘ってみた。すると「おもしろそう!! 行く!!」と二つ返事でのってくれて、同行者はクリア。

しかし、実際に行く段取りはそう簡単ではなくて、まずこの公演は木曜日だった。木曜日といえばバイオリンのレッスン。前にも木曜日のイベントに出かけたりしていて、なにしろ先生が教室に月四回来ているところ、私のレッスンは月三回だから、あらかじめ出かけたい日を避けておけばよかった。それで甘く見ていたのだが、今月、2/11(木)は祝日である。しかも13(土)が発表会なので、2/4のレッスンを休むわけにはいかない。

そこで、先生に早い時間の枠の空きを聞き(4時)午後半休をとり、レッスンとイベントを両立させることにした。ちょうど、昨日はまたろうの帰りが早かったので、直接、「このネギとこの肉使っちゃって。おでんの残りも食べて。れんこんのきんぴらは、食べてもいいけど、残してあればお弁当に使えるからそのほうがありがたい」など細かい指示もできて完璧。と、思ったが…

ばっかいず世話係さんが、思いがけず早めに来られるようなので、公演前にゆっくりごはんが食べられそうな按配。それじゃ行かなきゃ!! でも、バイオリンを家に置いてこないと…いくらなんでも…。

というわけで、タクシーに飛び乗ってまたろうに電話をかけ、マンションの下までバイオリンを受け取りに出てもらい、タクシーのまま駅に乗り付けて無事待ち合わせへ~。ふー。またろう頼りになるわほんとに。

帆立せいろなど和風のごはんを楽しみながら、積もる話をがしがしと消化していく。指定席なのでわりとぎりぎりに会場へ移動してみると、もう会場はほとんど満席で、若々しい熱気に満ちている。

つまり、出演者の友人であるとか、同じところで一輪車を習っている子どもであるとか、そういう関係で人がたくさん集まると、年齢層はクラシックコンサートなどより著しく低くなるわけである。

私たちの席は、正面の10列目くらい、見やすくてほんと特等席。そこから見る生の一輪車のパフォーマンスは圧巻!!

すーっとすべるように(すべってるのではなくて一輪車を漕いでいるのだが)動きながら、音楽に合わせて上半身中心に演技をするところはフィギュアスケートと似ている。スピンのときの手の使い方などはそっくり。ジャンプもある(!)んだけどそれは少なくて、スピンが中心になる。

静かでしっとりした演技や、スペイン風の情熱的な演技など、いろんな演目を交えて観客を飽きさせないように進めていく。演出や衣装はとても凝っていて、小物(傘、旗、イス…)も多用されている。「ロープ」の演技は特に見ごたえがあった(一輪車のままなわとびもあり)。

フィギュアスケートと違うところは、密集した群舞が多いことと、非常に頻繁に手をつないで演技することかな? 考えてもみてほしい、一輪車が走ってるときに倒れないのはまぁいいとして(私はできないけど)、演技の途中でふわっと止まったりしているのはなんか不思議だ。長く一点にとどまってポーズを取る場合には、二人~三人~あるいはもっとたくさんで、輪になったりして手をつなぐことによってバランスをとるようだ。

動いた状態で、「スパイラル(というのか、片足を大きく上げたポーズ)」を取るとき、たいていは別の演技者に手を引いてもらってすーっといくのだが、うまい人になるとひとりでもある程度バランスがとれるらしい。一輪車のペダル部分に足がかかっている状態と、一段高く車輪の上に立ってバランスを取った状態で演技のメリハリをつけていく。立ってバランスを取るのはほんとに難しそうだ。

二十人以上の出演者がいるので、技量の差はあるのだろうけど、みんなうまい。衣装も次々変えてくるので誰が誰とは判別できないが…ひとり、見間違えようのない人がいた。男性の出演者で、技のキレがひとつひとつ際立っていて、スピンの速さも尋常じゃない。車輪の上に立つ技の安定感も抜群で、立ったままくるりと回ったりして複雑な動きをする(理解不能)。

「かっこいい~」。ばっかいず世話係さんと二人、めちゃくちゃ盛り上がる。この人は、「シルク ドゥ ソレイユ」などにも出ていて別格にうまいらしい。ロビーに出てきたら、この人あての花輪なども立っていた(ファンクラブから)。

いや~堪能しました。会場を出て携帯の電源をONにしてみるが不在着信もメールもなし。子どもたちは、のびのびと羽を伸ばし、何一つ困っていないらしい(^^;; 家に帰ってみると、10時だというのに公文すら済んでないこじろう、風呂にも入ってないはなひめ、まーこっちはこっちで楽しそうでなにより(-_-;;


はなひめ昨日の勉強:
(当然のことながら)なし。
コメント (5)
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