朝、目を覚ましたら、外は雨。昨日はあんなに天気がよかったのに。
練習は9時半からなので、それに間に合うようにバスでシーガイアへ向かった。
着いたときには、もう、選手達はウオーミングアップをしていた。まだ、見学者はいない。
浅利さんがいたので、しばらく、話をした。傘をさしかけたら、「僕はいいです。」 と。私と夫だけ傘をさして、浅利さんは雨に濡れている。
ナオくんとヨネくんが別メニューで走っていた。
もう一人、外人が(まだ、よく顔と名前が一致しない。多分、ロベルトセザーかな)目の前でコーチと別メニューだった。そして、終わって、違う方向に歩いて行くとき、こっちを見たので、手を振ったら、ニコニコと手を振り返してくれた。歩きながら、ずっとこっちを見ながらニコニコしているので、ちょっと、こっちがドキドキしちゃった。帽子を深くかぶりカッコいい!
女性の二人ずれがいつのまにか、そばで見ていたので、声をかけた。
「どちらから?」
「大分からです。初めて見に来ました。FC東京が来ているので、どうしても見たくて。」
こっちの人なのに、東京のファンなんだと思っていたら、大分トリニータのサポーターだという。高松が東京に行ったし、前田がいたし、ホベルトもいるしという事で。
「東京の選手は知っている人が一杯いるし、みんなカッコいいですね。それに、さっき、選手が手と振り返してくれましたよね。大分の選手なんて、しませんよ。雰囲気悪いし、練習の時でも、すぐに選手同士でケンカするし。練習も全然、違う」
「どう違うのかしら?」
「ウチの選手は走らない。前田なんて、全然走らないから、東京でも出番がなかったですよね。」
「そうね。ちょっと合わなかったような…。」
「高松だって、走らないですよ。東京で必要なのかしら。」
「ウチは、走らないと使ってくれないですよ」
大分の女性は、ずっと大分のサポーターで練習もしょっちゅう見に行っていたらしい。でも、最近の大分には失望していて、もう、見限りたいと、大分の為には一円も使いたくないと、クラブにも選手にも相当怒っていた。
「来て良かった。東京はいいですね。ファンになりました。誰のファンですか?」
「私は、10番の梶山くんです。ユースからずっと応援しているので」
「あ、知らないな。10番だから、いい選手なんでしょう?」
「北京オリンピックでは10番をつけていたんですよ。」
「選手を覚えて、誰かのユニを作ろうかな」
すっかり、東京のファンになったようだ。冷たい冷たい雨が降っているのに、「寒い寒い」 と言いながらも、最後まで見ていた。
「今年は、東京は全国ツアーで、いままで東京を知らない人達を東京のファンにする為の一年だ、と私達は勝手に思って応援して行くつもり。」
「じゃ、ここで、二人ゲットですね」と、笑いあった。
「今度、一度、東京の試合に東京まで出てきて下さい。観光も兼ねて。一緒に応援しましょう。その時には連絡くださいね」 と、名刺を渡した。
コート半分での紅白戦に、彼女達、大喜びだった。午後も、又、来ると言っていた。
やっぱり、ナオくんが一番の人気だ。バスに乗る時には、サインや一緒の写真を求める人が一杯。
今日から練習に合流したコンちゃんは、記者達のインタビューを受けていた。
動き出したバスに手を振ると、選手達も振り替えしてくれた。そばにいた小さな子が、大喜びで手を振っていた。
宮崎のホテルを引き払い、鹿児島へバスで移動した。ほとんど寝ていて、鹿児島に着いたら、雨は降っていなかった。
明日は、一日、鹿児島観光をして、夜は、鹿児島に引越ししてしまった東京仲間と夜、食事をする予定だ。
練習は9時半からなので、それに間に合うようにバスでシーガイアへ向かった。
着いたときには、もう、選手達はウオーミングアップをしていた。まだ、見学者はいない。
浅利さんがいたので、しばらく、話をした。傘をさしかけたら、「僕はいいです。」 と。私と夫だけ傘をさして、浅利さんは雨に濡れている。
ナオくんとヨネくんが別メニューで走っていた。
もう一人、外人が(まだ、よく顔と名前が一致しない。多分、ロベルトセザーかな)目の前でコーチと別メニューだった。そして、終わって、違う方向に歩いて行くとき、こっちを見たので、手を振ったら、ニコニコと手を振り返してくれた。歩きながら、ずっとこっちを見ながらニコニコしているので、ちょっと、こっちがドキドキしちゃった。帽子を深くかぶりカッコいい!
女性の二人ずれがいつのまにか、そばで見ていたので、声をかけた。
「どちらから?」
「大分からです。初めて見に来ました。FC東京が来ているので、どうしても見たくて。」
こっちの人なのに、東京のファンなんだと思っていたら、大分トリニータのサポーターだという。高松が東京に行ったし、前田がいたし、ホベルトもいるしという事で。
「東京の選手は知っている人が一杯いるし、みんなカッコいいですね。それに、さっき、選手が手と振り返してくれましたよね。大分の選手なんて、しませんよ。雰囲気悪いし、練習の時でも、すぐに選手同士でケンカするし。練習も全然、違う」
「どう違うのかしら?」
「ウチの選手は走らない。前田なんて、全然走らないから、東京でも出番がなかったですよね。」
「そうね。ちょっと合わなかったような…。」
「高松だって、走らないですよ。東京で必要なのかしら。」
「ウチは、走らないと使ってくれないですよ」
大分の女性は、ずっと大分のサポーターで練習もしょっちゅう見に行っていたらしい。でも、最近の大分には失望していて、もう、見限りたいと、大分の為には一円も使いたくないと、クラブにも選手にも相当怒っていた。
「来て良かった。東京はいいですね。ファンになりました。誰のファンですか?」
「私は、10番の梶山くんです。ユースからずっと応援しているので」
「あ、知らないな。10番だから、いい選手なんでしょう?」
「北京オリンピックでは10番をつけていたんですよ。」
「選手を覚えて、誰かのユニを作ろうかな」
すっかり、東京のファンになったようだ。冷たい冷たい雨が降っているのに、「寒い寒い」 と言いながらも、最後まで見ていた。
「今年は、東京は全国ツアーで、いままで東京を知らない人達を東京のファンにする為の一年だ、と私達は勝手に思って応援して行くつもり。」
「じゃ、ここで、二人ゲットですね」と、笑いあった。
「今度、一度、東京の試合に東京まで出てきて下さい。観光も兼ねて。一緒に応援しましょう。その時には連絡くださいね」 と、名刺を渡した。
コート半分での紅白戦に、彼女達、大喜びだった。午後も、又、来ると言っていた。
やっぱり、ナオくんが一番の人気だ。バスに乗る時には、サインや一緒の写真を求める人が一杯。
今日から練習に合流したコンちゃんは、記者達のインタビューを受けていた。
動き出したバスに手を振ると、選手達も振り替えしてくれた。そばにいた小さな子が、大喜びで手を振っていた。
宮崎のホテルを引き払い、鹿児島へバスで移動した。ほとんど寝ていて、鹿児島に着いたら、雨は降っていなかった。
明日は、一日、鹿児島観光をして、夜は、鹿児島に引越ししてしまった東京仲間と夜、食事をする予定だ。