夏休みといいつつふだんより忙しいこの現状に疲れ、リセットのため本日休業です。というわけで急遽、しぶかう先生のところにギロックを持っていってきました。
←近くに駆け込み寺がある感じ(^^) ありがたや
自力で譜読みとかいって、結局先生に頼るんだ~という感じですが、いいんです、今回はお手本録音コピーじゃなくて自分で譜面見ていろいろ考えるだけは考えたので。
この曲は、スラーがかかりまくってます。これは、アーティキュレーションを表す弧線ですね。
「弧線の開始部にある音符は強調される、弧線の最後の音符は消え入るように演奏され音価よりも短縮されるという原則(shig式より)」とのことなので、「ラーシb」「ファーソ」のそれぞれ二つ目の音は短めってことになるけど。最初の「ファミファ」の最後の音にはスタッカートがついているから、それよりは長いんだよね。それにしても、ちょうどいい切り方がよくわからない。
…というあたりが最大の疑問点で。要するに、なんかかっこよくないんだけど!! ということである。とりあえず先生の前で弾いてみたらば、先生曰く、よく弾けているけれど(かっこよくないのは)様式感の問題だとのこと。
つまり、スタッカートある/なしそれぞれの音の長さがどうかということのほかに、切り方というのがあって、私のが全般にふわっとしちゃうのがまずい。ピッと指を離して切れるような…上記の楽譜にエンピツで書き込まれた「かくい」線は先生が書いたものです。
何度か、試してみて、おーだいぶそれらしく。。
あとは左手。結局、ベースのクオリティーを決めるのは左手ってことで、もにゃもにゃしないで「スパッ」としたタッチも重要だし、あと、→が描かれているけど、「ラーシb」の移り変わりが大事。「この狭さ(半音)を感じるところがポイント」で、わかったようなわからないような説明ですけど、不思議と「ここがポイントだ~せまいぞ~」と思って弾くとちゃんと違う感じになるんです、これほんと(^^;;
それとここの右手、マルをつけた「ラ」「シ」「ソ」の動きが大事で、上の「ファ」が出しゃばった音になると残念感が漂うのですが、「ファ」はやや入れるスピードを落とすのがコツだとか。
そしてこの16分音符が曲者で、なんだかうまくいかないんですけど、これは要するに装飾音を書き下したようなところ。あんまりきっかり数えて「ごちごちごち」って弾くと変なのですが、書き込みにあるように「くるりん」のイメージで、かつ、入りのところにわずかなタメを作り「んド」と出るのがよいとのことで。何回か試すと、うまくいったときはかっこいいんだけど、再現性がなくてどうもね。さらに、左手の「ドーミソド」のくるりん感が難しくて、成功率が低いです。
しかしこの曲って、バロックなのかといえばまぁなんというか、そのものというより「~風」。楽譜の書き方はずいぶん親切で、装飾音も書き下してアーティキュレーションはくまなく書き込み、音楽の句読点のところでは二重線。楽譜どおり弾いていくとなんとなくバロック風味が味わえるというつくりですね。
最後のところ、なんかキマらなくて困ってたんだけど、うまくクレッシェンドで弾けないんです。音の下降とともについちっちゃくなって、どうかするとスーッと弱くなってppで終わってしまいそう(^^;; でもffで堂々と終わらないといけないんです。
しぶかう先生の指摘はずばり、マルをつけた「ド」から「シ」に「入れる」こと。ここがずっしり行けば自然とクレッシェンドの流れに乗って最後までたどり着く!! ほんとだ!! ぐぐっと弾きやすくなった!!
ということで、なんだかんだ結局ヘルプが必要な譜読みでしたが、おもしろい経験でした(^-^)
…録音してみましたが…なんか必死で、余裕ナッシングな感じ(-_-;; 練習しないと板についた感じになりませんね。
→自宅ピアノ、生音でなく直結録音
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
←近くに駆け込み寺がある感じ(^^) ありがたや
自力で譜読みとかいって、結局先生に頼るんだ~という感じですが、いいんです、今回はお手本録音コピーじゃなくて自分で譜面見ていろいろ考えるだけは考えたので。
この曲は、スラーがかかりまくってます。これは、アーティキュレーションを表す弧線ですね。
「弧線の開始部にある音符は強調される、弧線の最後の音符は消え入るように演奏され音価よりも短縮されるという原則(shig式より)」とのことなので、「ラーシb」「ファーソ」のそれぞれ二つ目の音は短めってことになるけど。最初の「ファミファ」の最後の音にはスタッカートがついているから、それよりは長いんだよね。それにしても、ちょうどいい切り方がよくわからない。
…というあたりが最大の疑問点で。要するに、なんかかっこよくないんだけど!! ということである。とりあえず先生の前で弾いてみたらば、先生曰く、よく弾けているけれど(かっこよくないのは)様式感の問題だとのこと。
つまり、スタッカートある/なしそれぞれの音の長さがどうかということのほかに、切り方というのがあって、私のが全般にふわっとしちゃうのがまずい。ピッと指を離して切れるような…上記の楽譜にエンピツで書き込まれた「かくい」線は先生が書いたものです。
何度か、試してみて、おーだいぶそれらしく。。
あとは左手。結局、ベースのクオリティーを決めるのは左手ってことで、もにゃもにゃしないで「スパッ」としたタッチも重要だし、あと、→が描かれているけど、「ラーシb」の移り変わりが大事。「この狭さ(半音)を感じるところがポイント」で、わかったようなわからないような説明ですけど、不思議と「ここがポイントだ~せまいぞ~」と思って弾くとちゃんと違う感じになるんです、これほんと(^^;;
それとここの右手、マルをつけた「ラ」「シ」「ソ」の動きが大事で、上の「ファ」が出しゃばった音になると残念感が漂うのですが、「ファ」はやや入れるスピードを落とすのがコツだとか。
そしてこの16分音符が曲者で、なんだかうまくいかないんですけど、これは要するに装飾音を書き下したようなところ。あんまりきっかり数えて「ごちごちごち」って弾くと変なのですが、書き込みにあるように「くるりん」のイメージで、かつ、入りのところにわずかなタメを作り「んド」と出るのがよいとのことで。何回か試すと、うまくいったときはかっこいいんだけど、再現性がなくてどうもね。さらに、左手の「ドーミソド」のくるりん感が難しくて、成功率が低いです。
しかしこの曲って、バロックなのかといえばまぁなんというか、そのものというより「~風」。楽譜の書き方はずいぶん親切で、装飾音も書き下してアーティキュレーションはくまなく書き込み、音楽の句読点のところでは二重線。楽譜どおり弾いていくとなんとなくバロック風味が味わえるというつくりですね。
最後のところ、なんかキマらなくて困ってたんだけど、うまくクレッシェンドで弾けないんです。音の下降とともについちっちゃくなって、どうかするとスーッと弱くなってppで終わってしまいそう(^^;; でもffで堂々と終わらないといけないんです。
しぶかう先生の指摘はずばり、マルをつけた「ド」から「シ」に「入れる」こと。ここがずっしり行けば自然とクレッシェンドの流れに乗って最後までたどり着く!! ほんとだ!! ぐぐっと弾きやすくなった!!
ということで、なんだかんだ結局ヘルプが必要な譜読みでしたが、おもしろい経験でした(^-^)
…録音してみましたが…なんか必死で、余裕ナッシングな感じ(-_-;; 練習しないと板についた感じになりませんね。
→自宅ピアノ、生音でなく直結録音
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育