自分では、譜読みだけは早いと思っていたけど、実際のところ、まっさらから譜読みすることってほとんどない。
←音源に頼って譜読みしている現実
なにしろ、「この曲弾こう」って決めたときにはすでに、誰かが発表会で弾いていてなかなかよかったとか、CDで聞いてるうちに気に入ったとか、もう耳から先に入っていた曲がほとんどなので、実は自力で譜面を読んで音を並べているわけじゃないのだ。
つまり、耳コピとまではいわないけれど、なんとなく曲はこんなカンジ、というのがわかっていて、それに引き寄せるように音の高さと音の長さを拾い合わせ、並べているというのが、私の譜読み。CDだけ聞いて弾けるほど耳コピはできないし、かといって音源聞かずに譜面から起こせるほど譜は読めてないという、半端な状態がほんとのところ。
それが証拠に、何か気に入った曲があって→楽譜を買って→お目当ての曲を弾いて→聞いたことのないほかの曲も弾くかっていうと、弾かない。いや、たぶん、弾けない(^^;;
ピアノの場面ではなくて、バイオリンの場面になるとさらに、私は譜読みが得意な人ってことになってるけど。それはもちろん、ピアノと違って基本的に単旋律だからカンタンだし、ぶっちゃけ私が弾ける範囲のバイオリン曲なんて込み入ったものであるはずがないし、譜読みはやりやすいに決まっているのだが、それでも実のところ、まったく聞いたことのない曲を楽譜から掘り起こすことは案外少ない。
バッハのドッペルだって、パッヘルベルのカノンだって、私が弾く範囲のバイオリン曲でいえばめっちゃ込み入っているほうだけれども、もちろん耳タコなほど聞いたあとに弾いたわけだし、オフ会とかの「初見大会」だって例えばジブリ曲とかディズニー曲とかね…あらかた聞いたことのある曲だったりする。
ということにあらためて気づいたのは、ホーマンという教則本をやるようになってから。これは、先生とデュオで弾ける曲がたくさん並んでいて、私的には「燃える(萌える?)」のだが、これがどっこい、まったくの初見では弾けないのだ。リズム間違えたり、ありえないテンポで弾き出して途中崩壊したり、いろいろ問題があるのはもちろんだけど、要するに、「音楽にならない」。音がなんとか並んでも、どう音楽になるのかがわからない。
それで、先生が2ndを弾いて合わせてくれると突然、フレーズ感もノリノリで別人のようになると先生にも言われているけど、それは私が合奏好きだから本気になるということのほかに、先生につられてフレーズを理解し、合わせて耳で聞いてみると初めて曲がわかるということでもあるのだ。つまり、私はリアルタイムまね能力がかなり高いので、デュオで合わせた初回から、音楽としてわかっていたかのようになり、まるで(ほとんど)初見で弾けたようだけど、実はそうでない。先生からヒントをもらわなければ、曲がなんなのかは読み取れてなかったのだ。
そんなこんなで、実は譜読みが不得意だったということに気づいたのである。
それなら、ほんとうの譜読み(音源に頼らない譜読み)というのはいずこ、という話なんだけど。それでいよいよ、「shig式譜読み講座」のご紹介となるわけで…(前置きながっ)
そうなんです、譜読み講座の紹介記事を書こうとしたら、その前置き記事がなんと三本に!!(o_o)
(1) 演奏者の裁量範囲って?
(2) ワルター・クリーンのモーツァルトの呪縛
(3) この記事。←いまここ。
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なにしろ、「この曲弾こう」って決めたときにはすでに、誰かが発表会で弾いていてなかなかよかったとか、CDで聞いてるうちに気に入ったとか、もう耳から先に入っていた曲がほとんどなので、実は自力で譜面を読んで音を並べているわけじゃないのだ。
つまり、耳コピとまではいわないけれど、なんとなく曲はこんなカンジ、というのがわかっていて、それに引き寄せるように音の高さと音の長さを拾い合わせ、並べているというのが、私の譜読み。CDだけ聞いて弾けるほど耳コピはできないし、かといって音源聞かずに譜面から起こせるほど譜は読めてないという、半端な状態がほんとのところ。
それが証拠に、何か気に入った曲があって→楽譜を買って→お目当ての曲を弾いて→聞いたことのないほかの曲も弾くかっていうと、弾かない。いや、たぶん、弾けない(^^;;
ピアノの場面ではなくて、バイオリンの場面になるとさらに、私は譜読みが得意な人ってことになってるけど。それはもちろん、ピアノと違って基本的に単旋律だからカンタンだし、ぶっちゃけ私が弾ける範囲のバイオリン曲なんて込み入ったものであるはずがないし、譜読みはやりやすいに決まっているのだが、それでも実のところ、まったく聞いたことのない曲を楽譜から掘り起こすことは案外少ない。
バッハのドッペルだって、パッヘルベルのカノンだって、私が弾く範囲のバイオリン曲でいえばめっちゃ込み入っているほうだけれども、もちろん耳タコなほど聞いたあとに弾いたわけだし、オフ会とかの「初見大会」だって例えばジブリ曲とかディズニー曲とかね…あらかた聞いたことのある曲だったりする。
ということにあらためて気づいたのは、ホーマンという教則本をやるようになってから。これは、先生とデュオで弾ける曲がたくさん並んでいて、私的には「燃える(萌える?)」のだが、これがどっこい、まったくの初見では弾けないのだ。リズム間違えたり、ありえないテンポで弾き出して途中崩壊したり、いろいろ問題があるのはもちろんだけど、要するに、「音楽にならない」。音がなんとか並んでも、どう音楽になるのかがわからない。
それで、先生が2ndを弾いて合わせてくれると突然、フレーズ感もノリノリで別人のようになると先生にも言われているけど、それは私が合奏好きだから本気になるということのほかに、先生につられてフレーズを理解し、合わせて耳で聞いてみると初めて曲がわかるということでもあるのだ。つまり、私はリアルタイムまね能力がかなり高いので、デュオで合わせた初回から、音楽としてわかっていたかのようになり、まるで(ほとんど)初見で弾けたようだけど、実はそうでない。先生からヒントをもらわなければ、曲がなんなのかは読み取れてなかったのだ。
そんなこんなで、実は譜読みが不得意だったということに気づいたのである。
それなら、ほんとうの譜読み(音源に頼らない譜読み)というのはいずこ、という話なんだけど。それでいよいよ、「shig式譜読み講座」のご紹介となるわけで…(前置きながっ)
そうなんです、譜読み講座の紹介記事を書こうとしたら、その前置き記事がなんと三本に!!(o_o)
(1) 演奏者の裁量範囲って?
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