アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

そのピアノの音色を持ち帰る

2017年01月11日 | ピアノ
おゆき先生んちの「れんしうかい」で、昼ごはんを食べる前にちょちょっとピアノに「ご挨拶」したとき、大辻ゴンの「あさがお」を弾いたんですけど…

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「あれー?? めるちゃんみたいな音がしてる」
といわれました。ほんとそんな感じでした。なぜだ。

なぜといえば出かける直前に「この楽譜持っていこうかな」って、めるちゃんで「あさがお」弾いたんですよね。やっぱこの曲きれいだなって…ずっと前に弾いたときはめるちゃんがいませんでしたから、晴れた日の朝に誰もいないリビングに響く「あさがお」が新鮮でした。それを耳に残したまま、おゆき先生んちのシードマイヤーで弾くと不思議と、めるちゃんぽい音(笑)

シードマイヤーはわりと音色の変化の幅が広いコなので、そんなこともあるかと思います。

めるちゃんはそこまで音色の幅は広くないので、「逆輸入(?)」は難しいかと思うのですが、それでも、シードマイヤーでシューベルトop90-3を弾いたあと、おうちに帰ってめるちゃんで同じ曲を弾いたときは、「あぁめるちゃんでもこんな音色でるんだ」と新たな発見がありました。

素晴らしいピアノ、変わったピアノを弾く機会があると、よくshigさんが「ぜひ音色を持ち帰って」みたいなことを言い、以前は「ナニてきとーなこといってんだか」と眉唾に思ってましたが今はわりと信じてます。いや、信じる信じないのことではなくてちゃんと「ある」現象なんだと思うんですが…

私、高校時代の物理は得意でしたが(笑)そんな物理で手におえるような現象ではなく、たぶんだれもそんな細かいとこは解明してないと思います。

なのに、人間のイメージというもの、それと、それをなんとなく反映できてしまうピアノのメカニズムってのは本当にすごいですね。イメージする音色が具体的にあると、そういう音が出るタッチに近づけることができてしまうなんて、理屈はまったくわかりません。おもしろいものです。

もちろん、持ち帰る先のピアノの実力があんまりなければ、いくらイメージを持ち帰っても実際にその音色は出ないってことになります。当たり前ですがベーゼンドルファーを弾いて帰ればおうちのやまちゃんからベーゼンの音が出るってわけにはいきません。

いかないけれども、やまちゃんの持っている音の幅の中から、今まで気が付かなかった部分を引き出すことはたぶんできるんです。

また、ほしい音のイメージをしっかり持ったまま練習することができれば、次にまたベーゼンを弾いたときにはさっとその楽器を生かした音色づくりができるというような、練習効果というのはありうる、らしいのですが、どうもそれについては実感できていません。イメージの保持能力が弱い(記憶力が弱いともいう)から??

イメージ力(またの名を「妄想力」)はだいじですね。前はこれが超~ヘタで、そんなリクツに合わないもんわからん、と頭から拒否してましたが今は人間のカドが取れてやや幅が広くなってきました。ここからもさらに妄想力を磨いていきたいと思います。

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