ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

ナビスコ優勝の余韻

2009-11-06 19:26:52 | FC東京とサッカー
FC東京の選手達は、もう、日曜日のJリーグ、浦和戦に向けて練習を始めている。ずっと勝てていない浦和。今年も、絶対に勝利をと、埼スタへ向かった。でも、又も勝てなくて、無口で電車に乗った。

今度こそは、3点以上の完封で勝ちたい。ナビスコ王者としての貫録を見せつけたい。

そして、私自身は、まだ、ナビスコの余韻から抜け出せないでいる。

職場では「優勝、おめでとう!」と。息子や姉からも祝福の電話が。美容院に行けば、やっぱり「おめでとう!」と言われる。

今日も、仕事から帰る途中に知り合いに会い「おめでとう!」と言われ、しばらく立ち話をする。楽しくて楽しくて、言葉が途切れなく出て来る。相手に迷惑と思いながらも、どんなに楽しかったかを話し続けてしまった。

今日は、パートが2時に終わったので、帰ってから夫と決勝のビデオを見る事にした。

前夜祭を含め、決勝リーグの立ち上がりや、試合前の様子などを見ながら、結果が分かっているのに、ワクワクとキックオフの笛を待つ。

ゴール裏で夢中に応援しながら見ていたゲームを、今度は落ち着いて、でも、TVにかじりついて見る。

勝ったから言えるが、本当に素晴らしい、決勝戦にふさわしいゲームだったと思う。アナウンサーや解説者が、後半には東京寄りのコメントになっているのは可笑しかった。

後半に責められて危ない場面で「あっ!危ない!!」と叫んだり、ヨネちゃんや、梶山くん、ゴンちゃん達、東京の選手達をやたらに褒める。聞いていると、川崎の選手達の名前が余り出て来ない。可笑しかった。

しかし、あの川崎の攻撃を、落ち着いて防ぎきった東京の選手達は素晴らしい!!

ナビスコのお菓子と一緒に入っていた「Jの聖杯を賭けて YAMAZAKI NABISUKO CUP FINAL」の小冊子の中のコラムを読み返してみると、東京の事を言っているように思える。

「心乱れやすい決戦の掟」として上杉謙信の戦に必ず勝つ三つの要素が挙げられていた。

“天の時、地の利、人の和”

孟子曰く「天の時よりも地の利、地の利よりも人の和」。心乱れやすいファイナルだからこそ、鎖のごとき心の結びつきを得るチームが勝利を収めるだろうと結んでいる。

今だからこそ思えるのは、東京の選手、スタッフ、サポーターの方が、川崎よりも、心の結びつきが強かったのではないだろうか。

聞こえてくる諸々のエビソードが、それを物語っていると思う。この高みに登って来るまでの道々で、お互いへの心を思いやる涙が絆を深めて行ったのだろう。

そして、感動のドラマはまだ終わってはいないと、私は信じている。

まずは、浦和戦に勝利を!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする