「「つぶしてこい」と言われたらどうする?」記事の最後にちょっと触れた
「なんか小学校中学校のころから、かなりそっち側にふった教育をしていることが多いような気がするんだよね…」
について、書き足りないので続きを。
←逃げ道はいつも用意しておく派
小学校中学校って、ローカルルールというのがものすごく多いんです。ローカルといっても、「学校の中で」というのもあれば「クラスの中で」というのが両方ありますが。
私が半年だけ通った公立中学校で、メインのバッグは学生鞄、サブバッグが指定であったのですが、サブバッグ指定までは学校のルール、そしてサブバッグ入荷が私の学年ではたまたま入学に間に合わなかったのですがそのつなぎに…なんか地味目のバッグで持ってきて、が学校ルールで、「風呂敷限定」が私のクラス担任独自ルールでした(笑)
世間一般のルールが憲法や法律、あるいはルールというよりマナー、というようなものまで人々が了解しているなんとなくの体系があるとして、
学校にはそれと不連続なルールがいろいろと存在します。ケータイ持ち込み禁止のようなものから服装規定など。服装規定は特に、意味不明ないろいろ細かいルールの宝庫ですが。
個人的には服装規定も嫌いなんですが、まぁあんなのは理屈とか意味とかがないことは自明なのでむしろ害が(そんなに)ないというか、上記記事で書いたような「練習」が行き届きすぎるという問題に関連するのはもうちょっと、学業とか、あるいは道徳(?)に関する諸々かもしれません。
私が小5、小6のときの担任は算数や理科がめちゃくちゃ苦手で、授業でも出鱈目を教えまくってましたが、明らかな間違いでも指摘すると逆ギレしてえらい面倒なことになるんです。それはローカルルールというより単にダメな先生ですけど、でも、先生が間違ったことを言っても訂正するべからず、というレッスンを日々やってることにはなりますね(-_-;;
あるいは宿題にまつわる様々なこと…宿題として出る課題自体がなんか無意味、という場合もありますし、宿題を実施するフォーマットがむやみに細かくて無意味、という場合もあります。はなひめの小学校低学年のときに、たとえば筆算を練習するドリルだったら、日付を書く欄の作り方と位置、行の空け方、問題番号の書き方、筆算の線を引くときは定規を使うなどきっちり決まっていました。
またはテストの採点基準について。長方形の面積を求めるときに掛け算の順番が決まっていたりする話は有名ですが、有名ということはつまり意味はなくても一般性は多少あるのですが、そのほか「えっそこ?」と思うような先生的マイルールはよくある。
そういうとき、親としては、先生がいうことなんだからそのとおりするのが正しいのよ、と教えるのか、それは先生の(学校の)勝手なルールだけど従っておくのが簡単よ、と教えるのか、あるいは勝手なルールやあからさまに間違ったルールとは戦うことを教えるのか。
さらには、運動会の準備で、どうやら安全配慮が足りない組体操練習に突入しているときにどうするのか。道徳教材にあったという組体操の話が象徴的(*)だと思うけれど、つまり骨折とか「たまに」あっても、「相手を思いやる気持ちを持って、運動会の組体操を成功に導こう」とかいう目標のほうが上位に来るものという学校独自ルールとどう付き合うか。そもそも学校に安全配慮を求めるのが「やぼ」で「モンペ」なのか。(この教材、妙なたてつけになってるけど、そもそもバランス崩したわたるくんに事故の責任があるわけじゃないでしょう)
小学校生活、中学校生活、納得のいかないことは多々あって、そのたびに、子どもの気持ちと、それから子どもが我慢する(スルーする)気であっても、そういう我慢をさせ続けることに親として納得がいかない(「練習」のさせすぎを懸念)という問題をどうするか?
そのへんを考えて、私は先生がおかしいと思えばそのように子どもにも伝える、そして子どもが親に出てきてほしいと思うのっぴきならない事態になるまでは待つというおおよその方針で接してきたけれどこれがいいことかどうかはわからない(お世話になっている以上、親が先生の悪口を子どもの前で言うべきではないという考え方もありますよね)。
そして、言いたいことがあっても言いにくい土壌がある公立中よりはやっぱり私立中に行かせようってことになっちゃった。別に私立中なら理不尽なことを言う先生がいないってことではないけど、内申を気にする高校受験がないのと、それにいいたいことを主張しても浮かないだけちゃんと仲間がいるのが大きいからね。これ(逃げ?)がいいことかどうかわからないんだけども。
スポーツ推薦で大学に行くとかいう場合は、公立中で内申をタテに取られて、とかいう状況がなまっちょろいくらい首根っこおさえられた状態なんだろうなぁと。その場がヤバいときに逃げにくいってのは怖いことかも。
(*)この教材は批判があったせいか、web上ではこの章だけ消されています
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
「なんか小学校中学校のころから、かなりそっち側にふった教育をしていることが多いような気がするんだよね…」
について、書き足りないので続きを。
←逃げ道はいつも用意しておく派
小学校中学校って、ローカルルールというのがものすごく多いんです。ローカルといっても、「学校の中で」というのもあれば「クラスの中で」というのが両方ありますが。
私が半年だけ通った公立中学校で、メインのバッグは学生鞄、サブバッグが指定であったのですが、サブバッグ指定までは学校のルール、そしてサブバッグ入荷が私の学年ではたまたま入学に間に合わなかったのですがそのつなぎに…なんか地味目のバッグで持ってきて、が学校ルールで、「風呂敷限定」が私のクラス担任独自ルールでした(笑)
世間一般のルールが憲法や法律、あるいはルールというよりマナー、というようなものまで人々が了解しているなんとなくの体系があるとして、
学校にはそれと不連続なルールがいろいろと存在します。ケータイ持ち込み禁止のようなものから服装規定など。服装規定は特に、意味不明ないろいろ細かいルールの宝庫ですが。
個人的には服装規定も嫌いなんですが、まぁあんなのは理屈とか意味とかがないことは自明なのでむしろ害が(そんなに)ないというか、上記記事で書いたような「練習」が行き届きすぎるという問題に関連するのはもうちょっと、学業とか、あるいは道徳(?)に関する諸々かもしれません。
私が小5、小6のときの担任は算数や理科がめちゃくちゃ苦手で、授業でも出鱈目を教えまくってましたが、明らかな間違いでも指摘すると逆ギレしてえらい面倒なことになるんです。それはローカルルールというより単にダメな先生ですけど、でも、先生が間違ったことを言っても訂正するべからず、というレッスンを日々やってることにはなりますね(-_-;;
あるいは宿題にまつわる様々なこと…宿題として出る課題自体がなんか無意味、という場合もありますし、宿題を実施するフォーマットがむやみに細かくて無意味、という場合もあります。はなひめの小学校低学年のときに、たとえば筆算を練習するドリルだったら、日付を書く欄の作り方と位置、行の空け方、問題番号の書き方、筆算の線を引くときは定規を使うなどきっちり決まっていました。
またはテストの採点基準について。長方形の面積を求めるときに掛け算の順番が決まっていたりする話は有名ですが、有名ということはつまり意味はなくても一般性は多少あるのですが、そのほか「えっそこ?」と思うような先生的マイルールはよくある。
そういうとき、親としては、先生がいうことなんだからそのとおりするのが正しいのよ、と教えるのか、それは先生の(学校の)勝手なルールだけど従っておくのが簡単よ、と教えるのか、あるいは勝手なルールやあからさまに間違ったルールとは戦うことを教えるのか。
さらには、運動会の準備で、どうやら安全配慮が足りない組体操練習に突入しているときにどうするのか。道徳教材にあったという組体操の話が象徴的(*)だと思うけれど、つまり骨折とか「たまに」あっても、「相手を思いやる気持ちを持って、運動会の組体操を成功に導こう」とかいう目標のほうが上位に来るものという学校独自ルールとどう付き合うか。そもそも学校に安全配慮を求めるのが「やぼ」で「モンペ」なのか。(この教材、妙なたてつけになってるけど、そもそもバランス崩したわたるくんに事故の責任があるわけじゃないでしょう)
小学校生活、中学校生活、納得のいかないことは多々あって、そのたびに、子どもの気持ちと、それから子どもが我慢する(スルーする)気であっても、そういう我慢をさせ続けることに親として納得がいかない(「練習」のさせすぎを懸念)という問題をどうするか?
そのへんを考えて、私は先生がおかしいと思えばそのように子どもにも伝える、そして子どもが親に出てきてほしいと思うのっぴきならない事態になるまでは待つというおおよその方針で接してきたけれどこれがいいことかどうかはわからない(お世話になっている以上、親が先生の悪口を子どもの前で言うべきではないという考え方もありますよね)。
そして、言いたいことがあっても言いにくい土壌がある公立中よりはやっぱり私立中に行かせようってことになっちゃった。別に私立中なら理不尽なことを言う先生がいないってことではないけど、内申を気にする高校受験がないのと、それにいいたいことを主張しても浮かないだけちゃんと仲間がいるのが大きいからね。これ(逃げ?)がいいことかどうかわからないんだけども。
スポーツ推薦で大学に行くとかいう場合は、公立中で内申をタテに取られて、とかいう状況がなまっちょろいくらい首根っこおさえられた状態なんだろうなぁと。その場がヤバいときに逃げにくいってのは怖いことかも。
(*)この教材は批判があったせいか、web上ではこの章だけ消されています
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社