私は別にカラオケ好きじゃないんですが、家の中にカラオケ大好きな人が複数いるので、ときどき「カラオケバトル」番組を見ます。
←文句いいつつ気になるから見ちゃう
それで、自分としてはピアノ好きなわけですから昨日はピアノバトル的な番組(TEPPEN)を見たのですが…
はっきりいって、番組としてはカラオケバトルのほうがピアノバトルより好きです(^^;;
何が違うって、一番違うのは演奏ですね。
カラオケって、まぁ歌っていってもカラオケですから伴奏は録音で、そして採点は機械で、しかも歌う曲は私が好きなジャンルじゃないというのに、めちゃくちゃうまい人が出てきて、しかもちゃんと心に染みる歌い方をしてくれますから十分楽しめるんです。機械採点は人間の感覚と同じではないんですけど、だいたいイイと思ったほうの人がちゃんと点数も伸びますからそれなりによくできてます。
ピアノバトルのほうは…
うまい下手の問題というよりは、私の好きな演奏じゃないという感じです。
なんというか、「肩の凝る演奏」!?
昨日の番組だと、最初のステージがクラシック、決勝がポピュラーでしたが、このクラシックステージで、高得点をモノにした人たちの演奏がですね…もう、ガチガチガチッて叩き込んでいくような演奏で、音汚いしうるさいしフレーズになってないし(いわゆる呼吸してない演奏)、それでいて忙しい曲の音符をがーっと並べていきますから、ほんと聞き疲れします。
一方、そんなに人前演奏慣れしてない人のピアノは、ピーンと張り詰めた緊張感の中、のろくなったり、止まったり、それはそれで疲れる(手に汗握る)。サッカーの人の演奏がわりといい感じでしたが、というかいい感じのところもあったんですが、でも大きく止まっちゃったりしたので、評価が伸びないことは私も納得です。
だいたい、この番組づくりってのが、ひたすら緊張感をあおってミスを誘うようにできているんです。弾く前にも、プレッシャーをかけるような質問をあえてしたり、さらには、弾いていてミスタッチするとそのたびにいっこずつ「ぼっ」って火がついていくんですよ!! いやーあれじゃ弾けないわー無理むりムリ
(誰かやってみます?? ミスするごとに数えてフラグ立ててく練習会-怖)
そして「評価」されるのは「難しい」曲を「ミスなく」こなすことが第一なので、オクターブ連続!! とか 音が大きく飛ぶ!! とか、その速いのが求められるわけです。
要するに、弾く人の演奏スキルの問題だけじゃなくて、番組のアオリによって、「聴いてて幸せ」な演奏にならないようなお膳立てができちゃってるといってもいいかもしれません。
決勝戦ステージになると、ミスを数える(減点)ではなく、ふつうに人が採点するようになります。それだけでもさっきよりは落ち着きますが、それと、クラシックからポピュラーになるのも大きいみたいです。
さっきガガガガガとブルドーザーのごとき演奏をしていた人が、ポピュラー(もともと「歌」)になるとちゃんと歌って弾いていたりするんです。弾き方はやっぱりちょっとがちがちですが、ずっとフレーズ(音楽)になっているんです。
それを聞きながら、おゆき先生がよくいってる「歌ってごらん。歌ってれば、そんなにおかしなことにはならないから」というのを思い出しました。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←文句いいつつ気になるから見ちゃう
それで、自分としてはピアノ好きなわけですから昨日はピアノバトル的な番組(TEPPEN)を見たのですが…
はっきりいって、番組としてはカラオケバトルのほうがピアノバトルより好きです(^^;;
何が違うって、一番違うのは演奏ですね。
カラオケって、まぁ歌っていってもカラオケですから伴奏は録音で、そして採点は機械で、しかも歌う曲は私が好きなジャンルじゃないというのに、めちゃくちゃうまい人が出てきて、しかもちゃんと心に染みる歌い方をしてくれますから十分楽しめるんです。機械採点は人間の感覚と同じではないんですけど、だいたいイイと思ったほうの人がちゃんと点数も伸びますからそれなりによくできてます。
ピアノバトルのほうは…
うまい下手の問題というよりは、私の好きな演奏じゃないという感じです。
なんというか、「肩の凝る演奏」!?
昨日の番組だと、最初のステージがクラシック、決勝がポピュラーでしたが、このクラシックステージで、高得点をモノにした人たちの演奏がですね…もう、ガチガチガチッて叩き込んでいくような演奏で、音汚いしうるさいしフレーズになってないし(いわゆる呼吸してない演奏)、それでいて忙しい曲の音符をがーっと並べていきますから、ほんと聞き疲れします。
一方、そんなに人前演奏慣れしてない人のピアノは、ピーンと張り詰めた緊張感の中、のろくなったり、止まったり、それはそれで疲れる(手に汗握る)。サッカーの人の演奏がわりといい感じでしたが、というかいい感じのところもあったんですが、でも大きく止まっちゃったりしたので、評価が伸びないことは私も納得です。
だいたい、この番組づくりってのが、ひたすら緊張感をあおってミスを誘うようにできているんです。弾く前にも、プレッシャーをかけるような質問をあえてしたり、さらには、弾いていてミスタッチするとそのたびにいっこずつ「ぼっ」って火がついていくんですよ!! いやーあれじゃ弾けないわー無理むりムリ
(誰かやってみます?? ミスするごとに数えてフラグ立ててく練習会-怖)
そして「評価」されるのは「難しい」曲を「ミスなく」こなすことが第一なので、オクターブ連続!! とか 音が大きく飛ぶ!! とか、その速いのが求められるわけです。
要するに、弾く人の演奏スキルの問題だけじゃなくて、番組のアオリによって、「聴いてて幸せ」な演奏にならないようなお膳立てができちゃってるといってもいいかもしれません。
決勝戦ステージになると、ミスを数える(減点)ではなく、ふつうに人が採点するようになります。それだけでもさっきよりは落ち着きますが、それと、クラシックからポピュラーになるのも大きいみたいです。
さっきガガガガガとブルドーザーのごとき演奏をしていた人が、ポピュラー(もともと「歌」)になるとちゃんと歌って弾いていたりするんです。弾き方はやっぱりちょっとがちがちですが、ずっとフレーズ(音楽)になっているんです。
それを聞きながら、おゆき先生がよくいってる「歌ってごらん。歌ってれば、そんなにおかしなことにはならないから」というのを思い出しました。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)