ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

昨日の“南ちゃん”

2014-01-29 16:53:16 | 南ちゃんと南山
今日も天気がいいな、と思いながら外に出た。

フッと見ると、道路の反対側の歩道を、じゅんさんがユックリと自転車で、あれ、何処に行くんだろう。

山に行くのなら、今、通り過ぎた所で曲がらないといけないのに。ホイップで私達の為にケーキを買ってくれるのかしら、と思いながら私は、じゅんさんが曲がらなかった道を山の方へと歩いて行った。

太陽がまぶしくて、毛糸の帽子ではなくてサンバイザーを被ってくれば良かったかなと、山道を登って行った。

後でじゅんさんに聞いたら、曲がる所をうっかりと通り過ぎてしまったとの事、そろそろ春かな…。

畑に着いたら、まだ誰も来ていないので、畑の中の野菜達を順番に見ていたら、「おはようー」 の声。

もみじさんが歩きながら、何か言ったが、「眩しい」 の所しか聞こえなかった。

「本当に、太陽がまぶしいね」 と言いながら、もみじさんんの所に行った。

もみじさんが、「逆光で写真が良く撮れない」 と言いながら畑の向こうにカメラを向けている。

フッと、そっちを見てビックリ!!

「ええっ!! 木が全部無くなっている!!」 と私。





もみじさんもビックリして
「さっき、木が無くなって、太陽がまぶしいね、と言ったじゃない。だって、すぐ分かるのに、どうして気が付かなかったの」
「だって、太陽が眩しかったから、下向いて歩いていてそっちは見なかったし」
「だって、見なくてもすぐ気がつくじゃない。アンさんは、いつも見たくないものは見ないものね」
「そうなのよ。見たくないものは、目が見ても頭は認識しないし、イヤな事は聞いても流して行くし」
「アンさんて、発想が可笑しくて、いつも笑わせてくれるよね」

と、二人で大笑いしていたら、ふうさんとさつきさんが、「何大笑いしているのよ。私達は、林が無くなって悲しんでいるのに」と言いながら来た。

もみじさんが、「実は…」 と訳を話して皆で大笑いした。

「誰だって、畑に入って来たら気が付くよ。アンさんだけだね」 と、皆で笑った。

悲しいかな、この間まであった林の木々が、一本残らず切り倒されている。いつかは、切られて整地されて、家々が建つのは分かっていたが、現実に見せられると悲しい。だから、無意識に見ないようにしていたのか。

さっさと道具を持って一の森に行った。

この間の続きに、道との境の垣根を作る為に、竹を一本切り出しに行った。



運びやすいように三等分して、よいしょよいしょと一の森に運んだ。

一の森の上の方に、ヒジリくんの団体が、富士山の方を見ながら話している。

「こんにちは」 と言いながら、その前を横切ったら、持っていた竹の葉を踏んで、転んでしまった。

「大丈夫ですか?」 とヒジリくん。
「大丈夫です」 と私。別に、笑いを取るつもりではないけど…。

何か、私って、ちょっとおっちょこちょいの所があるみたい。ちょっとじゃないよ、と娘達には言われるけど。

垣根にする篠笹を運んだり、密集している篠笹を少し刈りこんだり、枯れて倒れ込んだ篠笹を整理したりと、夢中で作業しているうちに、アッと気が付いて、

「お腹すいたよー。」 と時計を見たら12時を過ぎている。

「12時過ぎているよ、お昼にしょう」 
「いつ、アンさんが言いだすかと待っていたよ」 と仲間達。

そうなのだ。いつも私が、「お腹すいたから、お昼だね」 と。

昨日は、富士山がずっとボンヤリと見えていた。お昼頃には雲が出て見えなくなるかなと思ったが、風が強かったからか、薄く浮かんでいた。



お昼を食べて、私とふうさんは帰る事にした。

布団を干してきたが、あまりにも風が強くて心配なので帰る事にした。

ふうさんと、帰りに畑の向こうの丸裸になった場所に行ってみようと、そっちに回ってみた。

丸裸になった場所の向こうで、以前私達は畑を借りて野菜を作っていた。今、そこは、見上げる程に盛り土の壁になっていて、家を作るのだろう雛段が作られている。



私達の畑は、両方を山に囲まれた谷になっていた。私達でさえも、そこで畑をしていたなんて、もう想像できない。

丸裸の山から、私達の畑とクヌギ林をパチリ。



山を降りて家に着いたら、そんなに風は吹いていない。

あらあら、山の上はあんなに風が強かったのに。もうちょっと、山で遊びたかったな。



コメント
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