アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ローカルルールと学校

2018年05月26日 | 中学生活
「つぶしてこい」と言われたらどうする?」記事の最後にちょっと触れた
「なんか小学校中学校のころから、かなりそっち側にふった教育をしていることが多いような気がするんだよね…」
について、書き足りないので続きを。

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小学校中学校って、ローカルルールというのがものすごく多いんです。ローカルといっても、「学校の中で」というのもあれば「クラスの中で」というのが両方ありますが。

私が半年だけ通った公立中学校で、メインのバッグは学生鞄、サブバッグが指定であったのですが、サブバッグ指定までは学校のルール、そしてサブバッグ入荷が私の学年ではたまたま入学に間に合わなかったのですがそのつなぎに…なんか地味目のバッグで持ってきて、が学校ルールで、「風呂敷限定」が私のクラス担任独自ルールでした(笑)

世間一般のルールが憲法や法律、あるいはルールというよりマナー、というようなものまで人々が了解しているなんとなくの体系があるとして、
学校にはそれと不連続なルールがいろいろと存在します。ケータイ持ち込み禁止のようなものから服装規定など。服装規定は特に、意味不明ないろいろ細かいルールの宝庫ですが。

個人的には服装規定も嫌いなんですが、まぁあんなのは理屈とか意味とかがないことは自明なのでむしろ害が(そんなに)ないというか、上記記事で書いたような「練習」が行き届きすぎるという問題に関連するのはもうちょっと、学業とか、あるいは道徳(?)に関する諸々かもしれません。

私が小5、小6のときの担任は算数や理科がめちゃくちゃ苦手で、授業でも出鱈目を教えまくってましたが、明らかな間違いでも指摘すると逆ギレしてえらい面倒なことになるんです。それはローカルルールというより単にダメな先生ですけど、でも、先生が間違ったことを言っても訂正するべからず、というレッスンを日々やってることにはなりますね(-_-;;

あるいは宿題にまつわる様々なこと…宿題として出る課題自体がなんか無意味、という場合もありますし、宿題を実施するフォーマットがむやみに細かくて無意味、という場合もあります。はなひめの小学校低学年のときに、たとえば筆算を練習するドリルだったら、日付を書く欄の作り方と位置、行の空け方、問題番号の書き方、筆算の線を引くときは定規を使うなどきっちり決まっていました。

またはテストの採点基準について。長方形の面積を求めるときに掛け算の順番が決まっていたりする話は有名ですが、有名ということはつまり意味はなくても一般性は多少あるのですが、そのほか「えっそこ?」と思うような先生的マイルールはよくある。

そういうとき、親としては、先生がいうことなんだからそのとおりするのが正しいのよ、と教えるのか、それは先生の(学校の)勝手なルールだけど従っておくのが簡単よ、と教えるのか、あるいは勝手なルールやあからさまに間違ったルールとは戦うことを教えるのか。

さらには、運動会の準備で、どうやら安全配慮が足りない組体操練習に突入しているときにどうするのか。道徳教材にあったという組体操の話が象徴的(*)だと思うけれど、つまり骨折とか「たまに」あっても、「相手を思いやる気持ちを持って、運動会の組体操を成功に導こう」とかいう目標のほうが上位に来るものという学校独自ルールとどう付き合うか。そもそも学校に安全配慮を求めるのが「やぼ」で「モンペ」なのか。(この教材、妙なたてつけになってるけど、そもそもバランス崩したわたるくんに事故の責任があるわけじゃないでしょう)

小学校生活、中学校生活、納得のいかないことは多々あって、そのたびに、子どもの気持ちと、それから子どもが我慢する(スルーする)気であっても、そういう我慢をさせ続けることに親として納得がいかない(「練習」のさせすぎを懸念)という問題をどうするか?

そのへんを考えて、私は先生がおかしいと思えばそのように子どもにも伝える、そして子どもが親に出てきてほしいと思うのっぴきならない事態になるまでは待つというおおよその方針で接してきたけれどこれがいいことかどうかはわからない(お世話になっている以上、親が先生の悪口を子どもの前で言うべきではないという考え方もありますよね)。

そして、言いたいことがあっても言いにくい土壌がある公立中よりはやっぱり私立中に行かせようってことになっちゃった。別に私立中なら理不尽なことを言う先生がいないってことではないけど、内申を気にする高校受験がないのと、それにいいたいことを主張しても浮かないだけちゃんと仲間がいるのが大きいからね。これ(逃げ?)がいいことかどうかわからないんだけども。

スポーツ推薦で大学に行くとかいう場合は、公立中で内申をタテに取られて、とかいう状況がなまっちょろいくらい首根っこおさえられた状態なんだろうなぁと。その場がヤバいときに逃げにくいってのは怖いことかも。


(*)この教材は批判があったせいか、web上ではこの章だけ消されています

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昭和のピアノ教室の発表会プログラム

2018年05月25日 | ピアノ
今日、冬ふとんをクリーニングに出した勢いで、ベッドのマットレスの向きを変えてみたりしていたところ、ふだんは開けられない収納(マットレスをどけないと蓋が開かない)の中にふるーい紙束…

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私が小さいころのピアノ発表会プログラムでした。

抜けてる年度もあるようなので飛び飛びですが、せっかく出てきたついでに書き留めておこうと思います。

●二歳 (斉唱にのみ参加)
「河は呼んでる」ペアール
「空にらくがきかきたいな」いずみ・たく

●三歳(初ピアノ)
バイエル 19番、20番

●四歳
バイエル 102番、ほか

●小1
中田喜直 悲しいワルツ

●小1
中田喜直 小さなお花のバレー、土人のおどり

●小1
ディアベリ ソナチネop168-1 第一楽章

●小2
ディアベリ ソナチネop168-1 第一楽章
チャイコフスキー 古いフランスの歌

●小2
クーラウ ソナチネop55-2 第一楽章

●小3
ベートーベン エリーゼのために
----- 以上。

とにかく、小学校低学年といったら古典のソナチネ。定番中の定番です。
まぁここまで順調にというかふつうにというか、このまま習っていたらばもっと指だってまともに…

…動いたかもしれませんが、逆にいろいろ嫌になって今はピアノを弾いてなかった可能性もありますね。人生わからんです。


そしてこのあと、中高生になったころはピアノ発表会にフルートで出ています。

●中一(フルート)
モーツァルト 二調のメヌエット
バッハ=グノー アヴェ・マリア * 先生と二重奏

●中二
ビゼー メヌエット(アルルの女)
ケーラー 花のワルツ * 先生と二重奏

●中三
ヴィンチ アフェトゥオーソ
ポップ ファニータ
ベルトーニ カンツォーネ * 先生と二重奏

●高一
ゴーベール マドリガル
ヨハンシュトラウス オペレッタ「こうもり」より「失礼な冗談ね」 * 先生と二重奏

●高二
ラフ カバティーナ
ケーラー 花のワルツ * 先生との二重奏
-----

プログラム全体を見渡してみますと、

・小さい子(小学生までくらい)
バイエル、ブルクミュラー、クレメンティー、オースティン、ハイドン、ディアベリ、ストリーボッグ、エルメンライヒ、ケーラー、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、中田喜直など

・大きい子(中学生以上)
モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、ドビュッシーなど

ラヴェル、フォーレなどはかなり稀な登場で、何年分かにひとつという率です。


ぱらぱら見ていて気付いたことがいくつか。

子供ピアノ最後の発表会となった小三の発表会は、自分が弾いた曲のほかも記憶に残っている曲が多いのです。「空がこんなに青いとは」を歌ったこと、子供の情景から「異国から」「珍しいお話」を弾いた子がいたこと、トゥ・ヨンソのスケルツォなど、朝鮮の曲を弾いた子がいたこと、それから歌がいくつか。

ベートーベン 汝を愛す
タウベルト 子守歌
モロイ なつかしき愛の歌
シューベルト ます
メンデルスゾーン 歌のつばさに

なんでこんなに歌が並んでるかというと、音大に行く子が受験のために歌を習い始めるんで、んじゃピアノの発表会でも歌ってもらいましょみたいな(入試のための度胸づけもあるかな)感じでした。

つまり、母のピアノ教室でイチから習い始めた子が、育っては出ていく(やめるか、音大に行くと来なくなる)んだけど、このときがたぶん一番の充実期でした。

だから歌が多かったんだし、ピアノのほうもモーツァルト・ドビュッシー・ブラームス・ベートーベン・ショパン・ウェーバー・リストと聞きごたえがある演奏が多かったのです。

ここで聞いた歌とか今でもはっきり覚えているし(誰が弱弱しい声で歌っていたとかまで)、突然思い立って「汝を愛す」の伴奏をしたくなったりとか、「ます」は歌詞まで耳に残ってるとか、これってある意味私の音楽ライフの原点的な?? この発表会を録音したカセットテープはずいぶん何度も聞き返したらしいのです。


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「つぶしてこい」と言われたらどうする?

2018年05月24日 | 生活
アメフトに1ミリも関心なかった私ですがニュース見てます。加害者の彼の会見は、事後に可能な範囲で最大限の誠意と勇気を持ってなされたと感じました。ある意味、かっこよかった。それに比べていいトシした大人たちの情けないこと…

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とはいえ「事後に可能な範囲で」にすぎません。彼も自分で言っていたけれど、やれ、って言われたからってやらなきゃよかった。やるべきことではなかった。命じられたから、あるいは脅迫されたからといっても実行したらそこは犯罪です。

しかし…彼はまともな脳みそと人の心を持った人物であるように見えますが(少なくとも、会見の様子では)、なぜそれでも命じられたからといって他人に危害を加えることまでやってしまったのでしょうか?

スポーツの場面に限りません。会社などでも、書類の改ざん、あるいは経理上のごまかし、いろんなケースが考えられますが、上司に命じられたからといってなぜ犯罪にまで手を染めてしまうのでしょうか。

その、最後の瞬間に自分にGoサインを出してしまう自分というのは、あとから考えれば本人でもわかるでしょうが、冷静でも合理的でもない自分です。そのときは、何か常ならぬ心情に置かれているもののようです。ある種、マインドコントロールというのでしょうか…

たとえば、過労死をしてしまうような場合、もちろん、そんな会社からは逃げるべき、命のほうが大事だよと他人なら簡単にいえますが、本人にはもうその判断力が残っていないわけです。似ているようでもありますが、やはり違う部分もあります。過労死の直前には、鬱のような、心の病気になってしまっているために正常に(大局的に)判断ができなくなっているのでしょうが、犯罪に手を染めてしまうようなケースでは、正常な判断ができなくなっているのは確かだけれど、心の病気とまではいえないというような。

もしも、大学に入学してから一年でも二年でも、厳しいながらも健全なチームでアメフトを練習してきて、監督やコーチとも尊敬はしつつもフランクな関係であったとしたら、突然監督・コーチが変わって「つぶしてこい(←怪我させろの意味で)」と言っても「いやいやまさかそんなことできませんよ、犯罪ですし」と断ると思うんです。

仕事上の犯罪も同じです。順法精神が行き届いた職場で長年、働いてきて、突然異動してきた上司が改ざんを指示してきても、「いやいやまさかそんなことできませんよ、犯罪ですし」って断れますよね?

無茶を受け入れる、自分の意に沿わなくても上の言うことなら従う、ということは、これは長年の積み重ねというか「練習」をしておかなくてはできないことです。つまり心の下地が必要です。

なんの「練習」かというと、法律に違反していたり、自分の意に沿わなかったり、自分の都合に合わなかったり、非合理的だったり、なんらか無茶なことを「上」が押し付けてきた場合に異を唱えずに受け入れるという「練習」です。この「練習」に相当することは、小さなことから大きなことまで様々、「上」といっても単に先輩だったり上司だったり、あるいは「組織」「ムラ」のようなものであったり様々ですが、いずれにせよ小さな練習から積み重ねていかないと「大きなこと」(たとえば他人に暴力を振るうようなこと)はなかなかできません。

この練習は、ある程度はやって身に付けておかないと、たいへん生き難くなるし、かといって行き過ぎると、「やれ」って言われたら犯罪までやってしまうので、まぁほどほどがいいかと…

「練習」の例ですが、たとえば
・校則で髪留めの色が黒と決まっている
・髪の毛の色は黒と決まっている(地毛の色を問わず)
・部活で誰かが遅刻すると団体責任といって全員罰トレになる
・年次有給休暇を取るときは、理由を書かされて、理由によってはそんなんで取るなと言われる
・会社の忘年会(社員旅行/運動会)に参加を強制される
などなど、様々な命令や禁止に対して、「なぜ?」とも言わずに従うということです。

私自身は極端にこの「練習」ができてない人で、でもJGではその傾向が許されるどころかむしろ助長される環境で、体育会系の部活に入ったこともなし、就職先もそういう意味でゆるいところ(思ったことは言うのがふつう)だったので今までそのまま来てしまいました。

こんな私なので、たとえば大事な取引先のおじさまからお尻を触られたとして「うまくかわせばいいこと」「だまっておけ」とか言われようが、残業時間は10時間までしかつけるなとか言われようが、(幸い、そんな経験もありませんが)それに唯々諾々と従うことはありえませんが、つまりそういう掟のもと粛々と進んでいる「和を尊ぶ(?)」職場だったら務まらないということになります。

集団スポーツ、特に強豪ともなりますと、ある程度はこの「練習」ができたチームメンバーでなければ統制がとれない、勝てないということになるので、時にそれが行き過ぎて、かつ、トップがアホであればよほどのところまで行ってしまうということです。

某大学の某体育会で、先輩の授業の代返をさせられて、その分自分の授業に行けなかったりするので単位が危ないという話を聞いたのですが、ダメでしょそれ…先輩やコーチへの絶対服従が行き過ぎて(「練習」が進みすぎて)、スポーツ以外のところまで及び、ルール違反まで達している危険状態です。まぁ、よその人を怪我させるよりマシか?(え)

それにしても、この「練習」が行き届きすぎた人が多くない?? なんか小学校中学校のころから、かなりそっち側にふった教育をしていることが多いような気がするんだよね…


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苦手な曲を選んでしまったとき

2018年05月23日 | ピアノ
もちろん、好きだから選んだのに決まってますが、それは(プロの演奏とかを)聞いて好きだったということで、弾く前に選んじゃってますから…

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しばらく練習してみたら、自分が弾くこの曲は好きじゃなかったかも(o_o)と気づくなんてことはありませんか。私はあります。

今練習している、シューベルト楽興の時第五番がまさにソレで、まぁ苦手っぽいということは選ぶときからわかっちゃいたんですが、なんとかなるかなって甘く見てたというか…そこはかとないチャレンジ精神というのもあったりなかったり

あ、六番のほうは良いんです。まことに気に入ってます。

五番は、速い、飛ぶ、和音つかむってんで、そりゃ苦手に決まってるんてすが、弾ける速さで弾けばいいやと思っていました。でも、曲調からしてある程度速くというか、少なくとも速い(疾走している)雰囲気がなくちゃおかしいんです。おゆき先生は、速くなくていいから速く聞こえるように弾けといっていましたが、ハイ、わかるんですけど、速く弾くのも難しいし、速くなくて速く聞こえるように弾くのも難しいです(^^;;

レッスンのとき、私が、この曲苦手だった、しまった、みたいなことをぶつぶつ言っていたらば、

おゆき先生は、
「苦手な曲をなんとかどうにかするってことも大事かもしれない(得られるものがある)」
と言ってました。

そうですねぇ。前向きに。

そのレッスンからしばらく、

・飛ぶときは低空飛行しゅっと一気に
・ガタガタ弾くとのろく聞こえるのであくまですーっと(縦揺れ禁止)
・長い音符と短い音符のメリハリ。アクセントのあるところも。

という感じで、無駄のない動きとか考えてちみちみ練習していたら、
ここ数日で急に改善が見えてきたかも!!


「しゅっ」と素早く横移動↑

あくまで当者比ですけどね(元が元だけに…)

下手すると…というか緊張すると、一気に外しまくる危険性も…

今週末は練習会で弾くので早速スリリングな演奏をお聞きいただきましょう。


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言葉で説明できる先生

2018年05月22日 | 生活
昨日は月イチの書道の日でした。

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書いたのはコレ:


「けんこんをふぎょうす」と読みます。これは、私が思いついたオリジナルワードではなくて、数ヶ月前にほかの生徒さんが書いていた課題を見て、おもしろそうだから書いてみようと思ったものです。その課題というのは、書道の会で月ごとに決められているもので、それを書いて締め切りまでに出せばうまい人のが会誌に載るとか昇級するとかそういうシステムになっているはずです(その他に自由課題の枠もある)。はずです、というのは一度も提出したことがなくて勝手な題材ばかりやってるからだけど…

会誌は今までもつらつら見てきて、やっぱり出ている課題はいろんな要素が盛り込まれていて書いておもしろい題材になっているし、それにこうやっていろんな人の作品を見られるから自分で書いたら比べたりできるなと思って、今後はときどき所定の課題の中から気に入ったものを(会誌でいろんな人の作品を見て「おぉコレ」と思ってからなので何ヶ月か遅れだったりするけど)書いてみようかなと思います。

ピアノも、先生から「次はこの曲を」とか上達のために適切な課題を選んでもらうスタイルではなく、単に自分の弾きたいものから弾いていますが、それはもういいんです(先生がいいと思ってるかどうかは別として)。知ってるピアノ曲は既に山のようにあって一生分では時間が足りないほどあるし、それぞれの曲に含まれている要素のバラエティーや難易度もだいぶわかっているわけで(わかったうえで好き勝手やってるわけで)、まぁ、もう自分で選べばいいやと思うんですが。

書道は右も左もわからない状態で、加えて漢詩などの素養もまったくありませんから、せっかく今習っているところのシステムに乗っていくのもよいかなと思います。

なにしろ、書道っておもしろいんですよ。元々ランチ目的で始めたもので、書道それ自体にたいして興味はなかったのに、自分でもびっくりです。

こんな私に、書道のおもしろさをわからせ、所定の課題にも興味を向けさせ、またろうの就活とはなひめの受験が片付いたら級を取るコースに参加してみようかな? とすら思わせる先生って、只者ではないと思いませんか?

ほんと、ほかの先生を知らないので想像ですが、たぶん只者ではない先生なんですよ。
優れた先生だから通ってるんじゃなくて、こじろうの親友の母だから通ってるんですが、偶然に。

ピアノの先生の場合も似ていますが、ピアノの演奏が素敵でなければ習う気がしないだろうし、教えるのがうまくなけりゃおもしろくないし、もちろんですが人としての相性がよくなくちゃ続かないし、なかなか難しいものです。

この場合、書道ですから先生の書道作品というのがあります。これがずいぶん大きな賞を取ったりしたようですが、私には、大きな賞を取った作品とそれほどでもない賞を取った作品の良し悪し、違いなんてものははさっぱりわかりません。でも、先生の作るお手本というのは、これはピカイチだということには確信を持っています。ピアノでいえばお手本弾きがうまいようなものでしょうか。

そして、そのお手本を見て生徒が書いて先生に見せたときのコメントの仕方、これがものすごく的確(かつ褒め上手)ということはだんだんわかってきました(今、習い始めて二年弱)。

生徒がお手本を見て、そのとおりに書こうとしても結局そのとおりになりませんが(^^;; 別に書道作品というのは唯一絶対の正解があるわけではないので、その生徒の書いた字の方向性(?)を生かして良い作品に整えていってもいいのです。そうすると、お手本となんでもかんでも一ミリでも近づけるというのがよいわけではないから説明が難しいですが…

字の大きさ、線の太さ、形など、「これはこうしたほうがきれい」という明確な修正点があれば具体的に、筆運びなどがわからなければ実演し、あるいは全体としてバランスが取れればそれもありというならその解説を。

複数枚の作品を並べて、「この『仰』がとてもやわらかい線で書かれているから、このカクい『乾』と合わないんだけど、ほら、こっちの『乾』とだったらばっちりですよ」とか。

自分がよい作品を作れるかどうかと、生徒が実施しやすい、やる気になるアドバイスができるかどうかはまた別。これは素晴らしい先生を「引いた」ものだと、こじろうの部活に感謝です(^^)


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