アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

九年ぶりにショパンスケルツォを弾いてみると

2012年08月22日 | ピアノ
というわけで、今、スケルツォを弾いてみたらどうなるだろうかと…

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弾いてみました。最初は、えっとなんだっけという感じで、あんまり弾けませんが、しばらく(一時間くらい)あちこち弾き散らかしてみると、急速に慣れてきて、こことここはちょっと練習すれば弾けそう…ここはだいぶてこずりそうだけど…などという濃淡が見えてきました。

翌日になると、またちょっとスムーズになって、といってもいわゆる「弾けている」という状態ではありませんが、とにかくはるかに弾きやすくなっています。

昔、もうひとつひとつ、バラバラのビーズをつなげていくような根気が必要だったのですが、今回はアルペジオ系もそんなにやっかいではありません。たとえていえば、ビーズがもういくつかずつつながった状態で置いてあって、大きくつないでいけるみたいな。

あまり定型的でないところも、練習してみて弾けるようになるスピードがぜんぜん違うようです。何が違うのかよくわかりませんが、どうも、どの音がどこにあるかわかってさっと触れるとか…いや、昔だってそのくらいのこと知ってたつもりなんですけどね。音の高さ(音符)を見る、頭で解釈して、手に届く、手が鍵盤に届くという流れが何かやはり自動化・高速化したのでしょうか。あと、頭の中で鳴っている音の高さ(といってもたいてい、いくつかの音がいっぺんに鳴っているわけだが)を聞き分けて、その音はここというのが、音符を見なくても触れるとか。

まぁそんな感じです。なんとなくですが、一ヶ月もすれば、九年前に四ヶ月格闘した結果を軽く追い越せると思います。しかし追い越した結果がどのへんなのかはよくわかりません。まともなスピードまで到達するのか?? どうも、指の運動性能(純粋に、動く速さ)が向上したというより、脳の回路がスムーズになっただけのような気もするんだけど。

九年前、結局どんな感じで弾いていたのか、記憶はおぼろげです。録音でもあればいいんですけど、ありません。そのころはそういう習慣がなかったので。もっとも、仮に録音に慣れていたとしても、こんなのは録音したくないと思ったかもしれません。でも、まったくもったいないことです。比べられたら面白かったと思います。

今ならけっこう弾けるかも!? 本気で練習して人前で弾いてみる?? とか妄想モードに入ってきたところでふと正気に返る。

あ、これは発表会向きじゃないや…(-_-;;

ページが多すぎます。なんかこの曲、ものすごい勢いで「小節数を消費していく」感じで、がしがしページをめくっていかなきゃいけないんです。暗譜できない私としては、楽譜は必要だけど、これをめくりながら弾くのは無理。誰かにめくってもらうとしても、すごいせわしなくてなんか見た目ヘンかなと思います。

そうか暗譜…スケルツォは、指が動く人、かつ、暗譜できる人のものだったのか…話が遠いなぁ。

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コメント (6)
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