かてぃん(角野隼人)のファースト・フルアルバム
【Amazon.co.jp限定】HAYATOSM (初回生産限定盤) (メガジャケ付)
が出たので当然買いました。
←聞き比べとかしてるとあっちゅう間に時間が
先日のライブ(配信)で聴いた曲も多いのですが、ライブはライブの魅力、CDはCDで整っていてリピ聞きしやすいという特徴があるわけです。早速リピ聞きしてましたが…
うん。このアルバムは、クラシックには留まらない角野隼人のすべてを詰め込もうとした意欲作で、確かにおもしろいんだけどまぁ悪く言えば盛り込みすぎというか、リピ聞き用にはわりと聞き疲れするかもしれない。クラシック曲でも編曲していたり、オリジナル曲だったり。いくらでも弾けるもんで、なんでも音密度高すぎる曲になってるからね。
リスト愛の夢とかは、むしろふつうに弾いたやつを聞いてみたい、と思ったんだけど…
リストの「暗い雲」から「死の舞踏」につないだところはさすがというか、ものすごくおもしろかった。
オリジナル曲の中でいうと、ピアノソナタ第0番「奏鳴」とかは私的にはあまりピンとこなかったけれども、ティンカーランドは最高!! ピアノ、トイピアノ、鍵ハモを一人で操るパフォーマンス感たっぷり、ノリノリの曲。
クラシック曲(をそのまま弾いたもの)では英ポロ、文句なくさすがの説得力。
ところでハンガリー狂詩曲第二番(トム&ジェリーで有名なやつ)、ド派手で高密度なカデンツァがついているのですが、そういえばこの曲はほかの人もそれぞれのカデンツァつけてたな…と思って3つ続けて聞いてみた。
藤田真央 passage
もちろん全体では派手だけども、軽いところの軽さやふとした空白の美しさは天下一品。「ため」「ケレン味」も実はかなりきついというか独特にかかってるんだけど全体としておしゃれに聞こえる不思議。
阪田知樹 ILUSIONS
「派手」の方向がなんかリストっぽいというか、ヴィルトゥオーゾってこんな感じ(注: 勝手なイメージです)。なんかほしいところに来てくれる。この曲には一番ぴったりかも。
かてぃんのカデンツァがいちばんなんかこの曲としては意外というか「おもちゃ箱」的にいろいろ詰め込んだ感じ。
三者三様、これは楽しい。リストはこういう「余地」を残して作曲してくれていて、それで現代のピアニストがいろいろ盛り込んで弾いているわけだけど、考えてみればリストご本人が「コンポーザー・ピアニスト」の最たるもので…その後の時代では「コンポーザー・ピアニスト」が廃れてピアニストといえば専業が多くなったかもしれないけれども、そういえばこの方たち、編曲とか作曲とかいろいろしてますよね。
クラシック曲を鮮やかに弾ける人は次々に出てきて、数が多すぎるので、編曲や作曲でわかりやすい差別化を図り、興味を持ってもらったところで演奏そのものの個性にも耳を傾けてもらう…というのが「売れる」ために必要になってきているのかもしれません。
実は、コンポーザー・ピアニストの時代…!?
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リスト愛の夢とかは、むしろふつうに弾いたやつを聞いてみたい、と思ったんだけど…
リストの「暗い雲」から「死の舞踏」につないだところはさすがというか、ものすごくおもしろかった。
オリジナル曲の中でいうと、ピアノソナタ第0番「奏鳴」とかは私的にはあまりピンとこなかったけれども、ティンカーランドは最高!! ピアノ、トイピアノ、鍵ハモを一人で操るパフォーマンス感たっぷり、ノリノリの曲。
クラシック曲(をそのまま弾いたもの)では英ポロ、文句なくさすがの説得力。
ところでハンガリー狂詩曲第二番(トム&ジェリーで有名なやつ)、ド派手で高密度なカデンツァがついているのですが、そういえばこの曲はほかの人もそれぞれのカデンツァつけてたな…と思って3つ続けて聞いてみた。
藤田真央 passage
もちろん全体では派手だけども、軽いところの軽さやふとした空白の美しさは天下一品。「ため」「ケレン味」も実はかなりきついというか独特にかかってるんだけど全体としておしゃれに聞こえる不思議。
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「派手」の方向がなんかリストっぽいというか、ヴィルトゥオーゾってこんな感じ(注: 勝手なイメージです)。なんかほしいところに来てくれる。この曲には一番ぴったりかも。
かてぃんのカデンツァがいちばんなんかこの曲としては意外というか「おもちゃ箱」的にいろいろ詰め込んだ感じ。
三者三様、これは楽しい。リストはこういう「余地」を残して作曲してくれていて、それで現代のピアニストがいろいろ盛り込んで弾いているわけだけど、考えてみればリストご本人が「コンポーザー・ピアニスト」の最たるもので…その後の時代では「コンポーザー・ピアニスト」が廃れてピアニストといえば専業が多くなったかもしれないけれども、そういえばこの方たち、編曲とか作曲とかいろいろしてますよね。
クラシック曲を鮮やかに弾ける人は次々に出てきて、数が多すぎるので、編曲や作曲でわかりやすい差別化を図り、興味を持ってもらったところで演奏そのものの個性にも耳を傾けてもらう…というのが「売れる」ために必要になってきているのかもしれません。
実は、コンポーザー・ピアニストの時代…!?
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