アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「西洋音楽史」テキスト届いた

2021年02月17日 | ピアノ
放送大学からテキストその他届きました。わくわく。

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一科目だけの登録だけど「学生証」をもらうこともできて、そうすると東京国立近代美術館(常設展)に無料で入れたりするらしいですよ。このトシで学生証もってるってのもシャレでいいですね。もらっておこうかな…

テキストをぱらぱら眺めてみたのですが、さしあたって自分の中に興味の取っ掛かりがいっぱいあるのが「9 バロック時代における器楽ジャンルの確立」以降なので、「1 導入「音楽」とは何か」からしばらく、おもしろいと思えるかどうかやや不安です(^^;;

各項の終わりには「学習課題」というのが3問ずつついてるのですが
「ヴィヴァルディの任意の独奏協奏曲でどのようにリトルネッロ形式が使われているか確認しなさい」
「J.S.バッハの楽曲と、同時代の他の音楽家が作曲した同一ジャンルの楽曲について比較し、シャイベから批判されたような難しさがどこにあるか探してみなさい」
「18世紀後半のピアノがどのような美意識に支えられていたのかを現代のピアノと比較して説明しなさい」
…とか(汗)

ずいぶん難しそうですけど…

別にこういう課題は提出するとか添削があるということではなく、提出する課題は別にあって、さらっとした選択問題です。

自分で考えてみて調べてみてよくわかんなかったら…
質問が「6回」できるそうです。えっ足りなそう

もっと知りたくなったら、artomr先生(←楽理出身)に聞こう!!

(テキストは市販されていて、登録しないで放送で授業聞くとかもぜんぜんアリだそうです。まだ新しいのはamazonで買えるようになってなくて、古いのは出ている)


---- 今日の分解練習

例によって例のごとく、ペダル記号ぜんぜん見てなかったことに気づいてやり直し(笑)
スラーを改めて確認しました(遅)
左手の旋律に向く意識がやや高まった、と思う

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ここを起点に色気を磨く「喜びの島」

2021年02月16日 | ピアノ
練習会がありました。ホンモノです。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←やっぱり「生」練習会でモチベ上がる

つまり、お互いに聴き合う練習会。久しぶりです。
(スタジオじゃなくてホールで、ぽつんぽつんと「疎」なので別に入れ替えにしなくても安全だと思います)

やっぱりせっかくなので他の人の演奏も聞きたいですよね。生音堪能しました。

自分の演奏のほうは、
モーツァルト/ピアノソナタK282
ドビュッシー/喜びの島
リスト/愛の夢第三番(途中まで)
を弾きました。

ピアノはこなれた感じのスタインウェイでとても弾きやすく、練習の行き届いていないw モーツァルトでもたいへん気分よく弾きました。

聞いていたくさぴあさんによれば、一楽章はとてもいい感じになってきているが、二楽章がなんか変とのことでした。
自分で録音を聞き直してみたところ、確かに…二楽章は変ですねなんか(^^;; レッスンもまだだし練習もまだまだなのでまぁしょうがない。三楽章は苦手な「速い」系ですがそこまでおかしくはなかったような。

というわけで発展途上のモツソナですが、これは本番8月なのでしばらくはそっとしまっておいて、三月の「喜びの島」や六月のショパン舟歌が済んでから本格稼働してもいいかなと思っています。

ここからはまず「喜びの島」に注力しないとですね…

で、録音ですが: ドビュッシー/喜びの島@練習会

ペダルを変えようとして格闘したあとまだ馴染んでいないのでなんかぎこちないですが、それ以外にも、前の(個別)練習会のときの録音よりミスが多いようです。それは当たり前といえば当たり前で、
・聞いてる人がいる練習会
・テイク2じゃなくて一発取り
だからこんなもんでしょう。今のところ。

ミスはもちろん本番までに減らしていきたいとは思いますが、聞いててなんか、ミスよりもっと気になるのが
「色気が足りない」
ということです。もちろん必死っぽさがすべてを台無しにするってところもあるんですが、それだけじゃなくて曲にせっかく組み込まれている素敵なところ、いわば萌えポイント、それが引き出されてないというか。

たぶん、おゆき先生ご推薦の「分解練習」で改善できるところもある…と信じて…

この録音を「今の相場(起点)」として、残り一か月ちょっと、色気を磨こう。

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速く弾くには早く準備を

2021年02月15日 | ピアノ
それで、私がこれまであまり挑戦してこなかった「速い」系の曲をどうやって練習したら弾けるのか…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←練習法はわかった。あとは練習するだけ(!)

まず重要なのは「早いスタンバイ」


この三小節目の頭の左手を見ますと、それまでとは大きく離れて下のほうの「ドソ」に行かなければなりませんが、
なのでその前の「ラシ」を早めに切り上げてさっと目的地直上にスタンバイ。

「ドソ」を弾いたら、また次は1オクターブ上に飛ぶのでこれまた早めに切り上げてしゅっと動いてスタンバイ。

そして「ドソ」を弾いたら、右が「ドソ」を弾くのを待たずにまたさらに上の「ドソ」にスタンバイ。

とにかく、何か弾き終わるときにその音を弾きつつそれ自体を次の音へ移動する予備動作とするような。

速い曲をゆっくり練習しているときは、別にそんな早く、前もって準備しなくても弾けるわけですが、
ゆっくり練習のときから、というかせっかくゆっくり練習するのでそのうちに、というか、
速く弾くときの動作を早いうちから練習する

指使いや、動きを考えるときも、もちろんゆっくり練習するんだけど(そうでなくちゃ考える暇がない)、
速くなったときに使える指使いや動きを組み立てる。

そうやって、速く弾くためのゆっくり練習…

速く弾くときに必要な指使い、動きで、早い準備をしつつ弾く。

それがまずは重要で…

それから、そうやって組み立てた動きが、ちゃんと体に入ってこないと実際には速く弾けないわけなんで、
「練習は必要ですよ」とクギを差すおゆき先生でした。まる。

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アンダンテ・ウィルス蔓延

2021年02月14日 | ピアノ
おゆき先生レッスンでは、ちょこっとグリーグ/ホルベアの時代から「前奏曲」も見てもらいました。

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といっても、まだほとんど弾いてないので「どう練習すればいいか」聞いただけですけども…

おゆき先生「なんでこの曲なの?」
私「今年の目標は、『速い曲を嫌がらない』ですからね~(どやっ)」
おゆき先生「それにしてもほかにあるでしょうに…グラドス・アド・パルナッスム博士とか」
私「えっ、あれのほうが簡単ですか?」
おゆき先生「『手に収まる』幅かどうかが鍵なんですよ」

なるほど、私はついつい聞いた感じの「速さ」で判断していましたが、似たようなテンポでタカタカいくにしてもその音形がお手頃サイズなのかびろーん(スクリャービンOp11-11とか…)なのかで全然違うわけですね。そりゃそうだ。

まぁおゆき先生の言うことはわかったんですけど、とりあえずグラドス・アド・パルナッスム博士は特に「今生のうちにどうしても弾きたい」欲を感じてないので、やっぱりグリーグで行きます。

おゆき先生が言うには、「アンダンテ・ウィルスが蔓延して困っている」と…なぬっ

つまり、私が
「これからの人生、今が一番若いんだから、
今生のうちにどうしても弾きたいと思う曲は、どんどん手に当ててみるべし」
と言ったり書いたりしまくっているもんだから、

その気分が伝染してしまって、先生の仕事が増えた

みんなが好き勝手次々に持ってくる無謀曲を、いちいち先生も弾けるように準備したり、どうやったら弾けるか指導方法を考えたりしなきゃいけないですからね。

生徒がみんな、一本の規定ラインに沿ってハノンやツェルニーや古典ソナタでレッスンを受けていて
「はい、じゃこれマルね。次は何番やってきて」
こんな先生でよければ楽ですけどね。でも現状のほうが人生退屈しないそうです(^^)

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分解練習の良さを力説するおゆき先生

2021年02月13日 | ピアノ
今日はおゆき先生レッスンでした。「喜びの島」を見てもらって…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←懇切丁寧に説得されました

先生がメインでイイタイコトは「分解練習お奨め!!」だったように思います。最近わりといつもそうなんだけど。

単に「こういう練習するとうまくなるよ!」といっても「楽しくない練習はしないので」タイプの生徒だもんでこれまで度々華麗にスルーされてきたおゆき先生、だんだん具体的にお奨めポイントを解説するようになってきています。

声部ごとに分解して弾いてみると、構造が頭で理解できるというだけではなくて、
できるだけ完成形で使う指で弾いて歌ってみることによって、
手に、動きを教えることができる。
そして、その結果生まれた理想の響きを耳に教えることによって、
贅沢になってしまい(^^) やっぱりこう弾きたいなぁと思うようになる。

つまり、「一日に一か所、1~2回でも」と、5分どころか1分集中で分解練習しても、多声部の歌い方が技術として徐々に身についてくるだけでなく、耳が贅沢になる効果でもって全体にじわり底上げされてくる。

レッスンの中でも、ほんのちょっとの個所を取り出して


上弾いて~
中弾いて~
下弾いて~
…合わせてほら。

これ、楽しい練習だよね?

そうなんです、私も最近はずいぶん説得されてきて、たとえばチャイコフスキーの「秋の歌」を弾いたときには、けっこう分解練習したんです。というか、ただ(素敵でなく)弾くだけだったらそんなに練習しなくても弾ける曲だったので、部分的にややこしいところに注力できて、劇的な効果があったと思うんですよね。

でも、こんな無謀曲については…まぁ、どうせ「いい感じ」まで仕上げるの無理だよね、というのがあって、なんとかかんとか音を並べるところまでやったらそれ以上深入りしなくていいやとなんとなく思ってたんだけど。

…うーん。まだやれることはかなりあるようだ。

と思いました。

その他メモ:
・冒頭、フェルマータとかあってわかりにくいけど基本的な拍子感は必要
・ベース音が切れたら困るとこ、不用意に踏み替えない
・ラス前のページのffでは余力残して(強さより開放感)
・うねうね(16分音符)もっと静かに

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