ふみさんの日々雑感

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「片平楽農倶楽部」を見学

2009-11-24 11:20:46 | 南ちゃんと南山
“南ちゃん”の仲間とドイツの市民農園をモデルにして活動し、黒字運営している「片平楽農倶楽部」の収穫祭に行って来た。



日曜日とは違い暖かい日差しの中を経営者から話を聞いた。私達のこれからのヒントを見つけられるかと、お手伝いをさせていただいている農家のタケヒコさんも一緒に見学をした。

 

 

 



又、隅の方にりっぱな堆肥が作られていてた。手を入れてもサラサラしていて、中の方は熱く、そして、臭いは全然しない。



晩秋の畑のそばの残り花もパチリ。

 

 



帰りに喫茶店でタケヒコさんと南ちゃんの仲間と話し合う。都市農業を運営して行くのに色々な方法があるのだなと思う。

でも、私達には悠長な時間がない。今、皆で下草刈りをして、誰もが里山の素晴らしさに浸れるように再生しょうとしている“おとうさんの山”を、何とか開発から守りたいと思っている。

そして、先祖から続けて来た農業を、まだ若いタケヒコさんも続けて行きたいと意欲を持っているのに、今、難しい状態にいる。おじい様が亡くなられた時期が最悪だったのだ。

相続税で田中真紀子さんも、屋敷の一部を売られた。でも、屋敷とは違い、農家が農業を続けて行きたいというのに、その田畑や山を手放さなければならない法律とは何なのだろう。タケヒコさんは、「一番は家を残したい。その次に田畑を」と言う。

そういう話を聞いていると悲しくなって来る。これは私達にはどうしょうもない政治の問題なのだから。

今、稲城市が行っている南山大規模開発が終わり、一つの里山がりっぱな(?)住宅地になったら、それに続いている里山も開発されるかもとの噂も流れている。その前に、私達の“おとうさんの山”を里山として存続して行く為に何が出来るのだろう。

私達の代表が都庁に相談に行って、色々聞いて来た。都庁に緑地保全として買い取ってもらうにはちょっと面積が足らない。その前にもうその為のお金がないそうだ。

市に緑地保全として買い取ってもらう方法とかを聞いて来たので、私達もそれなりに勉強をしなければと思っている。

稲城の里山の素晴らしさをもっともっと広く知ってもらわなければならない。この間の作業日に作った広場でミニコンサートでも出来たらいいな。そういう広報は、タケヒコさんの元気塾やチームポンポコさんに任せて、私達は、まず、手入れのされていない場所の下草刈りをして、里山を再生して行かなければ。楽しみでもある。

帰りはタケヒコさんの車で送ってもらった。その時にタケヒコさんの家の色づいたモミジをパチリ。

 

 

もう、夕方だったのが残念だった。明るい太陽の下だったら、もっと色鮮やかに綺麗だっただろうな。

コメント
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