アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

和音の移り変わりをどう弾く?(フォーレノクターン1)

2012年08月23日 | ピアノ
九月はまず、とっぱなに練習会があって、それから下旬に戯れ会があるので…

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フォーレのノクターン第一番を練習会で弾いてみて、
行けそう→戯れ会でもフォーレ!!
ダメそう→戯れ会ではドビュッシーのベルガマスク前奏曲に戻る
という計画でございます。

それで、その計画発動のために、前々からヨーコ先生のレッスンを確保しておきました。なんて完璧に計画的なワタシ。

しかし完璧なのは計画だけで、今日ヨーコ先生の前で弾いてみたら、なんかこんなはずでは…の連続で、すごくカチカチになってしまった。今まで、ヨーコ先生のレッスンではそんなに緊張でダメになったことなかったんだけど。

緊張するとどうなるかというと、「怪しい」ところは崩壊するよね。だから、後半のややこしいところとかは怪しさ二乗だった。

なんとなくの心積もりでは、この「怪しい」ところをどうパーツ別練習するかとか、要するに音を並べるヘルプをしてもらうつもりで行ったのだが、甘かった。

最初のページでまず30分(^^;;

テーマはずばり、「和音の移り変わりをどう弾くか」。

この曲、ppで始まるんだけれども、それで小さく弾こうとすると、音がぺしゃんこでよく何がなにやらわからなくなっているという指摘。それでまず、ppとか気にせずfでバーンといく。

「フォルテのつもりで音を出して、その中で和音の移り変わりを感じながら、どう弾くか考えてやってみて」

和音はそりゃもうめまぐるしく移り変わっているんだけれども、それをどう弾く? 具体的に何をすればワカッタことになるのかってのはまったく謎ですが。

それでも、えぇいままよとフォルテで弾いてみると、そりゃ縮こまってるより特徴はわかりやすいしニュアンスはつけやすい。なるほど。

[音の移り変わり、特徴]
・ここでひと山、もうひと山はもっと高く
・暗くなったり、明るくなったり
・中抜けになったり
・不安定になったり安定したり
・二度繰り返されているところはどう変えるのか??
・特に印象的な音
・小節線をまたがったタイ


とかね。あ、和音の話もそうじゃないものも混ざりましたが、要するにそういう、曲の中の細かい発見を、味わいながら弾く。そうするとなんだか、自分に聞こえている音も、なんだかわかって弾いたみたいな音に聞こえてくるところが不思議だが、これは受け取る側(ぶっちゃけ自分)が変わってるだけという疑いも捨てきれない(^^;;

何が変わると色つけたことになるん??

思いつく限り挙げてみると
[弾き方バリエーション]
・微妙な強弱(周囲の和音との相対的な)
・和音の中の強弱、というか音のバランス
・タッチ、たとえばカチっと弾くかふわっと弾くか、とか
・微妙な間、あるいは長めにする(? あんまりやっちゃいけないかな)
こういうのをなんとなく変えていて、しっくりくることもあればこないこともあり、じゃあ、上に書いた箇条書き[音の移り変わり、特徴]と、下の[弾き方バリエーション]の結びつきに原則というものがあるのかどうか、というのがさっぱりわからないのだが。

ともかく、そうやってやや大げさに計画(?)を立てておいてから、やおらボリュームを抑えて弾いてみる。

「そういう変化を心の中では思い浮かべながら、あまりあからさまにせず、ちょっと距離がある感じで」
「小さく弾くときは、指先を硬くして浅く弾く」

そうすると、確かに最初のスカスカした感じよりは、中身がある感じになった。うーむ。わかったようなわからないような。

(レッスン前半で長くなったので後半はまた後日)

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コメント
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