いやぁ圧巻でした。24調を通して聞く(弾く)会。
←24調セットで作曲した人ってのも案外たくさんいるもんだ
私は変ロ短調の担当でしたが、ひとり一調(っていうのか)担当して、24調ずらり並べる会。こんな会滅多にないです。運営はたいへんだったと思います…実際、ドタキャンが出た調は
「お客様の中でどなたか、ト短調の曲を弾ける方はいらっしゃいませんか~?」
ってなことをやらなければならず、その分は短い曲を搔き集めて「チームト短調」が担当するなんてふうにこなしてました。
調をどう並べるかだって、別に自明じゃありませんから、悩みますよね。
アルカンさんは、24調を二回りするにあたって、一周目と二周目で並び順を変えてますし
(彼のことだから、ふかーい理屈があるんだろうがよくわからん)
ショパンのプレリュードとバッハの平均律だって違うし…
今日の並び順は、シャープひとつからだんだん増えていって、
フラットの多いのからひとつずつ減っていき、
最後は調号なし(調合なしじゃないです)というふうに並んでいました。
オーラスはハ長調。ひとつだけ連弾の、サンサーンス動物の謝肉祭終曲で派手に締めくくって、いい感じでした。
それぞれ、調というものに本質的に「性格」はあるのか??
…平均律のピアノで弾くときに!?
とかいうと、そんな難しいことは知らんのですけども、
少なくとも作曲家が作曲をするその時に、調になんらかの意味を感じて作曲したんだとすれば、
いろんな曲がどの調にもランダムにばら撒かれたわけじゃないので。
たとえばモーツァルトはシャープとかフラットとかが三つくらいまでの曲しか書かないって決めてるらしいし、
ベートーベンは明らかに「この曲はこの調デショ!!」みたいのあるらしいし、
フラット多めの曲を探すとシューベルトになっちゃうし、
まぁなんかいろいろと偏ってますよね。
今日は、メジャーな作曲家の、耳馴染みのある曲のあれこれが
シューベルト、ショパン、ドビュッシー、モーツァルト
「おぉこの曲はこの調だったか」
とまた新鮮に聞こえてきました。
平均律のピアノで弾いたらどの調だろうが相対的にはいっしょだろう、と言われればそりゃそのとおりなんでしょうが、
少なくとも作曲家の「つもり」というのはあるということを感じました。
それと、この会の趣旨に賛同した人々がそれぞれリキ入れて選曲と演奏したのがまた素晴らしくて、それで全体として聴きごたえがあったという感じです。
弾いてみたい曲との出会いもありましたし…
一生弾けないけどいいなと思う曲(や演奏)もありました。
特に印象に残った曲メモ:
無言歌より「羊飼いの嘆き」/メンデルスゾーン
ピアノソナタ「月光」第一楽章/ベートーヴェン
亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー
ノクターンop32-2/ショパン
ピアノソナタK.570/モーツァルト
さて私の今日の演奏ですが……
……ややこしい曲を二曲並べるのは無理だなって思いました(-_-;;
ま、もともとややこしい調に立候補したのがいけないんですがね。
ラフマは譜読みにすんごい時間がかかりましたがようやくあちこち「把握」できまして昨日あたりはずいぶん安定して弾けるようになってたんですよ。
でも、わかっているようで深く理解はできてないっていうか
いったん「あれ?」ってなっちゃうと回復できなくって
途中までものすごくよい雰囲気でしたが途中からわけわからんくなってしまいました。
私にとってはめちゃ集中が持続できないと弾けない曲で、ということは人前では無事に弾けないようです。
ラフマを一曲目にしたので、気を取り直してショパンはそれより無事に楽しんで弾き、
(…主観的には。ただし、くさぴあさんによればそんなんでもラフマのほうがよかったとか?)
助っ人出演の中田喜直はいい感じで弾きました(^^)
今日の録音…は、録音で聞くとちょっとツラい感じなんで
(ところどころいいところもあるけどアラがあらあらしすぎ)
参考録音(おうちでひとりリハ)だけ記録のためリンク(非推奨)
ラフマニノフ前奏曲op32-2
ショパンマズルカop24-4
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←24調セットで作曲した人ってのも案外たくさんいるもんだ
私は変ロ短調の担当でしたが、ひとり一調(っていうのか)担当して、24調ずらり並べる会。こんな会滅多にないです。運営はたいへんだったと思います…実際、ドタキャンが出た調は
「お客様の中でどなたか、ト短調の曲を弾ける方はいらっしゃいませんか~?」
ってなことをやらなければならず、その分は短い曲を搔き集めて「チームト短調」が担当するなんてふうにこなしてました。
調をどう並べるかだって、別に自明じゃありませんから、悩みますよね。
アルカンさんは、24調を二回りするにあたって、一周目と二周目で並び順を変えてますし
(彼のことだから、ふかーい理屈があるんだろうがよくわからん)
ショパンのプレリュードとバッハの平均律だって違うし…
今日の並び順は、シャープひとつからだんだん増えていって、
フラットの多いのからひとつずつ減っていき、
最後は調号なし(調合なしじゃないです)というふうに並んでいました。
オーラスはハ長調。ひとつだけ連弾の、サンサーンス動物の謝肉祭終曲で派手に締めくくって、いい感じでした。
それぞれ、調というものに本質的に「性格」はあるのか??
…平均律のピアノで弾くときに!?
とかいうと、そんな難しいことは知らんのですけども、
少なくとも作曲家が作曲をするその時に、調になんらかの意味を感じて作曲したんだとすれば、
いろんな曲がどの調にもランダムにばら撒かれたわけじゃないので。
たとえばモーツァルトはシャープとかフラットとかが三つくらいまでの曲しか書かないって決めてるらしいし、
ベートーベンは明らかに「この曲はこの調デショ!!」みたいのあるらしいし、
フラット多めの曲を探すとシューベルトになっちゃうし、
まぁなんかいろいろと偏ってますよね。
今日は、メジャーな作曲家の、耳馴染みのある曲のあれこれが
シューベルト、ショパン、ドビュッシー、モーツァルト
「おぉこの曲はこの調だったか」
とまた新鮮に聞こえてきました。
平均律のピアノで弾いたらどの調だろうが相対的にはいっしょだろう、と言われればそりゃそのとおりなんでしょうが、
少なくとも作曲家の「つもり」というのはあるということを感じました。
それと、この会の趣旨に賛同した人々がそれぞれリキ入れて選曲と演奏したのがまた素晴らしくて、それで全体として聴きごたえがあったという感じです。
弾いてみたい曲との出会いもありましたし…
一生弾けないけどいいなと思う曲(や演奏)もありました。
特に印象に残った曲メモ:
無言歌より「羊飼いの嘆き」/メンデルスゾーン
ピアノソナタ「月光」第一楽章/ベートーヴェン
亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー
ノクターンop32-2/ショパン
ピアノソナタK.570/モーツァルト
さて私の今日の演奏ですが……
……ややこしい曲を二曲並べるのは無理だなって思いました(-_-;;
ま、もともとややこしい調に立候補したのがいけないんですがね。
ラフマは譜読みにすんごい時間がかかりましたがようやくあちこち「把握」できまして昨日あたりはずいぶん安定して弾けるようになってたんですよ。
でも、わかっているようで深く理解はできてないっていうか
いったん「あれ?」ってなっちゃうと回復できなくって
途中までものすごくよい雰囲気でしたが途中からわけわからんくなってしまいました。
私にとってはめちゃ集中が持続できないと弾けない曲で、ということは人前では無事に弾けないようです。
ラフマを一曲目にしたので、気を取り直してショパンはそれより無事に楽しんで弾き、
(…主観的には。ただし、くさぴあさんによればそんなんでもラフマのほうがよかったとか?)
助っ人出演の中田喜直はいい感じで弾きました(^^)
今日の録音…は、録音で聞くとちょっとツラい感じなんで
(ところどころいいところもあるけどアラがあらあらしすぎ)
参考録音(おうちでひとりリハ)だけ記録のためリンク(非推奨)
ラフマニノフ前奏曲op32-2
ショパンマズルカop24-4
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