クライブ・カッスラーの“ダーク・ピット”シリーズが大好きだ。もう随分前に始めて読んだ時、どの本を最初に読んだか忘れたが、非常に面白く病みつきになった。危機・危機・絶対絶命でドキドキし、またウイットなユーモアに笑いころげ、大人のカッコよさに恋心を募らせた。
この本もプロローグは過去の1035年ノルウェーのバイキングから始まる。このエピソードがこの物語のどこにはまるのか・・・。カッスラーはいつも過去の出来事から始まる。何十年前だったり、何百年まえだったり、何千年前だったり、その出来事が物語りに重要な位置をしめている。
今回の絶体絶命の危機は、いつもそうだけど映像的に本当にビックリ、ドキドキする。でも、彼らの戦いは腕力や武力ではない。圧倒的な戦力・財力・権力を持った悪に対して、正義感と知恵と工夫とユーモアで世界を(ちょっとオーバーか)守って行くのである。
今回の命がけの冒険の始まりは、まず満室の豪華客船の処女クルーズである。明け方の4時、全ての人が眠っている時、誰もいない階の豪華結婚式場が放火炎上する。あらゆる危機に対して万全の対応しているコンピューターを無力化し、脱出用のボート等も不能にし、消火するためのあらゆる手段も無力化される。20キロはなれた所にピットのNUMAの海洋調査船がいるだけ。地獄の業火さながらに燃え上がる豪華客船。さあ、どうやって彼らを救うのか、小さな調査船で。
次は仲間の海洋調査船をハイジャックされて、それを探し出し救い出すのもドキドキ。
マンハッタン上空でピットが子供達を乗せた29年製造のフォード三発機。それを銃撃する第一次大戦でのドイツ空軍の三葉機フォッカー。摩天楼を煙を吐きながら逃げ回るピット達の飛行機。圧倒的な不利な状況をどう切り抜けるか。
そして、700人が乗った海中観光遊覧船。深度165mの海中で遊覧している時に、テロに爆発され海底に沈んでしまうのである。脱出用ポッドも破壊され、外部への脱出用ハッチもつぶされ、絶体絶命。残された酸素も3・5日分しかない。生きる為に、知恵を絞って絞って搾り出す。
クライマックスは巨大LNGタンカー。ハドソン川を遡りロワ―マンハッタンに座礁させ、爆発炎上させるテロリストの計画をどう阻止するのか。
読み終わって、大満足した。映画なら3本くらいのクライマックスのパニックがある。だから、何回も映画化したいと、話があったがカッスラーは断り続けていた。「タイタニックを引き揚げろ」の映画のあまりの出来の悪さに絶対に映画化はNOと言って来たが、ここに来て「死のサハラを脱出せよ」が“サハラ”として上映された。見たいと思ったがいつの間にか終わっていた。今度ビデオを借りて見るつもり。
ピットシリーズ一覧表を見ていたら、まだ読んでない本があったので、今度本屋で買うつもり。
この本もプロローグは過去の1035年ノルウェーのバイキングから始まる。このエピソードがこの物語のどこにはまるのか・・・。カッスラーはいつも過去の出来事から始まる。何十年前だったり、何百年まえだったり、何千年前だったり、その出来事が物語りに重要な位置をしめている。
今回の絶体絶命の危機は、いつもそうだけど映像的に本当にビックリ、ドキドキする。でも、彼らの戦いは腕力や武力ではない。圧倒的な戦力・財力・権力を持った悪に対して、正義感と知恵と工夫とユーモアで世界を(ちょっとオーバーか)守って行くのである。
今回の命がけの冒険の始まりは、まず満室の豪華客船の処女クルーズである。明け方の4時、全ての人が眠っている時、誰もいない階の豪華結婚式場が放火炎上する。あらゆる危機に対して万全の対応しているコンピューターを無力化し、脱出用のボート等も不能にし、消火するためのあらゆる手段も無力化される。20キロはなれた所にピットのNUMAの海洋調査船がいるだけ。地獄の業火さながらに燃え上がる豪華客船。さあ、どうやって彼らを救うのか、小さな調査船で。
次は仲間の海洋調査船をハイジャックされて、それを探し出し救い出すのもドキドキ。
マンハッタン上空でピットが子供達を乗せた29年製造のフォード三発機。それを銃撃する第一次大戦でのドイツ空軍の三葉機フォッカー。摩天楼を煙を吐きながら逃げ回るピット達の飛行機。圧倒的な不利な状況をどう切り抜けるか。
そして、700人が乗った海中観光遊覧船。深度165mの海中で遊覧している時に、テロに爆発され海底に沈んでしまうのである。脱出用ポッドも破壊され、外部への脱出用ハッチもつぶされ、絶体絶命。残された酸素も3・5日分しかない。生きる為に、知恵を絞って絞って搾り出す。
クライマックスは巨大LNGタンカー。ハドソン川を遡りロワ―マンハッタンに座礁させ、爆発炎上させるテロリストの計画をどう阻止するのか。
読み終わって、大満足した。映画なら3本くらいのクライマックスのパニックがある。だから、何回も映画化したいと、話があったがカッスラーは断り続けていた。「タイタニックを引き揚げろ」の映画のあまりの出来の悪さに絶対に映画化はNOと言って来たが、ここに来て「死のサハラを脱出せよ」が“サハラ”として上映された。見たいと思ったがいつの間にか終わっていた。今度ビデオを借りて見るつもり。
ピットシリーズ一覧表を見ていたら、まだ読んでない本があったので、今度本屋で買うつもり。