昨日は、キサスタンゴライブ→東急ハンズ→スタジオで弦楽アンサンブル→宴会という複雑な経路を辿る一日でした。
←アンサンブル最高!!(^-^)
東急ハンズって何?? えーと、あまりに盛りだくさんだったので、とても一回の記事で書けません。今回はまず、弦楽アンサンブルについて…
ライブは、mako870さんの企画で、14人ぞろぞろとライブを見に行って、ayucoさんの鮮やかな弓さばきをガン見しちゃうというもの。そこからバイオリンを抱えて渋谷のスタジオに移動です。
「スタジオ」なるものも初体験。いかにも音楽やってます的な雰囲気の若者に混じって、数を頼みに気後れせず(^^;; どーっと入っていきます。中には譜面台とかもちゃんとあって、広さも十分ありました。
最初に合奏と聞いたときは、バイオリンを作ったときの「蛍の光」あたりを想像していましたがとんでもない。今回のはパート分けがあります。1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、チェロと四パートあってさらに、スペシャルゲストayucoさんのソロが入るんだって。
でもね…とにかくずいぶん前から楽譜はいただいていたのですが、この、へっくんさん編曲の楽譜、私に弾けるものじゃなかったんですよ。A線の「ラ#」とかD線の「ド#」とかの使ったことない音は入るし、前奏のとことかてきぱき8分音符を押さえていかなきゃいけないし、逆にえらい長い音符で弓が絶対足りない!! みたいな音はあるし。ま、弾けるとこだけ弾こうかね、と思ってました。
それが、13日にバイオリン発表会が終わり、カントリーロードに区切りをつけ、やおら再びこのパート譜を見たら、なんかだいたい弾けるようになってました。駒調整からバイオリン自体だいぶ弾きやすくなったことと、バッハさんのガボットをコソ練して「ラ#」あたりもいけるようになってたのがよかったみたいですね。
とはいえ、パート譜だけ見ても、音楽の全体像がさっぱりつかめず、どうも練習をちゃんとしたとはいえない状態のまま、参加。
そこへ、のっけから、へっくんさんに「1パートの人数が少ないんで」弾けるところだけ弾こうなんて不心得は不可であるとばっちり釘を刺されました。ピーンチ。。
まずいきなり合わせてみると、あれ? あれ? 拍の取り方とかノレなくって、ぐだぐだ。私だけじゃなくて、他の人もいろいろ戸惑ってるので、何をどうすれば~という感じ。そこで、へっくんさんが曲の途中で止めて、みんな調弦し直して、再スタートしてみると…
あら不思議、曲になりました。私も実力オーバーですが、お隣の2ndバイオリンでは、習いたてでまだレッスンでは開放弦しか習ってないはずのフタさんもがんばって弾いてますよ、ってか、弾けちゃってますよ。ありえな~い(o_o)
1stバイオリンと、2ndバイオリンは、自分のことを棚に上げていうと、ぶっちゃけ初心者集団なのですが(ただし例外あり)、へっくんさんのチェロ、キャリアの長い方々のビオラで下支え、そしてayucoさんのバイオリンで挟み込むとあら不思議、音程も取りやすいし音楽の骨格もみえやすく、スムーズに弾けちゃうんですね。
へっくんさんとayucoさんはみんなの前にこちらを向いて座っているので、こちらはへっくんさんとayucoさんの動きを指揮者に見立てて合わせればいいわけです。お二人とも、さすがわかりやすい動作でタイミングを示してくれています。
ところがここでひとつ問題が…なにしろあんまり練習してきてないのもあって、楽譜をじろじろ見ないと弾けないんですが、そうするとへっくんさんのほうが見られないじゃないですか。
そんなこんなでおたおたしている初心者集団に、ayucoさんはにこやかに容赦なく、「ここはニュアンス揃えたいですね~」などと言い出し、全員のパート譜にてきぱきと弓の上げ下げを書き足していきます。ごめんなさい、そこまでしていただいたあげくに言われたとおりできないんですが…キメのところ(威風堂々のフレーズ最後らへん)だけは死ぬ気で合わせるから許して。
なにしろ、私のバイオリン練習ときたら最長で30分ですから、こんなに長くバイオリンを構えていたことはありません。だんだん慣れて合わせやすくなるのと、疲れてへなへなになってくるののせめぎあいで、出来栄えの流れとしてはこんな感じ:
(1) 右も左もわからずぐだぐだ
↓
(2) コツをつかんでまともに弾けるようになってくるがまだ周囲を見る余裕はなし
↓
(3) 疲れて弾き方はへなへなになるが、見る余裕聴く余裕は出てくる
さて、(2)と(3)はどちらがいい演奏になるんでしょうか。けっこう微妙な話かもしれないですけど…やはり、アンサンブルは「合っている」「聴きあっている」でなんぼですから、(3)のほうがいいみたいですね。
というわけで、ラストの録音をアップしました。
(途中のコツコツいう音は、録音機を床置きしていたので、ayucoさんが足で拍子取る音がモロ入ったものです。決して1stバイオリンにダメ出ししてる音じゃない…と思う)
めちゃくちゃ疲れたんですけど、ほんとうに楽しかったです。弦楽のアンサンブルなんてもちろん生まれて初めて。バイオリン始めて半年、ようやくピアノの伴奏をつけてもらって発表会デビューしたところへ、いきなりこんな本格的なアンサンブル体験をさせてもらえるなんて思ってもいませんでした。この幸運な出会いと、ayucoさん、へっくんさん、そして企画をしてくださったmako870さんに深い感謝を捧げます。
合奏したスタジオから宴会会場までは、渋谷の雑踏の中、徒歩移動です。はぐれないようについていきます。へっくんさんのチェロは目立つから便利…以下次号。
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もちろんなし
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ライブは、mako870さんの企画で、14人ぞろぞろとライブを見に行って、ayucoさんの鮮やかな弓さばきをガン見しちゃうというもの。そこからバイオリンを抱えて渋谷のスタジオに移動です。
「スタジオ」なるものも初体験。いかにも音楽やってます的な雰囲気の若者に混じって、数を頼みに気後れせず(^^;; どーっと入っていきます。中には譜面台とかもちゃんとあって、広さも十分ありました。
最初に合奏と聞いたときは、バイオリンを作ったときの「蛍の光」あたりを想像していましたがとんでもない。今回のはパート分けがあります。1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、チェロと四パートあってさらに、スペシャルゲストayucoさんのソロが入るんだって。
でもね…とにかくずいぶん前から楽譜はいただいていたのですが、この、へっくんさん編曲の楽譜、私に弾けるものじゃなかったんですよ。A線の「ラ#」とかD線の「ド#」とかの使ったことない音は入るし、前奏のとことかてきぱき8分音符を押さえていかなきゃいけないし、逆にえらい長い音符で弓が絶対足りない!! みたいな音はあるし。ま、弾けるとこだけ弾こうかね、と思ってました。
それが、13日にバイオリン発表会が終わり、カントリーロードに区切りをつけ、やおら再びこのパート譜を見たら、なんかだいたい弾けるようになってました。駒調整からバイオリン自体だいぶ弾きやすくなったことと、バッハさんのガボットをコソ練して「ラ#」あたりもいけるようになってたのがよかったみたいですね。
とはいえ、パート譜だけ見ても、音楽の全体像がさっぱりつかめず、どうも練習をちゃんとしたとはいえない状態のまま、参加。
そこへ、のっけから、へっくんさんに「1パートの人数が少ないんで」弾けるところだけ弾こうなんて不心得は不可であるとばっちり釘を刺されました。ピーンチ。。
まずいきなり合わせてみると、あれ? あれ? 拍の取り方とかノレなくって、ぐだぐだ。私だけじゃなくて、他の人もいろいろ戸惑ってるので、何をどうすれば~という感じ。そこで、へっくんさんが曲の途中で止めて、みんな調弦し直して、再スタートしてみると…
あら不思議、曲になりました。私も実力オーバーですが、お隣の2ndバイオリンでは、習いたてでまだレッスンでは開放弦しか習ってないはずのフタさんもがんばって弾いてますよ、ってか、弾けちゃってますよ。ありえな~い(o_o)
1stバイオリンと、2ndバイオリンは、自分のことを棚に上げていうと、ぶっちゃけ初心者集団なのですが(ただし例外あり)、へっくんさんのチェロ、キャリアの長い方々のビオラで下支え、そしてayucoさんのバイオリンで挟み込むとあら不思議、音程も取りやすいし音楽の骨格もみえやすく、スムーズに弾けちゃうんですね。
へっくんさんとayucoさんはみんなの前にこちらを向いて座っているので、こちらはへっくんさんとayucoさんの動きを指揮者に見立てて合わせればいいわけです。お二人とも、さすがわかりやすい動作でタイミングを示してくれています。
ところがここでひとつ問題が…なにしろあんまり練習してきてないのもあって、楽譜をじろじろ見ないと弾けないんですが、そうするとへっくんさんのほうが見られないじゃないですか。
そんなこんなでおたおたしている初心者集団に、ayucoさんはにこやかに容赦なく、「ここはニュアンス揃えたいですね~」などと言い出し、全員のパート譜にてきぱきと弓の上げ下げを書き足していきます。ごめんなさい、そこまでしていただいたあげくに言われたとおりできないんですが…キメのところ(威風堂々のフレーズ最後らへん)だけは死ぬ気で合わせるから許して。
なにしろ、私のバイオリン練習ときたら最長で30分ですから、こんなに長くバイオリンを構えていたことはありません。だんだん慣れて合わせやすくなるのと、疲れてへなへなになってくるののせめぎあいで、出来栄えの流れとしてはこんな感じ:
(1) 右も左もわからずぐだぐだ
↓
(2) コツをつかんでまともに弾けるようになってくるがまだ周囲を見る余裕はなし
↓
(3) 疲れて弾き方はへなへなになるが、見る余裕聴く余裕は出てくる
さて、(2)と(3)はどちらがいい演奏になるんでしょうか。けっこう微妙な話かもしれないですけど…やはり、アンサンブルは「合っている」「聴きあっている」でなんぼですから、(3)のほうがいいみたいですね。
というわけで、ラストの録音をアップしました。
(途中のコツコツいう音は、録音機を床置きしていたので、ayucoさんが足で拍子取る音がモロ入ったものです。決して1stバイオリンにダメ出ししてる音じゃない…と思う)
めちゃくちゃ疲れたんですけど、ほんとうに楽しかったです。弦楽のアンサンブルなんてもちろん生まれて初めて。バイオリン始めて半年、ようやくピアノの伴奏をつけてもらって発表会デビューしたところへ、いきなりこんな本格的なアンサンブル体験をさせてもらえるなんて思ってもいませんでした。この幸運な出会いと、ayucoさん、へっくんさん、そして企画をしてくださったmako870さんに深い感謝を捧げます。
合奏したスタジオから宴会会場までは、渋谷の雑踏の中、徒歩移動です。はぐれないようについていきます。へっくんさんのチェロは目立つから便利…以下次号。
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