art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

養老渓谷経由で

2009-12-07 10:17:23 | etc. ~いろいろと~
土曜日は養老渓谷経由で勝浦に行った。

20年近く前、こどもたちと一緒に行った養老渓谷。
たぶん夏だった。
川の水は濁っていて、
岩のくぼみには白いデコレーションケーキのようなものがクルクル回っている。
なぁに~?と近づくと、
それはあぶくがデコレーションケーキ状に塊りとなって回っていたのでした。
それ以来養老渓谷のイメージはこのあぶくケーキしかなくて遠ざかっていた。

最近、養老渓谷をテレビで観て、
美しく様変わりした様子がよ~くわかった。
12月の初旬まで紅葉がきれいに見られるとのことで
じゃあ勝浦に行くついでに行こうと行ったのでした。

かの有名な粟又の滝、


昇龍の滝


など川の両岸にはさまざまな滝があり、
もちろん紅葉もとても見事で、
グリーンから赤へのグラデーションを楽しめた。


大本命の子宝もみじはもうすでに散っていて残念だったけれども、
近くにあった大きな紅葉の木が2本。
枝を川面に張り出し、それはそれは立派な姿だった。

予報では午後から雨でちょうど雨がぽつぽつ来た頃、車に戻り勝浦へ。

勝浦に着くとまだ雨はそれほどでもなく。
でも家の掃除をしている間に本降りになり、夜は雷も鳴って大変な雨になってしまった。
最近の土日はどちらかが雨で、
逆に家の中でまったりできる。

朝、家で作ったカレーを持ってくるのを忘れ、
急きょレトルトカレー。
結局どっちにしろカレーなのね。。
せめてかわいく飾ってあげようと、
ごはんとトマトサラダにはピンクペッパーを振ってみた。


トマトサラダ、レタスとダイコン、コーン、いり卵のサラダ。
ワインは先々週開けていたマルサネ。
よくぞおいしく残っていてくれたね。
ブル赤独特の甘さがあり酸味もほどほどでおいしかった。

モヒート

2009-12-07 09:54:10 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
先週、友人と行った店でこんなカクテルを飲んだ。
"モヒート"。
友人お勧めでわたしにとっては初めてのカクテル。
ラムベースにカンキツ系のジュース、
グラスの縁にカットされたライム、グラスの中にはミントの葉も。
強いお酒ラムのイメージはなく、さっぱりととてもおいしかった。
気持ちがゆるゆる溶けてゆく感じがした。

カクテルの鮮明な思い出は…。
新婚旅行先のロサンゼルスで、
当時現地に住んでいた友人とその彼と一緒に連れて行ってもらった、
海辺のレストラン『レッドシャンハイ』。
今でもその名前がカッコよくて覚えてる。
そこで飲んだマルガリータ。

マルガリータをチョイスした背景は今となっては覚えてないのだけど、
ロサンゼルスという地でメキシコに近いからかなぁ、
今思えばシチュエーション的にピッタリ。
テキーラベースにレモンジュース、グラスの縁にまぶされた塩。

今でもマルガリータを飲むたびにこの海辺のレストランを思い出す。
まだあるのかなぁ?

好きな料理研究家の行正り香さんのご本『カクテルはいかが?』。

たくさんの料理本を出版されていて、
でもただの料理本ではなく、
ワインのチョイスの方法とか飲むシチュエーション(音楽、キャンドル使い)とか、
その背景も含めて楽しめる。
そして何よりも料理に添えて綴られたエッセイが胸を打ち元気をもらえる方。

この本はその中の一冊で、、
でもカクテルをわざわざ家で作るという
大人のゆとりがなかなかなくて眺めて終わっていた。

モヒートのページをあらためて開いてみた。
ホワイトラム+ライムジュース+シロップ+炭酸水+ミントの葉
うちでも作れそう。
ベランダにはミントが茂っているし。

冬の夜、あたたかい部屋の中で、
きりっとさっぱりこんなお酒を飲むのもいいな!