今日は2017年初のピアノレッスンでした。弾いたのはショパンマズルカです。ふつうレッスンで弾くというとまぁ途中まで弾いて、先生の「イイタイコト」が溜まったあたりで止めて、ってことになると思いますが、
←このマズルカややこしすぎるわぁ…って、自分で選んだんだけど
今日は発表会前ということもあり、先生以外の聞き手(くさぴあさん)がいたということもあり、まずは一回通して弾きました。
おゆき先生んちのシードマイヤーは、現状かなりご機嫌よく(やはり乾燥しがちな冬はイイ感じですかね?)、それとなんだか気分的にノッたもんで、準備(練習)としてはいろいろ至らないところもありましたが、楽しく弾きました。私にしては、ミスタッチのときに止まらずにそのまま先に進めましたしね(←これ、よほど調子がよくないとできないんです)
前回のレッスンのときに、たまたま、「おぉこんなペダル記号書いてある」(←レッスンじゃなくても楽譜見ろよ)って思ってから、家ではいろいろペダル実験しながら弾いてて、それはそれでいいことだと思いますが、発表会も近いというのに、聞いた感じ(仕上がり)としてはむしろ後退というか、混乱した分流れが悪いというか、マズルカじゃなくなっちゃうという困った面もあったんですよね。それが、なんかノリで弾いたら回復(?)してよかったです。
ショパンさんというのは、作曲家の中でもかなり詳細にペダル記号を書いた人だと思いますが、
その「せっかく」書いてくれた記号を華麗にスルーしてテキトーにペダルを踏むのに慣れていた場合、
改めてペダル記号をじっくり見てみると、
・えっそんなに踏みっぱなしなんだ
・えっここ踏まなくていいの
の両方のびっくりがあります。
ふつう、ショパンのペダル記号に従って(だけ)踏むと、もっとペダル踏まなくていいのか不安に思うことのほうが多いようで、
それで、おゆき先生からのコメントにもあったように(Mixiのほうにはartomr先生からも似た趣旨のコメントが)
ショパンが踏む指示をしていないところ、踏まないで丁寧に弾いてみると案外よかったりするよ!!
この、「案外」は
・指でしっかりつないで弾いてみるとよい
・ショパン時代のピアノだと、踏まなくてもいい感じ
というのと両方あるようです。
ショパン時代のピアノだと、余韻とかちょっと現代ピアノと違う感じで、ペダルを踏んでいなくてもそんなにドライじゃないという印象があります。
(一説によればダンパーが現代ピアノほどピタッといってないとか?)
udurannさんのところにあるような古いピアノで弾いてみると、ペダルをべたっと踏んじゃうと気が付かなかった素敵な響きというのが生まれて、あぁこういうふうにしたいんだということがあったりするわけです。ペダルがなくてもパサつかない印象というか。
一方、今回、この曲に関していうと、「えっそんなに踏みっぱなしなんだ」というほうで驚くことが多かったです。
ドルチェになってから、二小節近く踏みっぱなし
ふつうは左手にある二連の和音をカバーする感じに踏んでいくわけですが、97小節目では、二連の和音の二つ目から、休符を超えて次の二連の一個目まで踏みっぱなし。
最後の二小節踏みっぱなし。
なんかすぐ踏みかえたくなっちゃうというか、ペダルを離したくなってしまうところ、「ペダル離す記号」まで踏んでみると、「これでいいのかなぁ??」と疑心暗鬼に思うことがあり…というのも、なんにも音のない休符が聞けるほうがいいんじゃないか? とか音が濁らないほうがいいんじゃないか? とつい思っちゃうんです。
それが、udurannさんのところのショパン時代のプレイエルで弾いてみると妙に納得「踏みっぱなしでキレイ!!」と思うこともあったり、そこまで古くはないけどかなり古くてそんじょそこらのピアノとは癖が違うおゆき先生んちのピアノで弾くと「おーなるほど!!」と思うこともあったり。
おもしろいですよね…
それで、もしかしたらショパンの指定は、「ショパンが現代ピアノで演奏したら」というのとは違うかもしれないんですけど、とにかく、まずは試してみたほうがいい、それも、できれば古いピアノで試してみたらいい、と思うわけです。今日、シードマイヤーで弾いたときも、家で試していまいち合点がいってなかったところが、「あぁこれ、なるほどありだな」と思ったりするので、とっても楽しかったんですよね。
めるちゃんとってもいいこなんですけど、たまには浮気も重要みたいです。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←このマズルカややこしすぎるわぁ…って、自分で選んだんだけど
今日は発表会前ということもあり、先生以外の聞き手(くさぴあさん)がいたということもあり、まずは一回通して弾きました。
おゆき先生んちのシードマイヤーは、現状かなりご機嫌よく(やはり乾燥しがちな冬はイイ感じですかね?)、それとなんだか気分的にノッたもんで、準備(練習)としてはいろいろ至らないところもありましたが、楽しく弾きました。私にしては、ミスタッチのときに止まらずにそのまま先に進めましたしね(←これ、よほど調子がよくないとできないんです)
前回のレッスンのときに、たまたま、「おぉこんなペダル記号書いてある」(←レッスンじゃなくても楽譜見ろよ)って思ってから、家ではいろいろペダル実験しながら弾いてて、それはそれでいいことだと思いますが、発表会も近いというのに、聞いた感じ(仕上がり)としてはむしろ後退というか、混乱した分流れが悪いというか、マズルカじゃなくなっちゃうという困った面もあったんですよね。それが、なんかノリで弾いたら回復(?)してよかったです。
ショパンさんというのは、作曲家の中でもかなり詳細にペダル記号を書いた人だと思いますが、
その「せっかく」書いてくれた記号を華麗にスルーしてテキトーにペダルを踏むのに慣れていた場合、
改めてペダル記号をじっくり見てみると、
・えっそんなに踏みっぱなしなんだ
・えっここ踏まなくていいの
の両方のびっくりがあります。
ふつう、ショパンのペダル記号に従って(だけ)踏むと、もっとペダル踏まなくていいのか不安に思うことのほうが多いようで、
それで、おゆき先生からのコメントにもあったように(Mixiのほうにはartomr先生からも似た趣旨のコメントが)
ショパンが踏む指示をしていないところ、踏まないで丁寧に弾いてみると案外よかったりするよ!!
この、「案外」は
・指でしっかりつないで弾いてみるとよい
・ショパン時代のピアノだと、踏まなくてもいい感じ
というのと両方あるようです。
ショパン時代のピアノだと、余韻とかちょっと現代ピアノと違う感じで、ペダルを踏んでいなくてもそんなにドライじゃないという印象があります。
(一説によればダンパーが現代ピアノほどピタッといってないとか?)
udurannさんのところにあるような古いピアノで弾いてみると、ペダルをべたっと踏んじゃうと気が付かなかった素敵な響きというのが生まれて、あぁこういうふうにしたいんだということがあったりするわけです。ペダルがなくてもパサつかない印象というか。
一方、今回、この曲に関していうと、「えっそんなに踏みっぱなしなんだ」というほうで驚くことが多かったです。
ドルチェになってから、二小節近く踏みっぱなし
ふつうは左手にある二連の和音をカバーする感じに踏んでいくわけですが、97小節目では、二連の和音の二つ目から、休符を超えて次の二連の一個目まで踏みっぱなし。
最後の二小節踏みっぱなし。
なんかすぐ踏みかえたくなっちゃうというか、ペダルを離したくなってしまうところ、「ペダル離す記号」まで踏んでみると、「これでいいのかなぁ??」と疑心暗鬼に思うことがあり…というのも、なんにも音のない休符が聞けるほうがいいんじゃないか? とか音が濁らないほうがいいんじゃないか? とつい思っちゃうんです。
それが、udurannさんのところのショパン時代のプレイエルで弾いてみると妙に納得「踏みっぱなしでキレイ!!」と思うこともあったり、そこまで古くはないけどかなり古くてそんじょそこらのピアノとは癖が違うおゆき先生んちのピアノで弾くと「おーなるほど!!」と思うこともあったり。
おもしろいですよね…
それで、もしかしたらショパンの指定は、「ショパンが現代ピアノで演奏したら」というのとは違うかもしれないんですけど、とにかく、まずは試してみたほうがいい、それも、できれば古いピアノで試してみたらいい、と思うわけです。今日、シードマイヤーで弾いたときも、家で試していまいち合点がいってなかったところが、「あぁこれ、なるほどありだな」と思ったりするので、とっても楽しかったんですよね。
めるちゃんとってもいいこなんですけど、たまには浮気も重要みたいです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)