アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(17): ビビラートに磨きをかけても

2010年02月19日 | バイオリン
発表会後初のレッスン。当然、発表会はどうだったという話になり…

先生は、「とてもよかったですねぇ」とおっしゃっていた。随所で(特に最後)「ビビラート(弓のふるえによるビブラートもどき)」がかかっていたことは当然わかっているのだが、初発表会の大人が緊張することくらいは織り込み済みで、想定の範囲の中ではましだったということらしい。

ところで「ビビラート」という言葉はaniaさんから教えてもらったもの。先生に教えてあげたらめちゃくちゃウケてました(^^)
#えぇ、先生に毎回何かしら喜んでいただけるレッスンを心がけています

前回までは「カントリーロード」でいっぱいいっぱいだったので、今回やる曲というのは決まっていなかった。それで、さらっと音階ひとつやってからいきなり、コソ練していたバッハさんのガボットを提示してみた!!

「カントリーロードに飽きるとこの曲を練習していたのですが…」

目的は、弓使いの謎ゾーンについて、解明してもらってまともに練習ができるようにすることと、できれば五月のホームコンサートに向けてこの曲を見てもらう了承をとること。教本の、いつもめくってるあたりを大幅に逸脱して、がーっと最後のほうまでめくっていくと先生もびっくり。「えーっ」

そんなわけでまぁ、ふだんのレッスンより緊張して弾き出した…らしい。しかも、さっきビビラートが話題に上っていたからというのでもあるのかないのか、とにかくいつもよりよけいにビビっていた。ビビラートに磨きをかけてもしょうがないのだが…

そんな弾き方ではあったが、先生の予想よりはよかったようで

・譜読みできてる
・音程とれてる

五月だったらちょうどいいんじゃない、といってもらえた。ただ、この曲は二巻の最後に出てくる、いろんな弓使いの集大成みたいな曲なので、先生としてはイイタイコトがてんこもりにあるらしい。

・基本は、音の切れ目でも、弓を浮かせず、弦にのったままで止めて安全に次の音をスタート。
・とりわけ強調したい音の前とかは、意図的に弓を上げてアタックつけて弾き始める。
・長くて息切れしそうなフレーズは、その中でも意味のある小フレーズに分けて意識。
・そのほか、弓を使う分量や音の伸ばし方について細かい指示がいっぱいあったのだが、覚えてるかどうか自信なし。

で、いろいろ注意を聞いたあとにもう一回弾いたら、さっきと違ってビビラートがかからないのでとても弾きやすかった。先生は、「格段に曲らしくなりましたね!!」といっていたが、なんか、アドバイスを取り入れたからというよりは平常心に戻ったからという気が(^^;;

次回からは、バッハのガボットと、この曲に出てくる調の音階(主調と、平行調)、そして教本のあるべき位置に戻ったところにある曲を併せてすすめていくことになった。

五月のホームコンサートはバイオリン特集。先生をゲストに迎えて、「素人が伴奏を楽しむ会」企画の実現に向けて動き出しますよ~
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする