このところ、暗譜チャレンジとかやってみたりしてたのって、楽譜かじりつき癖を多少なりとも改善して、下を見て弾けるようにしようと思ってたんだけど…
←幼いころに習ったことは、ただのアタリマエになっている
たとえば、アルカンの「ファ」のときとか、跳躍がでかくて頻繁なところはやっぱり鍵盤を見たほうがヒット率が上がるし、でも暗譜はできてないしで、楽譜見たり…鍵盤見たり…してると、「今どこ!?」と、あるあるな大事故につながる危険が。それで、◎(ここから暗譜)★(ここから復帰)みたいなマークを楽譜にでかでかとつけて、迷子にならない部分暗譜で間に合わせてたりとしたわけね。
そんな私からすれば、「ずっと下(鍵盤)を見て弾けるなんて、すごい」というような感覚でした。
ところが、とあるマイミクさんが紹介してくれた「大人のピアノ初心者で、上達する人はどこが違う ~見極める4つの視点~」という記事を読んでいたらば
「下を見て弾いている限り、ピアノはけっして上達しません。」
というのが出てきて、おっとぉ(o_o) と思いました。
もう少し長く引用しますと
「「下を見ずに弾いてくださいね」と、いつも私が注意を促しましたが、その重要さになかなか気づいていただけませんでした。
しかし、この方がこちらへ来られてから約5年を経て、下を見ないで弾かないほうが良い、ということにようやく気づき、納得されました。そこからは、私もそのことを褒めますし、ご本人さんもよりピアノが楽しくなったようでした。とにかくご自身で気づいていただくまでがたいへんで、教える側に忍耐が必要でした。下を見て弾いている限り、ピアノはけっして上達しません。」
検索してみますと、特にピアノ初心者に対して、下を見ないで弾けるように指導することはかなりの重要事項として意識されているようでした。
そういえば、長年当たり前に「視線は楽譜に釘付け」スタイルでピアノを弾いていましたが、そりゃ最初の最初は当たり前じゃなかったはずですよね。慣れない動作をするときには手先をガン見するのが当然で、そしたら鍵盤を見て弾くスタイルが自然に身についてしまいそうです。それが、非常に早いうちに(たぶん四歳とかのころには既に)指導があって、ピアノを弾くなら目は楽譜、鍵盤は手の感触で弾くというのが染み付いている…
譜読みをするにも、楽譜に書き込まれたことを弾きながら確認するにも、そしていちいち全部の箇所を視認できないようなややこしい曲を弾けるようになるためにも、この不自然なスタイルが自然にできなければ不便なわけで、私にとってはこのことになんの困難もないというのは、幼少のころから親がピアノを習わせてくれたことの大きな成果のひとつといえるかもしれません。実際、若い時期をごっそりピアノブランクとして過ごしてしまったにもかかわらず、譜読みは得意ですから。
そっかぁ、「楽譜かじりつき」にも歴史ありというか、メリットありというか、ダメ一方ではないんだね。
それにしても、上で引用した先生は、けっこう長く書いてある中に、なぜ下を見て弾いてはいけないのか、どうやって練習すれば下を見ないで弾けるようになるのかの記述が一切出てこないんで、どうなんだろなとは思ったんですが(…だから五年もかかったんじゃないの??)。
検索して出てきた中に、ちゃんと理由や練習方法が書いてあるページがありました→「上達のヒント 鍵盤感覚」
というわけで、私の場合は幸か不幸か「下を見ないで弾く」は骨の髄まで染み付いて育ったんだけど、これの弊害として、もう楽譜の情報が必要なくてもカタチとして見ないと弾けない(精神的に)というのがあります。
もう頭に入ってて、楽譜なんて目を落としてても実際には見てないなんて場合でも、楽譜を取り去られてしまうと頭がかぁ~っとなっちゃって弾けない、あるいは、変に鍵盤に目をやってしまって手の動きなんかが目に入ると、慣れてないもんだから、「あれ? これでいいの??」なんて無意味な疑問が沸いてきて止まっちゃう。
そうやって下手に楽譜中毒に陥ってしまった人への処方箋というのは何かあるんでしょうかね…
とりあえず、部分暗譜を活用すること、暗譜チャレンジをしてみたことなどで、すこーし、中毒症状は和らいできたように思います。楽譜を見ながら弾くことも、見ないで弾くことも、自在にできるといいよね。
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たとえば、アルカンの「ファ」のときとか、跳躍がでかくて頻繁なところはやっぱり鍵盤を見たほうがヒット率が上がるし、でも暗譜はできてないしで、楽譜見たり…鍵盤見たり…してると、「今どこ!?」と、あるあるな大事故につながる危険が。それで、◎(ここから暗譜)★(ここから復帰)みたいなマークを楽譜にでかでかとつけて、迷子にならない部分暗譜で間に合わせてたりとしたわけね。
そんな私からすれば、「ずっと下(鍵盤)を見て弾けるなんて、すごい」というような感覚でした。
ところが、とあるマイミクさんが紹介してくれた「大人のピアノ初心者で、上達する人はどこが違う ~見極める4つの視点~」という記事を読んでいたらば
「下を見て弾いている限り、ピアノはけっして上達しません。」
というのが出てきて、おっとぉ(o_o) と思いました。
もう少し長く引用しますと
「「下を見ずに弾いてくださいね」と、いつも私が注意を促しましたが、その重要さになかなか気づいていただけませんでした。
しかし、この方がこちらへ来られてから約5年を経て、下を見ないで弾かないほうが良い、ということにようやく気づき、納得されました。そこからは、私もそのことを褒めますし、ご本人さんもよりピアノが楽しくなったようでした。とにかくご自身で気づいていただくまでがたいへんで、教える側に忍耐が必要でした。下を見て弾いている限り、ピアノはけっして上達しません。」
検索してみますと、特にピアノ初心者に対して、下を見ないで弾けるように指導することはかなりの重要事項として意識されているようでした。
そういえば、長年当たり前に「視線は楽譜に釘付け」スタイルでピアノを弾いていましたが、そりゃ最初の最初は当たり前じゃなかったはずですよね。慣れない動作をするときには手先をガン見するのが当然で、そしたら鍵盤を見て弾くスタイルが自然に身についてしまいそうです。それが、非常に早いうちに(たぶん四歳とかのころには既に)指導があって、ピアノを弾くなら目は楽譜、鍵盤は手の感触で弾くというのが染み付いている…
譜読みをするにも、楽譜に書き込まれたことを弾きながら確認するにも、そしていちいち全部の箇所を視認できないようなややこしい曲を弾けるようになるためにも、この不自然なスタイルが自然にできなければ不便なわけで、私にとってはこのことになんの困難もないというのは、幼少のころから親がピアノを習わせてくれたことの大きな成果のひとつといえるかもしれません。実際、若い時期をごっそりピアノブランクとして過ごしてしまったにもかかわらず、譜読みは得意ですから。
そっかぁ、「楽譜かじりつき」にも歴史ありというか、メリットありというか、ダメ一方ではないんだね。
それにしても、上で引用した先生は、けっこう長く書いてある中に、なぜ下を見て弾いてはいけないのか、どうやって練習すれば下を見ないで弾けるようになるのかの記述が一切出てこないんで、どうなんだろなとは思ったんですが(…だから五年もかかったんじゃないの??)。
検索して出てきた中に、ちゃんと理由や練習方法が書いてあるページがありました→「上達のヒント 鍵盤感覚」
というわけで、私の場合は幸か不幸か「下を見ないで弾く」は骨の髄まで染み付いて育ったんだけど、これの弊害として、もう楽譜の情報が必要なくてもカタチとして見ないと弾けない(精神的に)というのがあります。
もう頭に入ってて、楽譜なんて目を落としてても実際には見てないなんて場合でも、楽譜を取り去られてしまうと頭がかぁ~っとなっちゃって弾けない、あるいは、変に鍵盤に目をやってしまって手の動きなんかが目に入ると、慣れてないもんだから、「あれ? これでいいの??」なんて無意味な疑問が沸いてきて止まっちゃう。
そうやって下手に楽譜中毒に陥ってしまった人への処方箋というのは何かあるんでしょうかね…
とりあえず、部分暗譜を活用すること、暗譜チャレンジをしてみたことなどで、すこーし、中毒症状は和らいできたように思います。楽譜を見ながら弾くことも、見ないで弾くことも、自在にできるといいよね。
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