アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

二人で和音を弾く難しさ

2017年08月24日 | バイオリン
それで肝心の(?)バイオリンレッスンの中身ですが、今は「シェヘラザード」やってます。

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オケで聞けばこんな曲→シェヘラザード Op. 35 第1楽章 海とシンドバッドの船

えっ、こんなかっこいい曲を弾けるのか!? ってそりゃ

一人で弾くわけではありません。いつも頼りになるきーちゃんさんといっしょに、バイオリンデュオ+ピアノでやります。

ブログをお読みになってる方はご存知のとおり、最近ではピアノしかやってない生活なのでバイオリンは前日にちょっと「鳴らして」(練習して、とはいいにくい程度)いきなりレッスンというスタイル。しかもレッスンは月イチ(o_o) というなかなか寒い状況ですが、

ほとんど「先生に」譜読みしてもらって指番号と弓順を記入する一回目
たどたどしく弾いてみる二回目
三度目の…正直!?

ということで、ようやく音がほぼ並ぶ…ピアノじゃこうはいきません、音の少ないバイオリンならではですけど。

音が少なけりゃ簡単かというとそうとも限らないところが。

…自分の音だけでは曲がさっぱりわからない!!

特に、2ndバイオリンの音を単体で弾くと、なぜここがシャープでここがナチュラルなのか意味不明すぎてまったくわかりません。しかもリムスキー・コルサコフさんたらシャープ系にフラット系にめまぐるしく移り変わるしほんと
「んぁ?? ここはまたシャープだったかシマッタ!!」
って感じ。ということで、一人で弾いたらとりあえず間違えずに音が並ぶかといったらぜんぜんそういうわけじゃなくて逆に間違いまくりなんですけどいちおう弾き方はわかった!!(ような気がする)からいっちょ合わせてみようかぁ~

きーちゃんさんにご登場いただいて合わせちゃう。

合わせちゃうと俄然やる気が出ますし、なぜここにシャープでここにフラットだったかもわかりますんで間違って堂々と弾いて先に行きそうになる危険は減ります。

先生も「さすがこのお二人はばっちり合いますね(注: 単に数え間違いせずズレずに曲の最後までたどり着くという意味)」

それでその先のことをアドバイスする気になったのかいきなり話が細かくなり、冒頭の、私ときーちゃんさんがそれぞれ重音のロングトーンをしているところ(つまり2+2で四音からなる和音になります)、

音程ばっちり合わせましょう
色合いの違い(移り変わり)を考えて弾きましょう

ピアノと違ってバイオリンであれば「いったい音色は変化しうるのか?」なんて議論になるはずもなく、そりゃ変わるに決まってるんで、だからちゃんと弾けばいろんな温度で和音が表現できるはずなんだけど、ちょっとゴメン今それどころでなく…

ピアノと違って、音程も自分で作らなきゃいけないわけで、音色のほかに音程をどう取るかで色合いって違ってくるのね。

ところどころ瞬間的に「あっコレだ!!」と思ったりもするんですが安定しません。こりゃ難しいわ。

ピアノで和音を弾いてるときは、音程で悩むってことはありませんが、一人で何役もしなきゃいけない難しさがあって、音量バランスも全部一人でやらなきゃいけないんだけど、バイオリンだと手分けした分、意見が合ってなかったらカオスだからねぇ~(^^;;

ほかも、合わせて初めてわかる
「こう弾かなきゃいけないのか」「こう弾いちゃダメなのか」
があって、でもそれを改善するには実は「ひとりでれんしゅう」のときにそのつもりでやっておかなくちゃできないという…

いやこりゃ大変だね。でもおもしろい、いい曲を引き当てましたこれは。12月のエスプリ発表会のときにこれを弾く予定なんだけど…あまりに先すぎて、そこまで引っ張るのもこれはこれでたいへん。

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